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はっきり言っておく、ユーロ規制とは乗り物に関する規制であると。

蒸気自動車と電気自動車が並走している様子を背景にしたタイトル画像(筆者によるAI作成画)

『蒸気自動車かっこいい』

 

ユーロ規制:清き車を求める旅路

ある時から大地は排ガスにまみれ、人々はその害に苦しむことなった。

はっきり言っておく、何を隠そう私も公害由来の喘息発作を患い産まれし民である。

しかし、災難から逃れるために知恵者たちが集い、車という鉄の馬から排出される毒物を減らす法を定めた。

それがユーロ規制と呼ばれる鉄の掟である。

ユーロ規制は、まるでモーゼが神から十戒を授かったように、段階的に厳しさを増してきた。

その歴史をざっくり言っておく。

ユーロ1からユーロ7までの概要

ユーロ1 (1992年施行)

  • 対象:ガソリン車
  • 規制内容:CO、HC、NOxの排出量を規制
  • 主な目的:酸性雨や光化学スモッグの原因となる物質の排出削減

ユーロ2 (1996年施行)

  • 対象:ガソリン車、ディーゼル車
  • 規制内容:ユーロ1に加え、PM(煤塵)の排出量を規制
  • 主な目的:ディーゼル車からの煤塵による大気汚染対策

ユーロ3 (2000年施行)

  • 対象:ガソリン車、ディーゼル車
  • 規制内容:ユーロ2に加え、NOx、PMの排出量を更に強化
  • 主な目的:大気汚染対策の強化

ユーロ4 (2005年施行)

  • 対象:ガソリン車、ディーゼル車
  • 規制内容:ユーロ3に加え、ガソリン車から排出されるNMHC(非メタン炭化水素)の排出量を規制
  • 主な目的:大気汚染対策の強化、特にオゾン層破壊物質の排出削減

ユーロ5 (2009年施行)

  • 対象:ガソリン車、ディーゼル車
  • 規制内容:ユーロ4に加え、PMの排出量を更に強化、ガソリン車から排出されるPMの規制を追加
  • 主な目的:大気汚染対策の強化、特にディーゼル車からの煤塵による健康被害への対策

ユーロ6 (2014年施行)

  • 対象:ガソリン車、ディーゼル車
  • 規制内容:ユーロ5に加え、NOx、PMの排出量を更に強化、ガソリン車とディーゼル車における試験方法を統一
  • 主な目的:大気汚染対策の強化、特に実走行条件における排出ガス規制の強化

ユーロ7 (2025→2028年以降施行予定)

  • 対象:ガソリン車、ディーゼル車、プラグインハイブリッド車、電気自動車を含む全車両
  • 規制内容:ユーロ6に加え、CO2排出量、NOx、PM、非メタン炭化水素、黒煙、アンモニアなどの排出量を更に強化、実走行条件における排出ガス規制をより厳格化
  • 主な目的:大気汚染対策の強化、特に温室効果ガスの排出削減、実走行における排出ガス規制の強化

2サイクルエンジンが最初の犠牲者

2サイクルエンジンの規制強化は、国や地域によって時期が異なるが、主に以下の3つの段階で進められた。

1. 1990年代前半:規制導入

  • 欧州: 1992年にユーロ1規制が施行され、ガソリン車に対する規制が始まった。その後、ユーロ2(1996年)、ユーロ3(2000年)と規制が強化され、2サイクルエンジン搭載のオートバイは、2003年以降、新規車種として欧州市場で販売できなくなった。
  • 日本: 1998年に排出ガス規制が施行され、2サイクルエンジン搭載のオートバイは、2007年以降、新規車種としての国内市場での販売が困難となった。
  • 米国: 1995年にカリフォルニア州で規制が施行され、その後、連邦レベルでも規制が強化された。2004年以降は、2サイクルエンジン搭載のオフロード車の新規販売が禁止されている。

2. 2000年代後半:規制強化

  • 規制内容がさらに厳しくなり、2サイクルエンジンの排出ガス性能を大幅に向上させる技術が必要となる。
  • 多くのメーカーは、2サイクルエンジンの開発を断念し、4サイクルエンジンへの移行が進んだ。

3. 2010年代以降:規制対応技術の開発

  • それでも、2サイクルエンジンの利点(軽量、小型、高出力など)を活かしたいというニーズから、規制対応技術の開発が進められてきた。
  • 代表的な技術としては、直接噴射式ストライクポート掃気などがある。

補足

  • 近年では、電動化技術の進展もあり、2サイクルエンジンの市場規模は更に縮小傾向にある。
  • しかし、規制対応技術を搭載した2サイクルエンジンは、一部の分野で依然として使用されている。
  • 例えば、小型のオートバイや、農業機械、チェーンソーなど。

はっきり言っておく、2サイクルこそが最高のエンジンである。

乗り物は簡単に作られ、簡単に直せ、しっかりとその役目を果たせば良い。

この世のすべてが90cc未満の2サイクルエンジンだけであったとしても、何も困る事はない。それでも遥かに荷馬車よりも楽なのだから。

 

2ST機構の廃止はもはや他人事ではない

2サイクルエンジンは、その簡素な構造と軽快な走りで、多くのファンを虜にした。

しかし、2サイクルエンジンは、排ガス規制の強化という壁に直面し、次第にその勢いを失い、自動車や4サイクルエンジンの前に屈服していく。

そして、2サイクルエンジンに乗る人々は、自動車や4サイクルエンジンに乗る人々から嘲笑の対象となり、時代遅れとみなされるようになった。

 

時代は移り変わり、電気自動車が台頭する。

静粛性と環境性能で自動車や4サイクルエンジンを圧倒し、新たな時代の王者となった。

そして、かつて栄華を誇った自動車や4サイクルエンジンは、電気自動車に乗る人々から嘲笑の対象となり、時代遅れとみなされるようになっていく。

 

はっきり言っておく、栄枯盛衰は世の常であり、どのような技術も、永遠に栄光を維持することはできない。

電気自動車もまた、新たな技術革新の波が訪れた際に別の新しい乗り物に取って代わられる。

驕れる者は久しからず。常に謙虚な心で、未来を見据えよう。

 

タイヤも裁かれる日が訪れるだろう

人々は車にタイヤを装着し、地上を駆け巡った。しかし、そのタイヤは、環境への負荷という罪を犯していた。

ユーロ7という名の審判が下された。それは、自動車の排ガスだけでなく、タイヤの摩耗粉までも裁く厳格な審判である。

タイヤは、摩擦によって摩耗し、粉塵を撒き散らす。その粉塵は、大気汚染の原因となり、人々の健康を脅かす。

ユーロ7は、タイヤメーカーにこう告げた。

「汝らの作るタイヤは、摩耗粉を減らし、環境を汚染してはならぬ。」

タイヤメーカーたちは、苦悩している。

摩耗粉を減らすためには、タイヤの性能を犠牲にしなければならない。

はっきり言っておく、タイヤがタイヤでなくなれば雨や雪の日でなくとも横転する可能性があり、その結果、更に粉塵や大気汚染につながると

しかし、ユーロ7の審判に逆らうことはできない。

新たな技術の開発によって、摩耗粉を減らし、環境負荷を低減するタイヤが開発されている。

人々よ、耳を傾けよ。

ユーロ7は、自動車関連メーカーや自動車好きを苦しめるための単なる規制ではない。それは、環境と共生する未来への道標である。

タイヤメーカーたちは、新たな技術を駆使し、環境に優しいタイヤを開発し続けるだろう。

そして、人々は、ユーロ7の審判を乗り越え、より良い未来を築いていくに違いない。

しかし、ユーロ8ともなれば、いよいよ暴動の未来も見えている。

はっきり言っておく、日本においては日本の文化の為に国造りを行うべきであり、無理に欧州に賛同し続ける意味は全くもって無いと。

日本刀がなぜ海外で絶賛されているのかを考えばわかるだろう。

 

壊れぬ物を捨て、虚栄に溺れる愚か者たち

かつて、人々は物事を大切に使い、修理しながら長く使い続けていた。

まさに正史に残る古き良き時代である。

しかし、現代社会は、新たな技術開発と消費社会の拡大によって、その風習は失われつつある。

人々は、エコを理由に、まだ壊れていない物を捨て、新しい最新の物を購入するが、それは真のエコと言えるだろうか?

壊れた物を修理し、長く使い続けることこそ、環境負荷を減らす最善の方法であるとわかっていながらも、人々は虚栄心に取り憑かれ、新しい物に目がくらみ、壊れていない物を捨ててしまう。

人々は真の価値を見失い、虚栄に溺れている。

環境破壊は深刻化し、地球は悲鳴を上げている。それでも、人々は気づこうとはしない。

愚かな者たちよ、目を覚ませ!

壊れていない物を捨て、新しい物を購入することは、真のエコではなく、それは、虚栄心と浪費に過ぎない。

真のエコとは、物を大切にし、修理しながら長く使い続けることである。

はっきり言っておく、ケチで良いのだと。

まさに、仏陀は言っていた。

『糞掃衣と託鉢さえあればいい』と。

しかし、はっきり言っておく、我々はもう少しだけ贅沢させてください。

お願いします。後生ですから。

 

低所得者が行うべき温暖化対策

はっきり言っておく。

地球温暖化は、人類共通の課題であり、解決にはすべての人の協力が必要となる。

私のような低所得者とて、日常生活の中でできる地球温暖化対策はたくさんある。

以下に、いくつかの例を挙げておくが、いずれにしてもサイフにもエコである。

省エネ・節水

電気代の節約:こまめに電気を消したり、省エネ家電製品を使用したりすることで、電気代の節約ができます。

水道の節約:シャワー時間を短くしたり、節水シャワーヘッドを使用したりすることで、水道の節約ができます。

ガソリン代の節約:公共交通機関を利用したり、自転車に乗ったりすることで、ガソリン代の節約ができます。


食生活

地元産の食材を選ぶ:地元産の食材は、輸送距離が短いため、CO2排出量が少ない傾向があります。

肉類の消費量を減らす:肉類の生産には多くのエネルギーと水が必要となるため、消費量を減らすことで環境負荷を軽減できます。

食品ロスを減らす:食べ残しや賞味期限切れの食品を出さないようにすることで、食品ロスを減らすことができます。

その他

リサイクル・リユース:不要品はリサイクルやリユースすることで、資源の節約に貢献できます。

マイバッグ・マイボトルの持参:買い物袋やマイボトルを持参することで、プラスチックゴミの削減に貢献できます。

\スーパーで店員さんが入れてくれるから便利/

 

高所得者が行うべき温暖化対策

はっきり言っておく。

高所得者というのは低所得者が居るからこそ成り立っているという事実を忘れず、かつ、豊かな心を持っている貴族であるべきだと。

高所得者であれば、低所得者よりもさらに多くの選択肢を持ち、社会的な影響力も大きいため、より大きな貢献が期待できる。

以下、先ほどの低所得者の方向けに加えて、高所得者の方におすすめの地球温暖化対策をいくつか挙げておく。

 

投資・寄付

環境に優しい企業への投資:再生可能エネルギーや省エネ技術などの環境事業に投資することで、間接的に地球温暖化対策に貢献できます。

環境団体への寄付:環境問題に取り組む団体への寄付は、活動資金を支援し、地球温暖化対策の推進に貢献できます。

カーボンオフセット:排出するCO2量と同量のCO2削減に取り組むプロジェクトに投資することで、排出量のオフセットが可能です。

ライフスタイル

電気自動車やハイブリッド車の購入:ガソリン車よりもCO2排出量が少ない車に乗ることで、個人の排出量を削減できます。しかし、歴史的な価値のある自動車を所有しておくことを勧めます。

太陽光発電や蓄電池の導入:自宅で電力を発電・蓄電池することで、電力会社への依存度を減らし、CO2排出量を削減できます。

高級住宅への住み替え:高断熱・高気密性能の高い住宅に住むことで、エネルギー消費量を削減できます。

フライトの回数を減らす:飛行機は大きなCO2排出源であるため、フライトの回数を減らすことで個人の排出量を削減できます。

高級食材の消費量を減らす:高級食材の中には、輸送距離が長かったり、生産過程で多くのエネルギーを必要とするものがあるため、消費量を減らすことで環境負荷を軽減できます。

社会貢献

環境問題に関する啓蒙活動:自身の影響力を使って、環境問題に関する情報を発信したり、啓蒙活動を行うことで、多くの人々の意識を高めることができます。

政治家への働きかけ:環境政策を推進する政治家を支持したり、政治家に対して働きかけることで、政策レベルでの地球温暖化対策を促進することができます。

企業への働きかけ:環境に配慮した事業活動を行うよう、企業に対して働きかけることで、企業の社会貢献を促すことができます。

高所得者ならではの視点

高所得者の方であれば、専門知識や資金力を活かして、より高度な地球温暖化対策に取り組むことも可能です。

例えば、以下のような取り組みが挙げられます。

新しい環境技術の開発・投資:革新的な環境技術の開発や投資は、地球温暖化対策の突破口となる可能性があります。

環境問題に関する研究への支援:環境問題に関する研究を支援することで、新たな知見や解決策の発見を促進することができます。

環境問題解決のための国際的な協調:国際的なネットワークを活用して、環境問題解決に向けた協調を推進することができます。

 

執筆後記

はっきり言っておく。

はっきり言っておくと言いたいだけで書いた記事であると。

はっきり言っておくとは何かと言うと、「はっきり言っておく」は、神の子イエスが本当に聞いてほしいという思いを込めて語られた言葉で、ヨハネ5章24、25節に「はっきり言っておく。死んだ者が神の子の声を聞く時が来る。今やその時である。その声を聞いた者は生きる」と記されています。

直訳すると「アーメン、アーメン、あなたがたに言う」という意味となるようですが、意味がわかりません。

しかし、はっきり言っておく。

筆者は特別どこかの宗教に属しているわけではなく、しいて言えば以前お伝えしたように閻魔信仰者*1であり、むしろ聖☆おにいさんの影響であると。

 

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