矢巾屋台村さんなり横丁 YAHABAR
〒028-3618 岩手県紫波郡矢巾町駅東1丁目1
矢巾駅から徒歩数十秒。
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矢巾屋台村さんなり横丁YAHABAR(ヤハバル)事務局
https://www.instagram.com/yahabar.yahaba_bar.yahabar/
今回の記事では、以前の当ブログ記事に登場した筆者のマブダチと巡った やきとり屋台びっく・葵 の2店舗の簡易レビューを行いつつ、ヤハバルの魅力を語ります!
結論から言うと圧倒的にオススメです。ヤハバル関係者の方は是非この記事を拡散しまくって広報として使い倒してください!
筆者がなぜここに来たのか?
新幹線はやぶさ&こまちに乗り仙台を通過し、盛岡に着く約30分前に遡る。
『そういえば、筆者のマブダチ「手ブラですいませんおじさん」が盛岡にいるとか富山にいるとか仙台にいるとか東京にいるとか、なんだか飛び回っててわけわからんってなこと言ってたな…よし、Lineしよう。』
彼と筆者の関係をざっくり説明すると、小中学校の9年間を同じ学校で過ごし、ミニバスケットボール部でボールを奪い合った仲だが、筆者は高校から関東に引っ越してしまったので、それ以降はほぼ会えずにいた唯一無二の親友である。
\エモい物語があるんだよ/
【盛岡に来た~】【え?俺いま矢巾にいるよ】
そう、前回の逆バージョンをやってみた結果である。
って事で、話を聞くとつい先日矢巾に戻ったらしい。いやまたしても奇跡の再会じゃんかよ!しかし、ヤツの仕事は岩手並びに日本を便利にする仕事で忙しいため、この日は遅くなってしまうとのこと。偉すぎるぜ…。
で、翌日の夕方17時に合流することに。
翌日昼ごろ、じんぎすかん あんべで席が開くのを待っていると着信が…。
どうやらかなり早めに仕事を終わらせてくれたらしい、が、しかし筆者は遠野に居て、まだジンギスカンを食べていない!さらには当ブログの遠野関連の記事を充実させるためにめがね橋やらマンホールカードやらをGETせねばならん!あ、順番が来た。
【ジンギスカンを堪能した時の様子はこちらです】
よし、遠野観光は来年のたのしみに残しておいて、生きてる親友に会うことが優先だ!真っ直ぐ矢巾へGO!
筆『うん、焼き鳥屋の開店は17時からだってよ』
奴『俺行った事なんだけどさ、つか今日休みじゃね?』
筆『てか店めっちゃ小さくて狭くね?』
奴『なんか食べ方とか注文にうるせぇ頑固爺だったらどうしよう』
両『その場合、バーカっつってすぐ退散しよう(笑)』
奴『あ、なんか人居るっぽい』
筆『ほんとだ、つかなんか開いたっぽい』
両『よっしゃ、行こう!』
やきとり屋台びっく
営業時間:17:00~22:00(不定休)
岩手を愛し岩手に愛された男が岩手県のこだわりを詰め込む本物の焼き鳥屋。鮮度の高い鳥肉は岩手の地鶏『南部どり』を惜しげもなく使用。南部どりは全国のスーパーで購入することができるが、チリ産・ブラジル産の倍ほどの価格。
店内は狭く小さいが、妙に居心地が良い。通常、焼き鳥と言うのは煙が充満し熱気がすごいので空間がたまらんのだけれども、ガンガンに冷えたクーラーが空間を適度に冷やし、クーラーの風で煙が分散することもさながら、焼台の真上にオーバースペックとも言えるほどの大型の排煙設備(換気ダクト)があるため、ニオイも少ない。この構造からもわかる『思いやり』である。狭い=悪だと思うのは単なるマヌケだ。実際、寒冷地では狭い方が正義なのです。人との距離さえもあったかいからね。
『マスター!ブログ用に写真撮らせてもらっていい?』『良いですよ!じゃちょっと煙が多くなる感じに演出しますね!』と霧吹きでジュー!優しすぎるでしょ。ねぇ!
このように、霧吹きでわざわざ煙を発生させないと煙がどんどん吸収されていくほどの換気能力があると言うことです。
なお、筆者もこの技を持っているのですが、筆者の場合はタレを水で薄めた物を網にシュっと振りかけると、醤油の良い匂いが周囲を漂い、焼き鳥を求めて人が集まるって言う小細工です。マスターも是非使ってくだせぇ。但し、網は焦げます。
さて、この日のメニューは、ねぎま、てばさき、なんこつ、つくね、はつ、レバー、すなぎもの7種類のみ。
ちまちま頼もうとしていた筆者にヤツはこういった『よし、全種行こう! ねぎま食べる人~!』『『『はーい!』』』 そう、写真には写っていないが筆者を遠野まで連れて行ってくれた人兼専属カメラマンもこの場にいるのであった。
なによりも、ヤツの機転は素晴らしい。しかし、相変わらず肝臓を気にしておりノンアル・ソフドリである。それでも全然楽しめると豪語できる彼は本当に優秀だ。お前のように有言実行できて思いやりのある人間こそが議員になれと、そう思った。筆者は酒を飲みまくる事とする。飲み屋で誰も酒を飲まんのもなんか違うからね、俺が三人分飲むぜ!ワッショーイ!
やきとりについてはマジでうるさいこのブログの筆者が唸ったこの軟骨。
これ、軟骨ですよ?こんなに身がガッツリとついた軟骨、見た事ある?すごいよもう、鮮度も高いし、身はもほぐれるように食べられる。ササミっぽい感じがしたので、おそらくヤゲン軟骨。関東じゃまず見る事ができません。最高かよ。
半生でも全然食べれるほどの鮮度の高さを誇る南部どりのレバー。臭みが全くなく、とけるように柔らかいため、レバーが苦手な人もレバーと気づかずに食べれると確信。モツ系が苦手な有志の者にこっそり食わせてみたら『なんかウマイのがあった』とのこと。さすがである。
東京・赤羽で食べたレバーを越えて現在暫定一位のレバーである。裏メニューでごま油ベースの特製たれをたっぷりかけて食べるレバーも頂いた。そちらも旨いので追加注文の際はオススメ。
『手ブラおじさん』ごちそうさまでした。この恩はやがて返すから待ってろよ!
葵
11:30~14:30(Lo.13:30)
17:00~23:00(Lo.22:30)
金・土・祝日前
17:00~24:00(Lo23:30)
定休日は水曜日のランチ&日曜日
あの~このブログ始まって以来初めて、筆者以外の人の顔にボカシをかけるのを忘れてしまったが、まぁ変態だし筆者の1つ下だから良いだろうって事でこのままいきます。
あとなんか、岩手弁で早口ラップを聞かされてんのかな?と思いましたが、ヒューマンビートボックスのスキルが圧倒的に低い筆者はビートを刻めませんでしたし、そんなことを考えてたので何を言ってたのかよく覚えていませんが、岩手では珍しい感じの見た目に反してかなり真面目にしっかりとした良い人だという事だけはしっかりとわかっています!
メニューのビールの欄にあった『葵』と言う謎のビール。店員さんに『これなに?』と聞くと『内緒です!当てて見て!ウフフ』とのことで注文。
『うちのメダカ、元気かな?』と一瞬思うほどの濃厚な緑色の液体。しかし泡は白い。
ちょいと一口。
『…甘い…』
ノンアルで酔える手ブラですいませんおじさんもさすがにこれには興味が湧いてしまったようで『ほんのちょっと一口くれ』との事『お!どうぞどうぞ!』まじでちょっとしか飲まなかったけど『俺わかっちゃったわー!』って事で、店員さんが注文を取りに来た際に『これさー※※※※※だよね?』『あ!正解です!』『え、POPの青いやつじゃないの?』『ブブー違います』『ちぇっ!』
筆者らはいつでも再現できるのですが、答えはお教えする事ができないので、この『葵色の甘いビール』を是非、飲みに行ってもらってそして楽しんでください!
で、正解者にはなんかないの?と聞くとマスターが名刺を持ってきました。
定型は守りつつも、自己主張の激しい名刺で我々も笑った。しかし、ふざけた名刺と言えばの筆者の名刺も負けてはおれん。作っておいて本当に良かったよ。うんうん。
\詳細はこちら/
やきとりで腹いっぱいだった筆者たちが注文したのは、どうやったらこうなるんだ?ってくらい綺麗な三角形の出汁巻たまごと、具沢山の揚げだし豆腐でした。
なんか写真が手ブレでひどすぎたので、マスターの更新の少ないインスタをどうぞ!
埋め込んだら長いんだが!知らん人の感謝の文章なんて読ませてごめんね!読者の人!せっかくだから旅気分を味わってくだせぇ。
ヤハバルの自販機がすごいぞ!
瓶ドンや宝永餃子・スイーツ類など、お土産屋で購入できそうなやや高めのラインナップの中にとんでもないものが混ざっていました。
筆者もいつか炙りやのレビューで食べようと思っていた 国技館やきとり です。
この国技館やきとりというのはその名の通り『両国国技館(相撲の土俵)』の地下にあるやきとり工場で作られている相撲観戦の名物弁当でJR東日本が運営する駅弁屋か公式通販でしか購入する事ができません。それがここにあるのがすごい。まぁ冷凍自販機価格だからちょっと高いけどね。とは言え、買いに行く手間と移動費を考えれば安いです。例えば筆者の場合、大宮駅の構内まで侵入しないと買えないので入場券が必要ですし、大宮に行くまでに往復で600円くらいかかります。そういう感じのちょっと購入が大変な代物なんですよ。国技館やきとりってのは…。うまいかどうかはわかりませんが、でも、やきとり屋台びっくの方がうまいと思いますよ。まず鮮度が違うし。
あ、すいません、本当にやきとりにうるさい男なんです。
執筆後記
東京で大きな仕事をこなした際、ガチガチに緊張して死ぬかと思うほどのプレゼンを行って解放された後、無性に筆者に会いたくなったと言っていた。その話を聞いてなぜか涙を浮かべた有志の者と、それが嬉しくて終始笑っている筆者。まぁ呼べばいつでも行くよ(笑)
次、いつ会えるかはわからないけど『手ブラですいませんおじさん』の為だけに移動するのも良いよなぁと思う筆者なのでした。
矢巾の 屋台横丁YAHABAR(ヤハバル)は、おそらくどのお店で何を食べてもうまいです。なんというか、特に関東や都市部から来た人はどのメニューを頼んでも感動するじゃないかな?と言う印象を受けました。筆者はたいてい何を食べても文句の1つ2つ出ちゃうんですが、ここでは何一つ文句がありません。価格、味、どちらも秀逸です。これに関してはもう、岩手は食に強いと断言できます。居酒屋系のチェーン店に行くならこういうお店に入った方が良いですよ。これも断言します。だから多分、岩手ではチェーン店があんまり進出できないんだろうなと感じました。安くて美味くて楽しくないと、外出なんかしたくないんですよ。スーパーの食材すらも鮮度が高いので。そういう風土だからこそ、岩手の飲食店は薄利多売とか利益優先だとかそういう「お金」に縛られず、本当に楽しみながら頑張っているんだと実感した次第です。オススメです。
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