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【30種類の口調例】 キャラクターに深みを与える口調のデザイン法

物語のキャラクターをイメージさせるタイトル画像(筆者によるAI作成画)

キャラと口調

 

物語のための個性を演出

キャラクターの口調がもたらす印象

口調には、単に言葉遣いだけでなく、そのキャラクターの持つ価値観や生き方、さらには感情表現までも反映されます。たとえば、古風な言い回しを好むキャラクターは、伝統的な背景や厳格な環境に育ったことを感じさせ、現代的なスラングを多用するキャラクターは自由でカジュアルな印象を与えます。

 

具体例を挙げると、行動が荒々しい不良なのに「ですます調」では、荒々しいというよりもどちらかというと「冷血漢」のような雰囲気になったりします。

例えば、ケンカのシーンで相手を殴る際のセリフを例に挙げると…

男「今からテメェを殴るぞ!わかったか!?」

男「今から貴方を殴ります!良いですか!?」

 

このように、口調は読者にキャラクターのバックグラウンドを瞬時に伝えられるため、口調の工夫によってキャラクターの存在感が増し、記憶に残りやすくなります。

30種類の口調例

1. 丁寧な口調
「お世話になっております」「どうぞよろしくお願いいたします」

2. くだけた口調
「よろしくね」「じゃあ、またね!」

3. 古風な口調
「拙者、〇〇と申す」「ござる」

4. 厳格な口調
「それは許されぬ」「心得ております」

5. 関西弁
「なんでやねん!」「おおきに!」

6. 若者言葉
「マジでヤバい!」「ウケる〜!」

7. フランクな口調
「まぁ、そんな感じ」「よっ、元気?」

8. 子どもっぽい口調
「あのね、きいて!」「やだやだ!」

9. 気取った口調
「わたくしには理解しかねます」「ごきげんよう」

10. 恐れ入る口調
「申し訳ございません」「ご迷惑をおかけいたします」

11. 甘えた口調
「お願い、助けて」「ちょっとだけ聞いて〜」

12. 軽快な口調
「まぁ、なんとかなるさ」「おっけー、任せて!」

13. 威圧的な口調
「黙って従え」「これ以上許さん!」

14. 謙遜した口調
「そんな、大したことありません」「恐縮です」

15. ぶっきらぼうな口調
「別にいいよ」「なんでもいい」

16. のんびりした口調
「まぁ、焦らずにいこう」「のんびりしてていいね」

17. 理屈っぽい口調
「それは論理的に考えると…」「つまり、こういうことだよ」

18. 神秘的な口調
「全ては運命に導かれている」「月の光が告げる」

19. 勇ましい口調
「この戦いに勝つのは我らだ!」「恐れるな、突き進め!」

20. 冷静な口調
「まず、状況を確認しよう」「落ち着いて行動しよう」

21. せっかちな口調
「早くしてよ!」「まだなの?」

22. ツンデレ口調
「別に好きじゃないんだから!」「勘違いしないでよね!」

23. ユーモラスな口調
「おっと、びっくりした!」「こんなこともあるもんだね」

24. 感動的な口調
「君の勇気に感謝する」「これは奇跡だ!」

25. 皮肉な口調
「たぶん素晴らしいアイデアなんだろうね」「ユニークで素晴らしい!」

26. 冷酷な口調
「情けは無用だ」「そんなこと、どうでもいい」

27. 詩的な口調
「風に舞う花のごとく」「夜空に輝く星よ」

28. 勉強熱心な口調
「それは興味深いです」「もっと知りたいです」

29. おおらかな口調
「なんとかなるって」「まぁ、いいじゃん」

30. 怖がりな口調
「ちょっと怖いよ…」「本当に大丈夫なの?」

 

口調による個性の差別化

物語には、多数のキャラクターが登場することが多いですよね。

小説のように文字だけの出演の場合は特に、全員が同じような口調では読者が混乱したり、キャラクターに対して単調な印象を持ったりしてしまいます。


【例として…】

「確かに、そうですね!仰る通りだと思います」

「そのように私も思いますよ」

 

対照的に、それぞれのキャラクターに独特の口調があれば、会話文を見ただけで誰が話しているのか分かりやすくなり、読者はキャラクターごとの違いを自然と把握できます。

 

【例として…】

「ああ!確かにお前の言う通りだ!」

「ね!?やっぱりそうでしょう!?」

 

このように、口調の変化は、見た目や行動以上に効果的な「内面的な個性」として、キャラクターの記憶に残るポイントになるのです。

文字だけの場合での例をご覧に入れましたが、漫画や演劇などの場合でも、インパクトのあるキャラ作りとして非常に効果的です。

効果的な口調の作り方

キャラクターの口調を決める際には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。

●キャラクターのバックグラウンドを反映

育った地域、時代、社会的階級などに基づいた口調を取り入れることで、より深みのあるキャラクターになります。方言などがわかりやすいですね。

【方言の例】

関西「ほんまやなぁ」

仙台「んだっちゃなぁ~」

 

●性格に基づいた言葉選び

例えば、控えめなキャラクターなら、丁寧で遠回しな表現を多用し、直情的なキャラクターなら、短くて断定的な言い方を多用するなど、性格を反映した言葉選びをすることで自然さが増します。

【相槌の例】

丁寧「確かに仰る通りですね」

ギャル「それな☆」

 

キャラクターの創造方法

ざっくりとですが、テンプレートを用意しました。

 

キャラクターテンプレート
名前:
年齢:
性別:
職業・役職:
出身地:
外見
身長・体重:
髪の色・髪型:
目の色:
服装の特徴:
体の特徴(例:傷跡、タトゥー、体格など):
性格
基本的な性格:
長所:
短所:
価値観・信念:
口調:
好きなもの・趣味:
嫌いなもの:
人間関係
家族構成:
親しい友人や仲間:
ライバルや敵:
恋愛関係・過去の恋愛:
その他の関係:
背景
過去の経験:
トラウマや大きな影響を与えた出来事:
目標・夢:
今抱えている悩みや問題:
特技:
苦手なこと:
その他の特徴
癖や習慣:
口癖:
日常の行動パターン:
持ち物や武器:
初対面の人に与える印象:
エピソード・逸話
思い出に残る出来事:
他キャラクターとのエピソード:
性格を表すエピソード:

能力・スキル:
戦闘スキル(該当する場合):
魔法・超能力(該当する場合):

 

テンプレートを埋めればキャラクターそのものが完成しますが、ざっくりと口調から考えるとなんとなくキャラクターが決まっていくことが多いです。

例えば「~でござる」と言う口調にしたい場合「おたく」か「さむらい」のどちらにしよう?などですね。

また、普段は大人しい口調なのにキレるとヤクザみたいになるというキャラの場合、なんとなくバックボーンも浮かんできますね。

キレると口調が変わるでふと思い出したのですが、ろくでなしブルースの前田太尊はマジギレしたら関西弁になるというキャラでした。


\読んでみらっちゃれらっちゃ/

 

執筆後記

ふと気になったと言うか、なんとなく口調例のメモを作りたいなぁと思って執筆を始めたのですが、書いてる内に自分でも「なるほど」と思いました。

一般的なよくあるキャラクターの例を用いりましたが、同級生とかを思い出すと、文字としての特徴はなくとも、彼らは彼らとして、やはり人間らしいその人だけの個性がありますね。特に、思春期の頃なんかは「口調由来で何者かになりきることで自分を演出」してる人が多かったようにも思います。

筆者はと言うと、ブログでの一人称は筆者ですが、普段だと「俺」を使用しますが「自分」と言うケースもあり、SNSでは「わし」を多用します。

筆者のように「ネットではこういうキャラでやってる」と言う人は多いようで、やはり口調というのは、自分を変えたい!と思う方にとっても有効な手段なのではないでしょうか?


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