まえおき
日々、誤字と脱字と誤用を見つけては、自分のふがいなさにまぁまぁ凹みます。あんなに見直したのになぁ…とため息がもれてしまいます。
私が、過去記事を育てているのは、そんな理由からです。
ようするに、検索サイトからキーワードを辿って読みに来てくれている方の為に、もっとわかりやすくて読みやすい記事にしよう!というのが根本的な理由になります。
当然、全く読まれていない記事もあるのですが、自分としては楽しんでもらえるように頑張って書いた記事なので、いつか誰かに読んでもらいたいから修正を行っています。
ちなみに今回の記事は[2023年の10月10日]にリライトを行いました。
この記事では、私が実際に過去記事をどのように修正し、どのような効果を上げているのかをお伝えしていきます。お時間のある方はお付き合いよろしくお願いします。
なお、忙しい方の為に内容を一言で書くと、『グーグルサーチコンソールの検索パフォーマンスを確認しながら表示回数の多い記事を優先的に修正した結果SEO対策にも効果がありました』です。
このブログを始めてすぐの頃は1日のアクセスが100に満たない状態でしたが、この記事をリライトしている2023年10月現在は1日のアクセスが700を突破しました。
アクセスの推移については【定例記事】にて毎月1日に報告しています。
過去記事をリライトする意味
ブログを運営していると新しい記事を書くことに集中しがちですが、過去に書いた記事を定期的に見直して修正することで、以下のようなメリットが実際にあります。
- SEO(検索エンジン最適化)の効果を高めることができる
- 読者の満足度や信頼度を向上させることができる
- 検索サイトにインデックスされてない記事もインデックスされやすくなる
それらの結果として、検索流入=アクセス数が増えると言う仕組みです。
私は、”過去の記事のリライト”ではなく【過去記事を育てる】という表現を使っていますが、かっこよく言えばアップデートやブラッシュアップとも言えますよね。
このような行為は”ブログ記事のリライト”と呼ばれ、多くのブロガーがひっそりと行いながらより良い記事を書くために切磋琢磨しているため、同じキーワードでの検索結果の上位が入れ替わるなどが頻繁に起こっています。
リライトすべき過去記事について
では、実際のところ、どういう記事を育てるべきか?
まず、検索されているのにクリック数の少ない記事は育てるべき記事です。
無限にあるキーワードの中からせっかく検索してもらえているのに内容を見てもらえないのは悲しいですよね。
原因はいくつもあると考えられますが、同じテーマの他の記事がリライトしたために自分の記事よりも上位に登ったと考える事もできますし、テーマが同じでもコンセプトが違ったという場合も考えられます。
前者の場合はともかく、後者の場合は”タイトルと概要”が読者にマッチしていない事が要因となるので、工夫をしなおす必要があります。
このように、何がいけないのか、何が足りないのか、あるいは、多すぎるのか、など、一筋縄ではいきませんが、何もしないなら何も変わらないままです。
私の場合の具体的なリライト方法としては、タイトルを見直し、内容を見直し、記事に足りない情報を加筆し、不要と思われる文面(利己的な余談など)を消去しています。
検索パフォーマンスを確認しましょう
※上記の例はアクセス数が全くなかった頃の検索クエリですが、おそらく、しゃりもにゅグミ(正しくはしゃりもにグミです)というキーワードが面白かったためキャプチャーしていました。本来ならば、こういう部分をもっと大きな数字の検索クエリを提示するなどすると恰好が着くのですが、面白かったのであえて残します。(2023年10月/追記)
実際の検索パフォーマンスの確認の方法は、Google Search Console → 検索パフォーマンスを確認すると、各種キーワードに対して表示された数とクリックされた数がわかります。
しかしそれには”事前に登録と設定が必要”ですので、事前準備の済んでない方は今すぐ行った方が良いです。
上記の画像のように、様々な悩みを抱えた人に対して私の記事が表示されている事がわかりましたので、このデータを元に該当してる記事を修正していくのですが、しかし、商品名としてはしゃりもにグミが正しいので、記事での表記をしゃりもにゅグミにする事はできません。しゃりもにゅグミで検索されたい場合には効果的ですが…。
でも、可愛いですね。
グーグルサーチコンソールとは
グーグルサーチコンソールとは、グーグル検索でのウェブサイトのパフォーマンスを分析できる無料のツールです。
このツールを使うと、検索順位や表示回数、クリック数、検索クエリ*1などが確認できるので、サイトの問題点や改善点も把握できます。
グーグルにインデックスされたURL(ページ)は他社の検索結果にも流用されているので、グーグルインデックスに登録される事が第一目標となります。
グーグルサーチコンソールはSEO対策にも必要不可欠です。
●グーグルの検索インデックスに登録される事●
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●インデックスに登録されていません - urakatahero”B”log
過去記事をリライトする際の3つのポイント
具体的にどのように過去の記事を修正すれば良いのでしょうか?
ここでは、私が実践している3つのポイントをご紹介します。
- 情報の正確性や最新性を確認する
- タイトルや見出し、画像などを工夫する
- 関連記事やCTA(コール・トゥ・アクション)を設置する
1.情報の正確性や最新性を確認する
誤字脱字や言葉の誤用のせいで記事の内容を筆者にとっては想定外な受取り方を読者にされてしまうケースがあります。
当然、それらを発見した場合は校正(正しく修正)する必要があります。
書いた日には気づかなくとも、数か月後に改めて読んでみたら『あれ?』と思うこともありますので、その都度直していきましょう。
また、記事の内容にもよりますが、例えば、話題にしていた商品の販売やサービスが終了してしまった場合は、それを伝えなければならないと私は考えています。
2.タイトルや見出し、画像などを工夫する
タイトルを変える事でアクセスが伸びる場合があります。
執筆時は良いタイトルだと思っていても、後々見返したらよくわからないタイトルだったり、内容がよくわからないなど違和感を感じた際に、より適切な表現に変更したり工夫しつつ修正をします。
SEO対策という側面であるならば、キーワードの選定をし直すことも大切です。
例えば、本記事は『過去記事さんを育てる方法』というタイトルで執筆していましたが『アクセスアップへの一本道~過去記事を育てるたった1つの方法[ブログのリライト]~』というタイトルに変更しました。
また、画像が適切なイメージではない場合があったり、写真のサイズが大きすぎたり小さすぎたりといったチグハグが目立つ場合は見た目のバランスを整えるのも大事です。
いずれにしても、読者さんに記事を楽しく読み進めてもらうために、追加・削除・修正をしています。
3.関連記事やCTAを設置する
過去記事の執筆時点では関連記事は存在していなかったけれど、編集時に関連している記事があれば、該当の記事のリンクを追加します。
その結果として、内部リンクが発生し、読者さんへの次に読んでもらえそうな記事へのアプローチができるため、SEO対策としてもプラスワンになりますし、読者さんの悩みの解決や新たな興味につながると考えています。
CTAとはCall To Action(コール トゥ アクション)の略で、「行動喚起」を意味します。
つまり、その記事を読んで『で?どうすりゃいいの?』を、うまく導けてない場合の補足を行えるなら行います。
当記事の場合は徹頭徹尾”リライトをした方が良い”という事で執筆しています。
リライトの結果としてアクセス数が増加する
私にとってはアクセス数がすべてではありませんが、頑張って書いた記事を読んでもらいたい気持ちは当然あります。
私にとってブログを育てると言う行為は、SEO対策でもありますが、私が読者さんに対して提示できる誠実さの表現の1つです。
”ユーザーファースト”である事を心がけ、手直しや修正を行ってブログ記事を育てる程、結果として質の高いブログ記事になっていきます。
質の良いブログ・質の高いブログ・有益なブログというのは、漠然としていてわかりにくいので、より具体的な詳細は以下の記事で記載していますので、お時間がある方は一読してくださると、嬉しいです。
さいごに
過去記事を育てる(リライト)には、ブロガーにとってメリットしかありません。
しいてデメリットをあげるならば、執筆時のライティングスキルの低さなどに向き合う事で、恥ずかしさを覚える事ですね。
是非、アクセスアップの為にも以下の2点を軸に今からリライトする事をオススメします。
- サーチコンソールから育てるべき記事を抜粋し修正
- アクセス数の見込めない記事は後回しにする
追記
これを書いている2023年10月10日は、アクセスがこれを執筆した当時とはくらべものにならない程になっているわけですが、なぜそうなったのかと考えると、【記事を定期的に書く】と【リライトを行っている】の2点を欠かさず行ってきたからだと結論づけました。
本来なら”URL”の変更は良くないとされていますが、私は割と”URL”の変更を行っていますが、当然、一時的にグーグルの検索インデックスからは外れてしまいますが、しばらくするとレベルアップして戻ってきますので、正しいURL(わかりやすいURL)にすることも大切だと感じています。
ですので、やはりリライトによる効果は大きいと実感しています。
アクセス数が少なくて悩んでる方は、ブログのリライトを行ってみてください。
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*1:検索クエリとは検索エンジンで入力した語句や文章・キーワードのことを言う