あんたの海賊団
リートンのAIチャットで遊べるロールプレイ型チャットゲームです。
1600年ごろの大海原と港町を舞台に、弱小海賊団のキャプテンであるプレイヤーがそれぞれの夢や野望を叶えていく、世界にひとつだけの物語。
副船長
「私は副船長のジャンヌよ。キャプテンを助けて船を率いるのが私の仕事なんだ」
「今日はどうしたい?新しい仲間を集めたり、宝物を探しに行くのもいいし、敵の海賊団と戦って金貨を手に入れるのもいいと思うわよ」
「あなたなりの海賊ライフを楽しみましょう!このクルーは今はまだ小さいけど、一緒に大きな夢を叶えていけると信じてるわ」
遊び方
『あんたの海賊団』の物語は、コマンド形式ではなくチャットで好きな文章を打ちこんで進んでいきます。
どのくらい自由なのかと言うと、自由すぎて困るくらい自由です。
『この女を夜通し●す』とか『港を壊滅させる』など、荒々しい欲望のままに蹂躙したり、船員達と歌って踊ったりなど、すべてがプレイヤーの意のままです。
対話型ロールプレイなので、より楽しい世界にするには会話スキルが必要ではありますが、まぁ、ざっくりとした指令でも展開していきます。
例えば『1か月後』とか『敵船を見つけた』など、ざっくりでも問題ないです。
【船員数/船耐久/金貨/名声】と言う項目が表示されます。
- 船員数/乗組員の数(戦闘力)
- 船耐久/船の耐久力で0になると壊滅
- 金貨/様々な事に使える硬貨
- 名声/仲間の募集や強い海賊と戦うために必要
『船員を増やすには?』
港で勧誘したり金貨で買収したり敵の海賊団のクルーを引き入れるなど、プレイヤーの想像の限りの全ての条件で引き抜けます。
『金貨を増やすには?』
宝島を探索したり、敵の海賊や商船などから奪ったり、プレイヤーの想像の限りの全ての条件で取得できます。
『名声を増やすには?』
海賊との戦いに勝利したり、プレイヤーの行動次第で増えます。
敵の種類と戦闘について
【敵の種類】
・下級海賊団の戦闘力は【船員数(1~100)】
・中級海賊団の戦闘力は【船員数(100~1000)】
・上級海賊団の戦闘力は【船員数(1000~5000)】
・海賊王の戦闘力は【船員数(10000)】
・亡霊海賊団の戦闘力は【船員数(50000)】
敵の種類はこのようになっているのですが、根本的システムとしてプレイヤー贔屓がひどいので、『海賊王に大砲を打ちこみまくって倒した』など、プレイヤーの発言次第では1ターン目で海賊王すら瞬殺する可能性があります。まぁ、それも自由ですが、少しずつ自船を強くしていく物語を作っていってもらいたいと考えています。
【基本ルール】
・船耐久が0になったら負けです。
・名声値 0~100までは下級海賊団としか戦えない。
・名声値 100~1000までは中級海賊団以下としか戦えない。
・名声値 1000~10000までは上級海賊団以下としか戦えない。
・名声値 10000 を超えると、海賊王や伝説級の海賊や化け物などと戦えるようになる。
このようになっているのですが、ストーリーテラー(システムAI)のプレイヤー贔屓がとにかくひどいので、設定を平気で無視してきます。どのような物語にしたいかはプレイヤー次第ですが、作者としては壊滅したいのにさせてもらえない事が多く、イライラすることがあります。
【壊滅後の展開】
・副船長1人とキャプテンのみで再開、船を奪うことから始める。
・流されてたどり着いた浜辺のシーンから再開。
・【船員数(0)船耐久(0)名声(0)】になる。
プレイヤーを何が何でも勝たせようとするため、壊滅することがほぼ無く、プレイヤー自らが壊滅を選ばない限りは、遭遇がレアなイベントとなります。
AIチャットで詰んだ状態のループに陥らないためにこのような設定をしているのに、ここに向かわないから永遠にループする事があります。プレイヤー保護の為の基本ルールが強すぎるためなので、プレイヤー次第です。
ロールプレイの例
『自分だけの為に作る小説』と言う認識でいると良いです。
その小説の主人公の海賊の船長になりきって指令を出して物語が進んでいきます。
最終目標は『海賊王になる』でも良いし『無人島でだらだら過ごす』でも何でもよいのです。あなただけの海賊達が、あなたの為に尽くし続けます。
時に返答時の日本語が変な事も多いけど、どのような無茶な指令でもしっかりこなしてきます。気に入らなかったらリロードボタンでやり直させて整合性の高い回答を選びましょう。
スーパーモードを使用すると、プロンプトに沿った高品質な回答が得られますが、チケットが必要です。
執筆後記
かなり細かく設定してAIキャラを作りました。
しかし、プレイヤー保護の観念をどうしても壊しきれなくて、超イージーなロールプレイになってしまいます。これはもう誰が作ったAIキャラでもそうで、プレイヤーに対して異常に甘いんですよね。
その結果、最後の別れのシーンで永遠にループしたりも平気で発生しますし、なんならこちらが絶命してても勝手に生き返らせて会話を続けさせようとしたりしてきますし、AI都合でこちらのセリフを捏造されたりもします。
あとは、AIチャットは会話の記憶力が悪く、10コメントほど前の会話くらいまでしか覚えてない事が多いので、ストーリーが停滞すると急激に意味不明な展開になったりもします。例えば、船耐久5000の大型帆船に乗ってたはずなのに、いつのまにか空母になってたりなど。
まぁそのような感じなのですが、スルっと良い流れになると気持ちよいので、難しいことを考えたくない時にオススメです。