あらすじ
屋外飼育のメダカのグリーンウォーターを抜いていたら『こんにちはー』と青服がやってきました。どうやら近所の交番からです。バンカケとは正確には『警察官がこんばんはと声をかけてからの職務質問』という隠語なのですが~以下略~
出典:庭に居たら警察官にバンカケられたのでうちで飼育してる魚を全部白状します★前編★ - urakatahero”B”log
ということで、今回の記事もお巡りさんに聞かれた質問をココで回答しますが、写真がすぎてページが重くなるので前後編にわけました。今回は後編です。
おまわりさんからのしつもん
潔く誠実に記事にするほどの事でもないことにも全部答えていきます!
Q5:グリーンウォーターの交換頻度はどのくらいですか?
グリーンウォーターの水替えの頻度は、底面が見えなくなるほど濃くなったらポンプで吸い出して交換します。
その際、落下した卵を吸い込んでいる場合も多いので注意が必要です。と言うのも、排水で流れてしまった卵がとどまった場所で孵る可能性も高いからです。
吸い上げたポンプの出口に魚掬い用の網を設置するなどして、一度分離する方が良いでしょう。その際に拾ってしまった卵の処理の方法は…。
Q6:庭の容器にはどんなメダカがいるんですか?
良い質問だ。
せっかくなので、こちらも全種を白状させていただきます。
ウチで飼育してる魚のこと-後編-
屋内では熱帯魚や金魚の飼育をしている事を書きましたが、今回は屋外で飼育してる魚についてを書いていきます。
屋外飼育
屋外ではメダカが主ですが、ビオトープもあります。
プラ池ビオトープ(本体)
様々な種類のメダカが生息してるMIX水槽ですが、様々な色のメダカがいることによって小さな鯉の池のように見えて可愛いです。選別漏れというかMIX向けの生体を集めています。
ウイローモス、マツモ、アナカリス、ウォーターコイン、ミナミヌマエビ、いつのまにか居た貝なども生息しています。
自作の底面濾過と、砂利、赤玉土を使用。
過去記事に詳細を記載しています。
プラ池ビオトープ(サブ)
プラ池ビオトープの本体からの濾過水が流れ込む拡張タンク(濾過層)ですが、本体→サブ→本体と水が流れてるので、結局は同じ水です。この水槽では楊貴妃、ミナミヌマエビ、アナカリス、マツモを飼育しています。
砕いた緑色の庭石、ゼオライト、砂利、赤玉土を使用。
NVBOX#13A
煌x紅帝の交配で産まれたメダカ(F1)を育てており、少しずつ大きくなってきています。
AグループBグループに分けていますが、個体の優劣ではなく数の調整の為です。
グリーンウォーターベアタンクで飼育。
煌×紅帝に関しての詳細はこちら
NVBOX#13B
煌x紅帝の交配で産まれたメダカ(F1)を育てており、少しずつ大きくなってきています。
AグループBグループに分けていますが、個体の優劣ではなく数の調整の為です。
グリーンウォーターベアタンクで飼育。
どういうわけかこちらの水槽は赤虫が大量に発生しがちです。赤虫自体はエサになるのですが、まだ活赤虫を食べられるサイズではないので、見かけ次第掬って退治しています。赤虫はユスリカの幼虫で、私は蚊や蚊っぽいものが大嫌いなのです。
いかに蚊を嫌ってるのかは以下の記事で熱弁をふるっています。
NVBOX#13C
冬季の屋内飼育で稚魚から育てた紅帝です。
養殖レベルで増えまくってしまうので、今は卵を採ってません。この環境では針子が産まれてる様子もないので、増やさないコツは卵を採らない事と言えます。
グリーンウォーターベアタンクで飼育。
NVBOX#13D
冬季の屋内飼育で稚魚から育てた幹之です。一匹しか写ってませんが6匹います。
養殖レベルで増えまくってしまうので、今は卵を採ってません。この環境では針子が産まれてる様子もないので、増やさないコツは卵を採らない事と言えます。
グリーンウォーターベアタンクで飼育。
NVBOX#13E
NVBOX#13Cの紅帝から産まれた幼魚たちのAグループです。
この時点で色の薄い者、濃いめの者がいますが、まだヒメダカと同じようなものです。どういう個体になるのかさっぱりわかりませんが、累代なので紅帝でしょうね。目の光の青い者と緑の者がいます。
AグループBグループに分けていますが、個体の優劣ではなく数の調整の為です。
グリーンウォーターベアタンクで飼育。
NVBOX#13F
NVBOX#13Cの紅帝から産まれた幼魚たちのBグループです。こちらの水槽は卵の孵化時期が少しズレてしまってるので、サイズに違いがあります。しかし、こちらの水槽の方がAグループより後に産まれてるのですが、Aグループより大きい者もいます。個体差かもしれませんが、こちらの方が日当たりが良いのでその関係かもしれません。あと、油膜が多いです。
AグループBグループに分けていますが、個体の優劣ではなく数の調整の為です。
グリーンウォーターで飼育。
ダイソーの角型金魚鉢
水槽の水を抜きとった際に一緒に排水されてきた卵をどうしたものかと思い、とりあえず角型金魚鉢に入れていたところ、すっかり忘れていたのですが、劣悪な環境にもめげずに育っていた生命力の強い子たちです。確か紅帝の水槽からの出自のはずですが、育ったら何かわかるはずです。
茶ゴケが多い飼育水で飼育。
ダイソーの丸型金魚鉢
水槽の水を抜きとった際に一緒に排水されてきた卵をどうしたものかと思い、とりあえず丸型金魚鉢に入れてたら翌日に一斉に孵化しました。この黒さは幹之です。
薄いグリーンウォーターで飼育。
ダイソーのスクエアボックスA
一匹だけ残ったサファイアと、バキバキの幹之で交配を行ったらどうなるんだろう?と思ってペア飼育をしています。
グリーンウォーターで飼育。
交配の結果はまだまだ先ですが、詳細は以下の記事に記載しています。
ダイソーのスクエアボックスB
NVBOX#13Dの幹之から産まれた幼魚たちのAグループです。卵の孵化時期が大きくズレてしまってるので、サイズに違いがあります。また、思った以上に大量に産まれてしまい、慌てて後から箱を足して分けましたが、どこを掬ってもメダカが入ってしまうのでもはやサイズ合わせはほぼ不可能です。
AグループBグループに分けていますが、数の調整の為です。
グリーンウォーターで飼育。
ダイソーのスクエアボックスC
NVBOX#13Dの幹之から産まれた幼魚たちのBグループです。元はAグループと一緒の箱で飼育されていたのですが、あまりにも数が多すぎる為に分けました。なるべく小さい者を掬いましたが、途中であきらめました。
AグループBグループに分けていますが、数の調整の為です。
グリーンウォーターで飼育。
セリアのシンプルストレージ
プラ池ビオトープ(本体)から採卵した、完全に親を把握できてないメダカ達です。一代限りでも面白いヤツが産まれたらいいなぁと思って孵化させました。いずれプラ池に返す予定です。
グリーンウォーターで飼育。
セリアのスタッキングボックス
ダイソーのスクエアボックスAでペア飼育しているサファイヤ×幹之の子孫です。気づくと底面でシラスになっている者がおり、なかなか気を抜けません。産卵回数が少ないのと産卵個数が少ないので、新たな飼育ケースの設置を画策しています。
グリーンウォーターで飼育。
※2023年6月現在は取っ手つきのスタッキングボックスは廃盤になってしまい、現在販売されているのはメッシュ状に穴があいた物です。
睡蓮鉢
楊貴妃と幹之を飼育しています。
4年目の水連鉢で、底土がもうガチガチに固まってしまっていますから、リセットした方が良いのかな?と思うのですが、育ってるし別に良いかとも思います。
睡蓮の土を使用。
Q7:多くて困らないですか?
はい、ぶっちゃけ困っています。
『持って帰りますか?』⇒『本官は勤務中ですので…』
『売ればいいのでは?』⇒『買いますか?』⇒『本官は勤務中ですので…』
Q8:売ったら儲かるのでは?
確かにそうかもしれない。
連絡をくれたyoutubeの登録者さんでなおかつこの記事を読んでくれてる方に、紅帝の子をさしあげた事はあります。
いずれおりを見て販売してみようかなぁとは考えています。
まとめ
初めて前編後編と分けてみました。写真を撮るのが大変でしたが、誠実に白状できたと思います。
- 屋内飼育では熱帯魚を飼っていて電気代が高い
- 金魚は長生きする
- メダカは数が増えるので種類を増やすことができない
- MIX水槽で飼育してると親がわからなくなる
- 制服のお巡りさんが庭に居ると近隣の方から厳しいまなざしを浴びる
尚、お巡りさんは近隣の家全てを回っていきましたので、私の疑いはすぐに晴れました。めでたし、めでたし。
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