茨城県の北海道に行って来た
噂のセコマへ初めて行ってきました。
セコマとは、北海道札幌市に本社を置くコンビニエンストストアチェーン・セイコーマートの略で、セイコーマートでしか買えないプライベートブランド「Secoma」が主力商品となっており、基本的には北海道に行かねばなりません。
しかし、どういうわけか茨城県(と埼玉の一部)にはセイコーマートが点在しており、本州でもSecoma商品を購入する事ができます。
筆者の持つ茨城県のコンビニのイメージは、セーブオンとココストアでしたが、どちらも撤退してしまったそうです。セイコーマートも見かけてはいましたが、しかし、それらのマイナーコンビニと同じように思っていました。
ところが、どうやら全く見当違いで、思ったよりもすごいコンビニでした。
今回の記事では、筆者が感じたセイコーマートのすばらしさを語ります。
SecomaのPB(リテールブランド)
おいしさ、品質、安全性、そしてお求めやすい価格にこだわった、セイコーマートが提案するオリジナル商品。
1995年に第一号のアイスクリームを発売してから、玉子や牛乳、豆腐などの日配品や飲料水、アルコール類などの日常の生活商品を中心に種類を増やしてきました。
引用元:リテールブランド | セイコーマート
セコマのカップ麺があまりにも売れていて、棚がスカスカになっているので災害でもあったのか?と思いました。撮影するにあたって許可取りをしつつ聞いてみると「爆買いしてった人がいた」とのことでした。たしかに、スーパーのカップ麺と同等の価格帯ですし、Secomaでしか買えないのだから、それも納得。転売でもされてるのかな?と聞いたら「すぐに補充しますね」とのことでしたので、いつでも購入することができるようです。
カップ麺のみならず、セイコーマートではPBブランドがとにかく充実しており、そのラインナップは「ソフトドリンク・即席めん・食品・牛乳・日配品・惣菜・麺類・お弁当・おにぎり・冷凍食品・ワイン・アルコール・パン・デザート・アイス・お菓子・珍味・日用品・その他」と、ものすごい品数で、見た事ないものばかりです。
残念ながら北海道限定のとうもろこしのアイスとうきびモナカは売っていませんでした。
Secomaのカードがお得!
「ペコマはお持ちですか?」「いえ、もってないです」「失礼しました」と言ってレジ打ちを開始…「え、ちょっとまって、それ欲しい!」って事で、ペコマを作っていただいたのですが、どうやら値引き対象の商品を持っていたようで、その瞬間から値引きをしてもらえました。セブンイレブンみたいにアプリを開いて値引きチケットを提示しなくても、ポイントカードさえ持っていれば自動的に値引きしてもらえるようです。
お、お得だ…。
Pecomaのメリット
- 入会費・年会費0円 店頭ですぐに発行してもらえました。
- 買い物でポイントをためて景品と交換できる!
- 会員だけの割引特典がある
物理的なカードは店頭での発行ですが、アプリもあります。
apple
Android
Secomaは北海道直送品
昨今のコンビニの総菜は軒並み値上がりしており、さらにはサイズも小さくなるなど不満がつのりがちですが、セイコーマートではスーパーと同等の価格帯でした。ありがたい…。どうせ安い米で中身もスカスカなんだろな…。
包丁で切るのがめんどくさくて、手で割ってしまって断面があまりきれいではない事をお詫びいたします。サーセン。
お米は東北人にも納得できるレベルで、具もたっぷり仕込まれていました。海苔がやや湿気を帯びていたのがちょっとマイナスですが、温めたらいいと思います。そういえば、「おにぎりあたためますか?」とは聞かれませんでした。
味付けはやや濃いめで、東北舌の筆者は懐かしさを覚えました。具体的に言えば「なまらうめぇ」と言いたいとこですが、筆者は仙台出身ですので「いきなしうめぇ」って感じですが、西側の人にはどうでしょう?濃いかもしれません。
原材料名の塩飯も気になりますが、それよりも札幌で製造されていることに驚きました。輸送コストを感じさせない価格なのに、北海道・札幌の味を食べる事ができます。
上京し、故郷の味を忘れてしまった北海道民はセイコーマートへ行くと良いですよ。いつでも気軽に北海道の味に触れられるのだから羨ましいったらないです。
なぜ茨城にセイコーマートがたくさんあるのか
2024年5月現在、なんと80店舗以上が営業しています。これは北海道に次ぐ第2の店舗数なんです!というよりも、北海道と茨城と埼玉にしかありません!
「なんでなの?」 という事で調べました。
茨城進出の背景
1980年代、地元の酒問屋とセイコーマートが手を組み、茨城県と埼玉県への進出が始まりました。当時はまだコンビニエンスストアがあまり普及しておらず、地域密着型の酒販店が中心となっていたのです。
セイコーマートは、酒販店の強みを活かして豊富な酒類を取り揃え、地元住民に親しまれる存在となりました。また、当時としては画期的だった店内調理のお弁当やイートインスペースも人気を集め、地域に密着したコンビニエンスストアとして定着していったのだそうです。
茨城に根付いた理由
北海道と茨城県は、一見すると全く異なる地域のように思えますよね。しかし、実は共通点も少なくありません。
- 土地が広い
- 人口密度の低い地域が多い
- 車社会である
- 味の好みが東北と同じ
これらの北海道と茨城県の共通点から、セイコーマートの店舗形態や商品ラインナップが茨城県のニーズに合致していたのです。なるほど。
執筆後記
というわけで、茨城県にある北海道へ行ってセコマのガラナを買ってきました。
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ちなみに、ウェルシアでもセコマのガラナサワーなどのアルコール類が買える店舗があったので薄く調べてたみたところ、業務提携を行っているようなので、もしかしたら、セコマ商品の品数が多いウェルシアも存在しているのかもしれません。
お近くのウェルシアでセコマ商品を探すのも楽しそうですね!
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