正月飾りをカスタムする
昭和・平成・令和と暦が変わっても、毎年変わらずに正月飾りを取り付けたがる母の元に産まれ育った筆者もやはり、正月飾りを毎年取り付けるのであった。
ただ一点、母との大きな違いとして、筆者はクリスマスより正月が好きで、その正月を好きな理由は”和な感じ・民芸品な感じでとても派手であること”です。
この民芸品みたいな感じが可愛くて捨てられない筆者は毎年正月飾りを分解して保存しており、翌年に流用しています。
近年では100均でもパーツの販売がされるようになり、民芸品活動が捗りますね。
という事で、ド派手な飾りを今年も作っていきます。
セリアで買って来た
はっきり言っておこう。
正月飾りを買わない人も多いなか、シンプルだとか派手だとかどうでも良いことだと。
しかし、それは好みの問題、趣味嗜好の領域なのである。
一般的な考えでの正月飾りとは、お正月を迎えるためだけに飾られる特別な飾りのことです。
お正月飾りは、お正月に家々を訪れる年神様をお迎えするための目印であり、神様に滞在していただくための「依り代」とされています。
門松・しめ飾り・鏡餅などが正月飾りと呼ばれていて、大晦日前に飾るものとされており、12月の13日~30日までに飾ります。
現代の日本ではクリスマスが終わってからクリスマスの飾りと交換するのが一般的です。
いつ飾っても良いとはいえ、禁忌とされる日もあります。
12月29日は「二重苦」12月31日は「一夜飾り」になるなど、縁起が悪いと言われている日もある為、避けましょう。そのような場合は、1月1日に飾り始めた方が気持ちがいいですよ。
セリアでカスタムパーツが売っている
以前はこのようなパーツ単体での購入は出来なかったので、このようなパーツを販売される時代になったことを喜んでいます。
「どこにどうつけたらいいのか?」と気になる人も多そうです。
確かに決まり事はあると思いますが、それとてそれっぽい根拠じみた事を誰かが言い出して浸透しただけに思います。
おせちみたいにね。なので、自由で良いんですよ。民芸品なんだから。
正月飾りは、縁起の良い松や竹などの素材が使われますが、プラスチックや紙なども多い為、気にする必要はありません。
そして、その多くが外国製ですから、もう何がなにやらわかりません。
ですので、何が悪いとか何が良いとか全く気にせずに「新年を迎えるんだ!」という気持ちでお飾りをするのが大切で、たとえそれが紙一枚だったとしても充分なのです。
ですので私は地方によって変わる風習よりも、自分の思う正月感を優先します。
ちなみに、ホームセンターで1300円くらいで購入できる物でもそれなりにパーツが着いていますし、もうちょっと高くなるともっと精巧なパーツがくっついてきますし、ベースのしめ縄も大きくなってきますね。
いずれにしてもしめ縄とは、年末から正月過ぎ数日間を飾り付ける為に購入し、その後は催事を行っていない地域ではゴミとして廃棄するので、つまり、捨てる為に買う雑貨…って思うと、なんだか虚無感があるじゃないですか。
ですから、コスパと言う点では、そもそもがコストにしかならない雑貨でパフォーマンスを期待するのはおかしなことですから、コスパで言えば最悪です。
とは言えども、ゲン担ぎ的な伝統的風習を後世に伝えたい大和魂を持った日本人たりえる筆者はこういう事をしています。
パーツの貯蓄
気に入ったパーツを剥がして取っておくだけで、翌年も使えます。
このしめ縄飾りと言うのは、豪華で派手であればあるほど良く、あるいは、品質の高い素材であればあるほど良いです。
考え方としては、熊手と同じですね。
ですので、こうやって保存しおいて翌年、付け足すなんてことをしていると年々豪華になっていきますよ。
基本的に素材は紙とプラスチックと針金くらいなので腐りませんから、保存して大丈夫。
でも、しめ縄本体だけは虫が湧きそうなので捨てています。
しめ縄のカスタム方法
気に入ったパーツをしめ縄の隙な位置にグルーガンで接着するだけなので簡単です。
売られているしめ縄飾りを外してみたらわかりますが、あれらもグルーガンのボンドで直に接着されています。
グルーガンはダイソーのグルーガンが安く、コスパが高いので良いのですが、その分コードが短いことや、安定感が悪くて立たせられずにボンドが垂れてしまいますので、金属製の灰皿などに立てかけると良いですよ。
執筆後記
やはり、派手にするのであればベースは1000円前後の物を使用しないと取り付けるポイントの少なくて微妙ですね。
来年はパーツも含め、そろそろ新調したいところです。
それでは皆さん、良いお年を。
今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」
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