あらすじ
『お、なんか高いジンジャーエール(280円)があるな』と、イオンでとりあえず買ったもののすっかり忘れていた筆者。
2024年の2月に製造が終了し、現在はセール価格で在庫限りが売られているようです。
TOPVALU CRAFT GINGERALE By19
Z世代をターゲットとした「クラフテル」というお酒とソフトドリンクの中間をねらった商品シリーズの第一弾として2023年09月に一部地域・一部店舗で発売を開始。
スパイスや果実を混ぜ合わせることで、ジュースでは味わえない複雑な味わいと香りが楽しめる飲料をめざしたとのことです。
んー、Z世代向けに作るのは良いけど、税抜350円/270mはちょっと…。
Z世代とは、1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代のことらしいです。
筆者のイメージでは「気に入ったエナドリだけを必死に飲みまくってる世代」って印象ですから、ジンジャーエールではコケると思います。
パッケージもなんでレトロ風味なのか意味わからんし。
「風味を存分に生かしたジンジャー好きのためのジンジャーエール」と書いてありますが、そんな昭和くさいキャッチコピーではなくて「ブラックライトで光るゲーミングジンジャーエール」とかにしたらよかったのかもしれませんね。知らんけど。
なんというか、Z世代向けじゃないですよねぇ。
味はZ世代向けなのかもしれません。
TOPVALU CRAFT GINGERALE By19のレビュー
筆者はガリが大好きなので、寿司屋に行けば必ずガリを食べています。
また、豚肉の生姜焼きも大好きで、追い生姜をしてしまうほどです。
ジンジャーエールも当然大好きですから、ジンジャーエールばっかり飲んでいます。
つまり、ジンジャー好きの筆者のためのジンジャーエールという事と受け止めました。
封を切ってグラスに注ぐとすりおろした生姜の香りとライムの香りが少ししました。
なるほど、濃いめのジンジャーエールですね。
炭酸は多くも少なくもなく、普通の炭酸度合といった印象です。
小粒と中粒が昇ってきていました。
味…。
うーん…一言で言えば苦甘い味です。
甘苦いのではなくて、苦いが先にくる苦甘いです。
炭酸は見た目よりも弱めで、変な甘さ・変な辛さ(カプサイシンっぽさ)があり、喉や身体が暖かくなるほどの生姜感や、ライムのような柑橘感もあります。
生姜感はたしかにしっかりとあるんですが、どちらかと言えば漢方っぽさがありました。
うまいかまずいかで言えば、飲めるほどですからまずくはないという感覚ですが、とは言え、うまい!とはちっとも言えないほどにうまくはないです。
価格も価格ですから、二度と買いません。
よくこの価格でコレを出したな…そりゃ半年で製造終了するわな…と、現実としてそれが答えですから仕方ないように思います。
ただまぁ、コンセプトと趣旨が全く合っていない大コケドリンクはなかなかないので、飲めて良かったなぁと感じています。
見かけたら是非、飲んでみてください。
執筆後記
ジンジャーエールというよりは、しょうが汁の炭酸割りでした。
割り物としては高すぎる価格で、そのわりにそんなにうまくないというコスパの低い商品ですから、難しいですね。
生姜汁が好きなZ世代の為のジンジャーエールという、すごく狭い層を狙った商品のようですから、製造終了は仕方ないのかなぁと感じます。
筆者がZ世代向けに商品を開発するのであれば、ゲーミングハイパーエナジーぽかぽかジンジャーエールとか言うわけのわからない名前で、ブラックライトで光るエメラルドグリーンのジンジャーエールにします。
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