こんにちは、ウラカタです。
私は、流行りの話題に便乗するのが苦手だし、感覚が世間と少しズレていると認識してる為、時事的な事には言及しにくいのですが、今回の吉野家の紅しょうが事件には思うことがあり、どうしても言いたい事があるので付き合ってください、お願いします。
- 事の発端はSNSから。
- 悪例としてのスシロー醤油事件
- スシローの醤油事件で炎上していた時の私のツイート
- 数日後、紅ショウガ事件が発生
- 私が紅ショウガを直で食う人を見たのは20年以上前
- これらの件の被害者はお店ではない
- 吉野家の牛丼はうまい
- 吉野家の今回の対応
- 性善説は崩壊しないが、性善説が通用しない者がいる
- まとめ
事の発端はSNSから。
事の発端はSNS。SNSは上手に使えば有名になれる反面、有名になるためにはなんでもするって人が増えてしまった。それはなぜかと言うと、承認欲求を満たすため。
一撃でもバズれば、それが迷惑だろうとなんだろうと、人に知られる事による利点が大きいのがSNS。助け船を出そうとする人が出てくるし、悪役として飛躍する事もできる。しかし、簡単に跨げるような壁を超えたところでその先には大きな壁がある。
まして、前科がついたり大きな請求が来ては、ピエロにすらなれない程に代償が大きい。ところが、その先にさえもチャンスが残っている。それもまた、SNSだ。
言い方を替えれば、壁越えの前借をしたようなもの。命を絶たない限り、人生は続き、やり直すチャンスがある、そうでなければならないとも思う。
いずれにしても何かを成すには身の丈よりも高い壁を超える必要がある。
私もフォロワーがたくさんほしい気持ちがある
私のyoutubeのチャンネル登録者は120人前後しかおらず、いつまでたっても自腹でやっていくしかないが、これが自分の壁。ここを自力で超えて次の壁に挑みたい。収益化条件の1000人までの壁が大きいけど、今1000人を超えたところで、1000人を楽しませる自信がない。自分に自信をつける事が前提で、それまでは修行の期間だと感じている。
良いコンテンツを作り、皆に喜んでもらいたい。このブログも同じ気持ちで運営しています。
悪例としてのスシロー醤油事件
スシローの醤油事件の時、世間はその愚劣な行為を行った者に焦点をあて公開処刑を続け、スシローを擁護する動きになった。
大きな話題があると有名人は『よっしゃそこ行って応援しよう』と勝手な広報をするから、さらに話題性を増す。得られる物は”アクセス数の増加”これが現代人の闇である。
そして、それにより便乗的に”アクセス数の増加”を狙い、ブログやSNSでは犯人のプライバシーを暴くなど、個人への攻撃が加熱していく。
多くの人の関心が、事件ではなく、人物になっているのだ。
特定の人物への暴言が当たり前になっていく事で、『言って良い』から『追い込んでいい』そして、『自分こそが正義』だと思い込み、私刑が拡大していく。
無責任な匿名コメンテーターやジャーナリスト気取りが量産されているのが現代。この記事を書いてる事で、私もその一旦になってしまっているのが現状だ。申し訳ない。
また、ここのところの一連がスシローが発端のように思われているが、バカッターと呼ばれる程、もっともっと前からSNS界隈では迷惑系炎上プレーヤーが続出しています。
その理由の多くは、人一倍強い程に強烈な承認欲求によるもの。
いずれの事件でも人物に焦点をあてており、やがて鎮火、そして新たなるプレーヤーが参戦、そんな状態です。
スシローの件に関しての私の意見としては、スシローのフェアがおとり広告であった事がバレた事件で、私自身がスシローに騙されていたと判明した事実があるので、スシローを手放しで擁護できません。しかし、スシローに行く事もやめません。
回転すしが好きである。
私は、スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司、がってん寿司、海鮮三崎港、銚子丸など、多くの回転すしへ行きますが、オススメは魚べいです。
魚べいはタッチパネルで注文してから握られて、特急レーンでその席へビューンとやってきます。また、10分置きほどの感覚で厨房で消毒を促しているのが聞こえる。
これはバイトテロの防止も兼ねていると感じた。
※バイトテロとは、アルバイト・従業員が職場で迷惑行為を行い、その様子をスマートフォンなどで撮影し、SNSや動画サイトに投稿して炎上する不祥事のこと。
スシローの醤油事件で炎上していた時の私のツイート
スシローの件はスシローだけではなくて、卓上に調味料やアイテムを置いてる全飲食店が被害者。
— うらかたヒロ (@UrakataHero) February 1, 2023
焼き肉屋のタレ。とんかつ屋のソース。ラーメン屋のラー油。ファミレスのカトラリー。ドリンクバーのコップも。
だから、このような件は『スシローかわいそー』では済まされないと思う。
このツイートで何が言いたかったのか
『スシローには行かない』『回転すし業界がヤバイ』とか、メディアやSNSが、スシロー、回転寿司、と騒ぎ立てる事に違和感を覚えましたので、私は、どうしてこういう事が起こるのか?という問題について考えました。
その結論として、この件は飲食店全体の問題であると同時に、SNSが抱える問題や、SNSを扱う人間の問題点が浮き彫りになったと感じました。
その行動を後押ししたのは概ねSNSのせいだろう、と思いますが、しかし、(このツイートでは牛丼屋と濁していますが)吉野家にてもくもくと紅しょうがを直箸で食べていた人を思い出したのです。
また、問題が発覚したから良かったとも思う反面、問題が発覚しなかったら何事もなくそのままだったということに恐怖を覚えました。
数日後、紅ショウガ事件が発生
このツイートの数日後、吉野家にて紅生姜の直箸事件が起こった。
吉野家の紅ショウガ、先日、昔見たと書いた直後でドン引き。
— うらかたヒロ (@UrakataHero) February 8, 2023
紅ショウガ事件の概要
この者に公開閲覧ができる場所で私が言える事
特にない。
この者に公開閲覧ができる場所以外で言える事
大量にある。
公開を控える理由
私如きの主観でしかない罵詈雑言に共感させたくない。
私が紅ショウガを直で食う人を見たのは20年以上前
風貌は普通のサラリーマン風のおっさん。もちろんSNSが活発ではない時代で、当たり前のようにそのままもくもくと食べていた。
吉野家は少なくとも20年はその問題を放置していた事になる。動画が拡散されない限り、見て見ぬフリをしていた、あるいは、知らなかったことになる。
なにを監視するための監視カメラなのか
なんのための監視カメラなのか。
動画が拡散されるまで事態を把握していなかったのならば、監視を怠った結果でもある。店さえも知らないまま、次に利用した人が腹を下しているのかもしれない。
このようなケースになった場合、その時点でお店がどういう対応をしたのかが一番の問題ではないかな。
これらの件の被害者はお店ではない
不利益を被り、多大な損害を受けたのはお店ではあるが、未然に防げなかった、あるいは防がなかったという点ではお店も加害者と言えるのではないか。というのも真の被害者は別にいるのだから、そう考えざるを得ない。
ハッキリとお店が加害者であるとは言えない程に曖昧な部分だけれど、明確に言えるのは、考えようによっては飲食店すべてが加害者にもなりえてしまう状態に陥っているということ。これの原因はリスクマネジメントが不十分なせいだと思う。
SNSがこのような方向へ発展し、迷惑行為や炎上商法が当たり前になってしまった現代だからこそ、想像による防止策は打てるはず。
その点、私が愛するロッキーババアはできうる限りのリスクマネジメントを行っていると言える。ちなみに、コロナウイルスや感染症予防対策として、店内での飲食も禁止している。是非、大手チェーン店も、孤軍奮闘するロッキーババアを見習ってほしい。
真の被害者
被害者は善良たる飲食店の利用者。
なぜなのかと言えば、迷惑者に限らず他人の唾液が汚いのは当然だし、虫歯の感染などにもつながる。最悪の場合、重大な感染症を引き起こす可能性がある。なぜそんなものを対価を支払い食べねばならんのか。その責任の所在はそういう事態に陥った時に裁判で決めればよいが、ともかく、その人の人生は変わってしまう。それが運命と言えばそうなのかもしれないが、それじゃあまりにも理不尽ではないか。
また、これで飲食店の利用を辞める者が増え、飲食店が破たんすると、我々は便利な外食ができなくなってしまう。
現代の我々の生活は飲食店に依存していて、飲食店の便利さから利用を躊躇えない背景もあるが、しかし、犯人は飲食店の経営者でもあるのだから、この事件の闇は深い。
逮捕された人
建築業の人(当時35歳)と、その友人で飲食店経営の人(当時34歳)が、威力業務妨害と器物損壊の疑いで逮捕された。
雑感
このような人物でも飲食店を経営できている事が相当ヤバい。
吉野家の牛丼はうまい
20年前、実際に紅ショウガを直箸で食い漁る人を目の当たりにし、超絶嫌悪した私だが、今に至ってもなお、紅ショウガを躊躇いつつも食べ続けている。
アレを思い出すと不快でしかないが、しかし、牛丼に溶き卵をのせ、醤油を数滴垂らし、紅ショウガを載せて、七味を振り、かっこむ。それがたまらなく美味い。
インスタグラマラスの、文章なんて、誰も読まないと、オジサン構文で、書き散らかしており、とても、オジサンは、とても、恥ずかしいよ、読者さんは、どうかい!?
吉野家の今回の対応
現時点では吉野家ホールディングスでの言及はないが、毎日新聞によると広報の担当者は「お客様に不快・不安な思いをさせ、外食全体の安全・安心が問われるニュースになったことは誠に遺憾。再び起きないことを切に願っています」とコメントしたとある。(毎日新聞による記事)
願うのではなく、起きない事を約束します と言ってほしい。犯人が悪いけれど、どこか他人のような言い方に違和感を覚える。また、このような事案は、その店舗だけで発生してるわけではなく、現代の流れでもなく、表にでないだけで過去に起きてる事なので、上層部はその店舗に制裁を加えるような事はしないでほしい。
あくまでも動画が本人の手によって拡散されたから判明した事件だと私は思います。
近所の吉野家に大きな動きがあった
先日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。
改装を行い、ドリンクバーを併設するようになったおしゃれな吉野家ですよ。
なんかカップルとかもいるし。デートで吉野家か。うらやましーな。
よーしオイラ牛鮭定食頼んじゃうぞー、キャーカッコイー!とか言ってるの。もう見てらんない。あのな、吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、横に座った奴だってそうだ。テーブルに埋め込まれた水滴だらけの冷蔵庫に入ってる1つだけしかないコールスローを巡って刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。もうこんなの吉野家じゃなくて『おしゃのや』だよ。
で、前に並んでる奴が、大盛ねぎだくギョクで、とか言ってるんです。
あのな、吉野家コピペなんて若いやつ知らないよ。
みんなこれ知ってんの?と問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
吉野家通の私から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、普通に食べたいものを食べてごちそう様でした!と去り際に放つ。これだね。
これをすると皆が幸せになれるという利点も伴うから、お薦めだ。
まあお前らド素人もド玄人もただの客なんだから、楽しい時間を過ごそうってこった。
って事で、20年数前の吉野家コピペをアレンジして、おしゃのやになった事を伝えました。(吉野家コピペとは)
おしゃのやでは、以下のような流れになっていました。
新しい吉野家(おしゃのや)での飲食の方法
- レジで注文する
- 会計を済ます
- 呼び出しベルを渡される
- 席を確保する
- 呼び出しベルが鳴る
- 受取に行く
- レジ向かいで調味料や紅ショウガを追加する
- お茶や冷水も忘れずに
- 席に戻って食う。
ようするに、大型スーパーにあるフードコートのようなシステムになっている。
我々が求めているのは、客と店員が、何事においても安心安全に、それぞれの役割を果たすことが出来る平和な世界なのだから、多少不便でも全然かまわない。
この方法で、きちんと監視・管理が出来るのであれば、現時点での正解だと思う。
しかと対応をしている吉野家には脱帽だ。悪口言ってすまんかった。
性善説は崩壊しないが、性善説が通用しない者がいる
私は性善説で生きているので、どんな人物であれ根本は悪い人ではないと思っている。どんな人でも話せばわかると思っているし、罪(事件)を憎んで人(犯人)を憎みたくないと思っている。ましてや、凶悪犯罪でない限りなおさらだ。
しかし、当たり前のように他人を罵り、当然の如く自分を上位と思う人間もいるのもまた事実だ。だから迷惑運転やイジメとかがなくならない。
一方で、我々のように「出来るだけ他人の迷惑になりたくない」と思い、暮らしている人たちは、なるべく人様の迷惑にならないように気を付けて生活をしてるので、自然と他の人もそうだと思い込んでるように思う。すると、思わぬところで事故にあう。
しかし、このような事件を見聞きすると、どこにでも”迷惑者”が居ると理解せざるを得ないので、知ったからには”そういう人も居るんだ”と、想像して生きねばならない。
公人すらもSNSの為に勝手に他人の顔面を晒し、勝手に公的な場で利用する時代だ。
まとめ
コトの良し悪しを判断するのは個々の考えによるが、善悪を判断するのは法廷。特定の個人を咎めるのではなく、こうすればよいのではないか?問題はどこか?などの、事件そのものを語らう方が精神衛生上良いと思います。
SNSが悪いわけではないし、インターネットが悪いわけではない。しかし、誤った方向へ進んでるのは確か。マスコミに感情が流されてるのかな?わからんけど。
なんにしたって、我々のような発信者についてまわるのが知名度。というのも、知名度の有無で発言の効力、金銭的な利益が大きく変わるのが現代、私もそうだけどあまりにも知名度がないので、大きな劣等感を感じる事がある。すると、見えてたものが見えなくなる時がある。それが一線と呼ばれるもの。それを正規のルートで超えると名声になるのだろうし、やり方を誤ると汚名になる。書いても書いても読んでもらえないの辛いよね。私も同じ。でも、これが我々の身の丈。自分なりに進みましょう。
以上、長文失礼しました。読んでくれてありがとう。私の言いたい事を言っただけですが、この記事があなたの何かになってくれればうれしいです。