こんにちは、ウラカタです。
今日は、様々な[○○活]があることを伝えたいと思います。○○の中には、自分の好きなことや興味のあることに没頭できる世界を短縮した言葉が入ります。
活とは活動のことです。
例えば、[メダ活]ですが、ようするにメダカを飼育する事を言います。が、それだけではなく、より見栄えの良い個体の作出だったりなど、その人にしかわからないディープな世界が広がっています。ワクワクしますね。
日本、否!世界中には様々な[○○活]があります。
今回は[リカ活]について学びたいと思い、リカちゃんキャッスルへ行ってきました。
リカ活とは
主にオトナ女子がリカちゃんを【現実の自分】や【こうありたいと願う自分】を投影する為、もっぱら華やかなドレス系よりも、おしゃれ普段着に近いリアルクローズ(現実的な服装)を纏い、SNSなどに投稿して楽しむ活動の事を略して「リカ活」と呼ばれています。
服や小物を自作するクリエイターも多く居るため、3次元アバターのように楽しむことが可能です。Instagramで【リカ活】と検索すると沢山の愛好家によってさらにクオリティの高まったリカさんに出会うことができますよ!
リカちゃんとは
リカちゃんは、タカラトミー(旧タカラ)が1967年から販売している着せ替え人形です。フルネームは香山リカといって、小学生の女の子の設定です。
リカちゃんは、主に日本に住む少女たちが身近に感じられるようなファッションドールとして作られており、華やかなドレスや小物などが豊富にそろっています。大手企業やアーティストなどのタイアップ商品もあります。
リカちゃんは、日本の着せ替え人形の代名詞とも言えるほど有名で、長い歴史を持っていることから、少女だけでなく、リカ暦の長いベテランやコレクターも多くいます。
最近では#Liccaとして17歳のリカちゃんが登場しました。
さらには、LiccA-スタイリッシュドールコレクション-として、より大人向けでハイクオリティなリカちゃんのシリーズも登場し、ますます盛り上がりを見せています。

リカ スタイリッシュドールコレクション カーキラフィネスタイル
- 価格: 12100 円
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タカラトミー版とキャッスル版の違い
みなさんは、この二つのバージョンのリカちゃんがどう違うかご存知ですか?実は、私も中国製か日本製かの違い程度しか分かっていなかったのですが、調べてみるととても興味深いことがわかりましたよ。
タカラトミー版リカちゃん
※タカラトミーは、1967年に初代リカちゃんを発売したタカラと、2006年に合併したトミーの合併会社です。
- 一般的にお店で買えるリカちゃんのことです。
- 中国で生産されており、デザインや素材は時代に合わせて変化していますが、基本的には同じ型で作られています。
- 種類やアクセサリーやリカちゃん用のグッズなどが豊富です。
キャッスル版リカちゃん
※元々タカラの工場だった場所がリカちゃんキャッスルとして1993年にオープンし、現在はリトルファクトリー株式会社という独立した会社となっています。
- リカちゃんキャッスルや直営店のみで買えるリカちゃんのことです。
- 全てリカちゃんキャッスル内の工場で手作りされており、仕上げが丁寧で美しいことや、顔や髪型を自分好みに選べることが特徴です。
- 量産型にはない細部へのこだわりや質感の違いを随所に感じる事ができる。
- タカラトミー版と比べて顔や腕などの素材が全体的に柔らかい。
- 髪の質感が違う事と、髪色が単色だけではなくメッシュやインナーカラーの子もいる。珍しい髪色の子も多い。
- キャッスル版でもスペシャルとスタンダードと箱入りなどがある
スタンダード:手作りされた日本製のリカちゃん(お人形教室)
スペシャル :髪型や髪の毛の素材や色が特殊なリカちゃん(お人形教室)
箱入り :上記の両方がそれぞれ箱に入っている(リカちゃんショップ)
バービーちゃんとの違い
1959年に米国のマテル社から発売されたが、思うように売れずあえなく撤退。後発のタカラが1980年ごろにタカラはマテル社と提携し、バービーの輸入代行販売を開始後、タカラがマテル社からバービーの製造販売のライセンスを取得してオリジナルのバービー、いわゆる「タカラ・バービー」を発売しました。タカラバービーの特徴は、リカちゃんで培った技術や容姿です。
バービーは17歳の高校生という設定に対してリカちゃんは11歳の小学生。バービーはファッショナブルで少し大人っぽい雰囲気なのに対し、リカちゃんは親近感のある等身大の雰囲気を持つことから、バービーとリカちゃんのファン層は分かれていました。遊び方もごっこ遊びや着せ替え遊びが主なリカちゃんに対して、箱のまま飾って愛でるようなコレクター向きの商品だったのです。
なお、現在のバービーは蛍光色が多めでカラフルなアメリカンな雰囲気のものとなっています。
ジェニーちゃんとの違い
タカラとマテル社とのライセンス契約が切れた事によりバービーの販売を継続する事ができなくなったタカラが打ち出したのが、タカラバービーのコンセプトをそのままに継承したジェニーちゃんですが、2016年に販売休止となってしまいました。
ちなみに、ジェニーフレンドと呼ばれる亜種が大量に存在しているのですが、私のオススメはマリーンちゃんです。フレンドも含み、ジェニーちゃんたちはリカちゃんキャッスルで現在でも購入が可能ですが、確実に売っているわけではありません。
リカちゃんとの違いは【ファッショナブルなコンセプト】で、有名アパレルメーカーなどとのコラボ件数も多いです。
※私の考察でしかないのですが、17歳の高校生でファッショナブルというコンセプトを見ると、#Liccaがジェニーちゃんの正規の後継なのではないかなぁ?と思います。
※追記 #JeNnyとしてジェニーちゃんが復活するようです!やったね!でも、ジェニーマニアの人曰く『なんか違う』との事。うーん、確かに、メインからフレンドに格下げされてしまった感は否めない。
リカちゃんキャッスル
福島県小野町に存在していたタカラの工場を大きく改装し、リカちゃんキャッスルとして1993年にオープン。運営はリトルファクトリー株式会社が行ってます。
運営形態としてはリカちゃんの博物館と人形の製造工程が見れるオープンファクトリーとなっており、そこで生産されたリカちゃん・ジェニーちゃんや、ドレス等の小物、タカラトミー製のリカちゃんやキャッスルのオリジナルグッズを販売しています。
※入場時の際の注意点※
再入場が不可能な事や現金決済のみの対応なので入館前にコンビニなどでATMへ寄った方が良いです。道中にファミリーマートがあります。
基本的にキャッスル製のリカちゃん・ジェニーちゃんは一体5000円以上する上に素体ですし、入館料は1000円ですから、決して安くはありません。
ちなみに駐車場は無料です。
旅日記①入場
小野ICを降りるとすぐに看板を発見!!テンションが上がりますよねぇ。
※事前に公式ホームページからクーポンをGETしてお得に入場しましょう。直前でもスマホ画面を提示すれば大丈夫です!嫌な顔など1つもされません!ついつい気持ちが先走ってしまって忘れがちな【感謝の気持ち(ありがとう!)】もお忘れなく!
旅日記②アップルガーデンカフェ
ここまで来るだけで疲れたおっさんはアイスコーヒーを飲みながら一休み。
2023年の4月にリニューアルされたようです。私は初見なので、以前の状態はわかりませんが、メニューはピザやカレー、ワッフルなどがありました。席は店内と屋外のテラス席、庭園席などを利用できるようです。
旅日記③入城
日本に一台しかないプリントシール機
リカちゃんと一緒にプリクラが撮れるプリントシール機(1回600円)が玄関口側にありました。
画像と動画の保存は別途登録と月額500円の課金が必要。
後で撮ろうと思いながら忘れてしまった事が悔やまれるので、いつかリベンジしたい。
屋内は撮影禁止スポットが複数個所ありました。
当然ですが、撮影禁止と書かれているところでは撮影しません。撮影禁止エリアは作業中の工場、リカちゃんショップ、お人形教室です。また、見所を全部公開する事はネタバレと言うか、楽しみを奪うことになる為しませんので、気軽に読み進めてください!
トイレの便器は少し小さめだった気がします。少し暗さを感じましたが、清潔感があり、嫌な臭いなどはしませんでした。リカちゃん要素は壁に貼られたポスターのみ。
旅日記④リカちゃんミュージアム
パパとママは2023年現在でも販売されているのでおもちゃ屋さんでもその存在を確認できますが、奥の家系図を見ると両親の両親の存在も明らかとなっています。
アルベールさんとエレーヌさんからピエールさんが産まれ、香山浩さん・洋子さん夫妻から織江さんが産まれ、ピエールさんと織江さんから、リカさん・ミキさん・マキさん・みくさん・かこさん・げんさんが産まれました。
なお、リカちゃんには幻の姉が居るそうですが、無責任に大人の事情に首を突っ込むのはやめましょう。
私にはどうしてもボーイフレンズが堂本光一さんに見える。
旅日記⑤キャッスルギャラリー ジェニー
惜しまれつつも発売休止となっているジェニーちゃんの為のコーナーです。ジェニーさんはやはり美しい&ゴージャス。セレブな雰囲気が漂いまくりです。
完全にロールスロイスにインスパイアされ、サンプリングをしたであろうタカラ・ドリーミィーカー。ジェフさんと言えば、初代ジェニーさんのボーイフレンドでおなじみ。
こちらの彼も、私にはどうしても堂本光一さんに見える。うーむ、実に王子。
ティモテ~ティモテ~が有名なティモテ(Timotei)は、日本リーバ(現ユニリーバ)が販売していたシャンプーの商品名で、こちらのティモテはコラボアイテムとなっており、ジェニーフレンドのティモテちゃんだそうで、とても長い髪が特徴です。
その他も様々な期間展示が行われているので、是非訪れてください!
今回の戦利品
- お人形教室スペシャルリカちゃん
ドール本体・ドレス・小物・証明書付き - タカラトミーリカちゃん LD-07 うさちゃんとおでかけ
- おいり
- リカちゃんキャッスルカレー
- パンフレット
- 買い物袋
- スタンプラリー達成特別ステッカー
- 入場券
まとめ
リカ活を知るために実際に潜入捜査をした結果
- 沼が深い
- 男だとか女だとか関係ない
- 数十体も爆買いしてる人が普通に居る世界
- 市販品でも表情に違いがあるのでよく選ぶべし
- リカちゃんキャッスルに入場する際はクーポンを提示すべし
- リカちゃんキャッスルでは作りたてのリカちゃんを吟味して買える
- お人形教室で購入するとちょっと安い(お得感がある)
★リカちゃんキャッスル★
所在地:〒963-3401 福島県田村郡小野町小野新町中通51-3
営業時間:10:00~16:00(最終入館は15:30までとなります)
定休日:月曜日休館(祝日・春休み・GW・夏休み期間、年末年始を除く)
駐車場:無料
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