まえおき
季節の変わり目では、体調やココロが不安定になりがちです。
一方でメダカ達はというと?
朝・昼・晩の寒暖差に慣れてないようですが、冬に向けて給餌の回数を少し増やして太らせていきますが、これからの季節の雨や風が冷たくなっていくので屋根や囲いが必要になってきます。透明な屋根ならば、日中の太陽熱を蓄えられるので、多少は安心です。
簡易ビニールハウスはダメだった
このアイデア自体は悪くはないし、実際に越冬を確認しているのですが、今回の構造にはやや問題がありました。
ビニールをピンッと張れていればなんの問題もないのですが、ピンと張っていない、あるいは、なんらかの理由でビニールが伸びてしまうと、以下の図のようになってしまいます。
どこで水が貯まっているかというと、プラ池の水面に重しとなって鎮座します。
押し出された水はオーバーフローと共に流れていってしまうので、プラ池の水量が減ってしまいました。これは、きちんと張っていなかったためです。
また、ビニールに亀裂が入り、結果的にビニールが浮いているだけの状態になっていたばかりか、そのビニールに溜まった水の中をメダカが泳いでいました。
台風自体はなんなく乗り切りました。
参照:DIY屋外トロ舟ビオトープの台風への備えかた - urakatahero”B”log
ポリカ波板を買ってきました
ポリカとは、ポリカーボネート(polycarbonate)の略称です。ポリカーボネートは、熱可塑性樹脂の一種で、高い透明性と耐衝撃性が特徴のプラスチックで、カーポートの屋根など、あらゆるところで利用されています。
波板とは、波打った形状をしている板のことで、主に屋根や壁材として使用されます。断面は凹凸ですが、ギザギザしているわけではなく、半円になっているのも特徴です。
サイズも含めるとそれなりに種類があるのですが、今回は最も透明度の高い物を購入しました。
IRIS ポリカ波板
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購入した理由
今回、ポリカ波板を購入した理由は、簡易ビニールハウスの製作がめんどくさかったことが一番の理由になります。
なんだか物価高で、以前よりも数百円高くなってしまっていて、そのことでホームセンターの店員さんと情報交換をしてきたのですが、どうやらまだ価格が上がりそうですので、現在が底値なのかもしれません。
以前は100均の透明テーブルクロスでのDIY作成なのでコスパは良かったのですが、定期的に張り替える必要があるので、めんどくさいのは確かですが、数100円でビニールハウス風の物をDIYできる魅力はありますね。
参照:寒い冬でも大丈夫!実際に簡易ビニールハウスでメダカを守った方法
プラ池にポリカ波板を設置する方法
このプラ池二重構造で、画像左の池が右の池よりも高い位置にあるため、被せるだけで傾斜ができますが、まぁこのサイズであれば傾斜はあまり気にせずとも大丈夫です。
雨水は必ずどこかに流れていくので。
但し、置いてるだけでは強い風が吹くと飛んで行ってしまいます。
ボルト止めや、木を置いての釘打ちなども考えたのですが、万力で固定することにしました。
実際に使用してみた感想
ポリカ波板は強度もあり、ほんの少しの傾斜で雨が流れていくので、オススメです。
これ1枚でおそらく半永久的に屋根として活用できるはずなので、2年以上使うのであれば100均を駆使して作るビニールハウスよりも経済的に思えます。
給餌の際も、隙間からコーヒースプーンでペペっとエサを与える事ができますし、足し水も可能です。
デメリットがあるとすれば、透明といっても曲面の多い波板ですから光が乱反射するので、池を泳ぐメダカの様子が見えにくいのが難点です。
しかし、そのための万力のみでの固定ですから、万力を外してポリカ波板をペッと剥がせば元通りの夏仕様になりますので、重宝しますよ。
今年の冬はコレで乗り切れるはずです。
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【追記】2023/11/19
夜の冷え込みが寒いですが、ウォーターコインやマツモなどの植物も枯れず・溶けずにのびのびとしています。
メダカのエサ食いは悪くなってきました。
大きくスキマが開いている部分があるので、ダイソーの透明テーブルカバーを両面テープで貼ろうかな?と考えています。
【追記】2024/01/03
こちらの記事もオススメです。
●屋外でのメダカ飼育(NVBOX)の秋の寒風対策 - urakatahero”B”log