越冬中のメダカの様子について
2023年の11月に越冬対策を行い、給餌回数や量を減らしています。
2023年12月・01月と、暖かい日がほどほどにあり、雨量の多い天気に見舞われる事もほぼなく、のんびりと過ごしているだろう屋外水槽をこっそり覗いてみました。
ビニール温室のメダカを覗く
冬季は特に結露が多くなりますが、つまり、内部は蒸発するほど暖かいという事でもあります。
特に日中は高温になる事もあるので、会社に行く前に開放して会社から帰ってすぐに窓を閉めるなど、気を使う日々となりますが、夜間の冷え込みに対してはかなり効果的ですので、オススメです。
メダカは水棲生物なので結露程度はどうって事はありませんが、黒カビが厄介です。
ビニール温室で飼育しているメダカは、その他の屋外飼育のメダカと違って食欲が旺盛ですので、前面の窓を開放するとエサをねだって寄ってきます。
彼らには越冬する気がまったくないようですね。
下段と上段で室内温度が違っており、上段の方が体感で2倍程暖かいので、空気を巡回させるようなファンがあると良いのかなぁ?と思いますが、生体の状態を見ている限りはそこまで気にする事でもなさそうです。
とは言え、当然ですが、ビニール温室は大きければ大きいほど良いように思います。
また、一年を通して使えるので便利です。
発泡で囲ったNVBOXのメダカを覗く
両面テープを使用して半透明のプラダンをフタにしています。
また、側部は100均の発泡スチロールで囲んでいます。
防寒の効果はそれなりに高いようで、プラダンのフタにはいつも水滴がついています。
なんだか山型にコケが生えていますが、メダカ達は一匹も落ちる事なく元気にしていました。
以前の記事*1よりも飼育数が少ないのは、色とサイズ別に仕分けをしたためです。
夜中~明け方にかけて0℃近くなる日が続いておりますが、半透明のプラダンではあるものの、日中に太陽光がしっかりと差し込んでいる為、そこまで冷え込んでいないようですので、蓋の効果と発泡の壁の効果はかなり高そうに感じます。
追加分での場所を取らないため、この方法ならベランダ飼育でも可能ですね。
発泡スチロールで飼育しているメダカの針子を覗く
やや厳重にされているのですが、実はこのレンコン用の長方形の発泡スチロールで、針子を飼育しており、針子から稚魚にまで成長しました。
屋外飼育ではまず難しいとされていますが、どうにかなっているようです。
風が当たらない場所で、なおかつ太陽光の差し込む場所ですが、発泡スチロールの上にプラダンの蓋を設け、その上にダイソーのテーブルクロス用の大型ビニールを折って被せています。
夜間は発泡の蓋をしているのですが、発泡のフタが飛んで行かないようにスリコの大型スワン*2で加重しています。
慌てて作業していたので、なんの稚魚なのか思い出せないのですが、この多様性は紅×煌のF2*3だと思います。
この水槽は1日に1度ほどライズ2号(amazon)を与えています。
プラ池ビオトープのメダカを眺める
上記の写真は、ポリカ波板を蓋にするだけの記事*4の時の写真です。
現在もそれほど変わっておらず、ウォーターコインも元気です。
ポリカ波板を置いているだけの水槽ですが、水温は10℃と外気と同等でした。
メダカの姿は全く見えませんが、蓋を取り外す時にメダカらしきものがシャッシャと動いていたので元気そうです。
それよりもウォーターコインが茂りすぎていてちょっと見栄えが…。
なお、ミナミヌマエビの生存確認はできました。
アヒルの水温計(非売品:ビオトープの水温を知りたいなら、可愛い水温計を作ろうじゃないか! - ニコニコ動画)
記事の締め
基本的に秋口から春先まで特に記事にするような事がないほどに、何もしていません。
しかし、今回の事で筆者は「半透明の蓋と側面の補強は効果的だなぁ」と実感しました。
2月~3月が最も寒くなりますので、今からでも遅くありません。
どうぞ、今回の記事を参考に越冬準備を行ってあげてください。
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