あらすじ
ふらっとダイソーのペットコーナーを見て見たら「きれい玉」という新商品があった。
観賞魚用品でも同じみのゼオライト玉であるが、トゲトゲが可愛い!と感じて購入したのであった。
ダイソーきれい玉のこと
ダイソーで販売(2023年12月時点)されている「きれい玉」は、トゲトゲボールとプレーンボールの2種類がありますが、どちらも効果は同じのようです。
パッケージによると、金魚やメダカの鉢に入れるだけで水中のアンモニアを吸着して低毒化するので水替えの手間を減らすことができるとのことです。
どちらのタイプでも、材質はゼオライト、ベントナイトで構成されており、サイズは1.5cmx1.5cmx1.5cmとなっています。
似たような商品では、サンミューズのゼオライト玉(参照:amazon)などがあります。
ゼオライトやベントナイトとは?
ゼオライトとは、沸石とも呼ばれる粘土鉱物の一種で、立体網目状構造を持ち、珪酸、アルミナ、アルカリやアルカリ土類イオン、水を主要成分としています。
ゼオライトを水槽で使用する際の効果としては、イオン交換作用により水中の重金属イオンやアンモニアイオンなどを吸着し、水を浄化します。
ベントナイトとは、粘土鉱物モンモリロナイトを主成分とする粘土岩です。
モンモリロナイトとは、水を吸収すると膨らんだり粘りが出たりする性質を持ち、元の体積の何倍にも膨張します。この性質を膨潤性と呼び、ベントナイトは別名「膨潤土」とも呼ばれます。
ゼオライトやモンモリロナイトは、いわゆる”ピカピカの水”を作り出したり、嫌なにおいを吸着する効果がありますが、永久に使用できるわけではなく、主に使い捨てとなります。
メダカ用とされていますが、少量ながらカルシウムやミネラルが出るのでエビ類にも良いはずです。
ダイソーのきれい玉の使い方
筆者の環境では井戸水が使用できるので井戸水で洗っていますが、カルキを抜いた水や、飼育水をコップなどで掬って軽く水洗いすれば大丈夫です。
きれい玉1つに対して、1ℓ~5ℓの水に対応していると記載されていますが、範囲が広すぎるので金銭的に余裕のある方は1ℓに対して1つを入れるのが効果的なのでしょう。
3か月から半年を目安に新しい製品と交換する必要があると記載されていますが、範囲が広すぎるので、金銭的に余裕のある方は3か月で交換するのが良いのでしょう。
あるいは、1ℓに対して1つを使用した場合は半年、5ℓに対して1つを使用した場合は3か月という感じなのでしょうね。
筆者の経験では、入れても入れなくも大差なく感じる事が多いので、景観アイテムや自己満アイテムとして投入するのが最も健康的だと考えています。
NVBOXで飼育しているメダカ水槽で実際に使用してみると上記の写真のようになりますので、2つ程度では少なく感じました。
大量投入したいところではありますね。
店頭ではプレーンボールは多く販売されていましたが、トゲトゲボールは在庫が少なっていたので、店員さんに聞いてみるとやはりトゲトゲボールの方が人気のようでした。
ゼオライトとしての効果を狙うなら
ダイソーやセリアなどの100均では、網に入ったゼオライト石やゼオライト石が販売されており、そちらの方が容量(重量)が多いので、コスパとしてはそちらの方が安いです。
更に安くゼオライトを手に入れたい場合は、ホームセンターの農業用土のコーナーにもあります。
記事の締め
結局のところ、ゼオライト自体の効果としては吸着によるものなので、永久に使用できるわけではありません。
水替えの手間が~というのも、漠然としたアクアリウム用語の1つで、水替えのタイミングなどは状況によって大きく変わりますが、それは、濾過を使用していたり、水草を植えていたりなど、様々な状況によるからです。
何も入れていなくても、全く水替えをしなくても良い状態というのもあるほど奥深いので、効果効能を謳うテキストに心酔するのではなく、これを入れているから大丈夫なんだろうな~くらいに思っておくのが健康的です。
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