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【体験系雑記帳】

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屋外でメダカを飼育する様々な方法と最適な容器について

アヒルが浮いたビオトープの写真

私のプラ池ビオトープ

 

メダカを屋外で飼育する方法

屋外での飼育は屋内よりも簡単な傾向にありますが、注意点もあります。

この記事では私が実際に体験して感じた失敗や注意点を交えてお伝えします。

飼育容器の選定が大事

池で飼う

お庭がある場合は池で飼育することが可能です。
趣味の極みともいえる程、楽しい!オススメです。

プラスチック池プラ舟造成池
(クリックでページ内移動します)

鉢で飼う

睡蓮鉢でメダカを飼育する事が可能です。
綺麗な花が咲く、様々な種類の睡蓮があります。

プラスチック鉢陶器鉢
(クリックでページ内移動します)

箱で飼う

コンテナBOXで飼育できます。
沢山ならんだコンテナBOXは圧巻の一言。

コンテナBOXバケツ発砲スチロール
(クリックでページ内移動します)

飼育用の容器の種類

簡単設置系

簡単に設置できる物を使用するのがオススメです。
また、アイテムによってはアパートのベランダでも大丈夫です。
(但し非常扉の前には物を置いてはいけません)

プラスチック池

メリット:複雑な形状の池をポン置きで作れます!
デメリット:埋め込み前提なので設置に穴掘りが必要。
高価なのでオーバーフローなどのカスタムに戸惑う。

プラ舟

トロ舟ビオトープ(ほてい草、睡蓮、メダカなどを飼育)の写真

加工したプラ舟(トロ舟)でビオトープをしています

メリット:大容量なのに安価なので加工も気楽にできますし、水面が広いため、酸素を取り込みやすいのでオススメ。

デメリット:水面が広いため水が蒸発しやすい

プラスチック睡蓮鉢

筆者のプラスチック睡蓮鉢によるビオトープ水槽

こんもりさせることもできる

メリット:安価でそれっぽくビオトープを始める事ができます。
デメリット:底が浅いのがネックで、蒸発も多い為頻繁に足し水が必要です。

 

陶器の睡蓮鉢

陶磁器製の睡蓮鉢ビオトープで睡蓮とメダカとほてい草を飼育

陶磁器製の睡蓮鉢のビオトープの様子です。

メリット:高級感があり、サイズや種類も豊富。
デメリット:重い。

コンテナBOX

コンテナBOXでメダカを種別に飼育してる様子の写真

NVBOXとダイソーのコンテナボックスでメダカを種別に飼育

メリット:小型のコンテナBOXは種類別飼育にはうってつけ。
デメリット:雨避けや溢水防止の策が必要

┏雨避けの例┓

発泡スチロール

筆者所有の発泡スチロール製の池

発泡スチロールでSDGsに貢献

メリット:穴を開けてオーバーフローさせるのも簡単です。
デメリット:購入しようと思うと値段が高いので運よく貰う必要があるのと、素材が脆く経年劣化に注意が必要です。

┏使用例┓

ポリバケツ

筆者がバケツで飼育しているメダカの写真

バケツでも普通に飼えます

メリット:深さがあり、水量が多い。

デメリット:見た目がかっこ悪いのが残念。

大規模工事系

造成池(プロによる)

メリット:憧れの究極。道楽の極み。自慢の逸品。癒しの極地。
デメリット:人生をかける最終局面かセレブの選択。

造成池(DIYによる)

メリット:満足感が絶対にすごい。
デメリット:努力と根性と勉強が大変。

水は何を使えば良いか

カルキを抜いた水を使います。カルキ水は前もって常備しておく必要があるので、20Lのポリタンクが便利です。灯油用は心配だなぁって方は、ウォータータンクを使うと良いですよ。

カルキの抜き方
  • カルキ抜き(エーハイム4in1など)を適量入れる。
  • 太陽光に2-3日当てる。
  • カルキが入っていない井戸水を使う。
換水の仕方

屋外飼育では蒸発が多いので換水より日々の足し水が必要になる場面が多いです。
水面が広いプラ舟では、20L~40Lほど足さないといけない事も。
換水時は、メダカや水草などを不用意に吸い込まないようにしてポンプで抜き出し、準備しておいた水を入れれば完成となります。

私がオススメする屋外の飼育方法

それなりの面積を確保できるのであれば、トロ舟(プラ舟)ビオトープが最もソレっぽくて楽しいですが、睡蓮鉢によるビオトープも写真映えがして良いです。

睡蓮鉢のほてい草の花の写真

ホテイアオイの花が咲いた

飼育ではなく繁殖がメインであれば、NVBOXのようなコンテナボックスが最も管理しやすいのでオススメです。

ダイソーの灰色BOXもオススメです。

┏参照記事はこちら┓

 

屋外飼育の注意点

屋外飼育の注意点は、気候の良い日が続いたあとの冷たい雨や、長く続く曇天、寒冷などの気まぐれな自然への対処が必要となります。

メダカはとても丈夫な魚で、0℃から40℃までの水温に耐えられると言われていますが、急激な水温変化や水温差が大きい状態では弱りやすいです。

常時15~30℃の間を一定に保てるようだと最適な環境だと言えます。

野良猫や野鳥などに狙われることもあるので、網をかけるなどで防衛しましょう。

また、水場ゆえに虫の発生源となる場合もありますが、殺虫剤を使うとメダカにも影響があるので使用はやめましょう。

春夏の注意点

気を付けるべくは、雨による水温の変化と溢水(いっすい)による生体の飛び出しです。

太陽による水温の変化と蒸発による水量の変化にも注意が必要です。

対処法
  • 屋根を付ける事で雨を避けますが、採光力が屋外の最大のメリットですので、太陽光をなるべく多く取り込みたいからオーバーフロー構造にする事が望ましい。
  • オーバーフロー構造が出来ない場合は、タオルを水槽の端にかけておくと、タオルが水を吸い込んで排出する(サイフォン効果)ので簡易オーバーフローとなります。
  • 屋根やスダレなどを置く事でも直射日光を避ける事が出来ますが、ほてい草や流木や石などをレイアウトする事により水中に日陰を作れます。

秋冬

気を付けるべくは、雨による水温の変化と溢水(いっすい)による生体の飛び出しです。

大きな寒暖差による水温の変化です。また、ビニールなどで覆っている場合は、蒸発による水量不足にも注意が必要です。

対処法
  • ビニールハウスやサンテラスのように疑似的に屋内化させる。
  • 給餌を断つ。(寒い時期はエサがなくとも大丈夫です)

例:プラ池にオーバーフローを作る方法

www.youtube.com

この動画の内容は、プラ舟ビオトープの為のオーバーフロー構造とメンテナンスフリーに向けた濾過方式です。

例:プラ池を寒暖差から守る方法

youtu.be

オールシーズンに対応できます。
春夏はビニールをスダレにすれはok。スダレにした場合でもっと採光したい場合はスダレに穴をあけるなりするとよい。

最後に

地域的な差が大きいのでネットの情報をうのみにせず、工夫しながら環境にあった作り方をする事が重要です。今回の情報は、局所的豪雨の多い地域(関東)での情報になりますので、各々でアイデアを足したり引いたりすると良いと考えています。

例えば、冬季と一口に言っても、日中と夜の水温差など東北地方と九州地方では条件が異なってきます。

実際は、水温が何度だとどうだというよりも、温度差・寒暖の差の方が生体のストレスに影響するようです。

以上の事から、容器の選定としては水量が多ければ多いほど良く、水面が広い物を使用するようにしましょう。


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