まえおき
おっさん臭ってなんだろう?と調べていたらいつのまにか脱線しており、使うと女子高生の香りになるボディソープというとんでもないパワーワードにたどり着きました。
そう、ロート製薬から発売中の噂の「DEOCO(デオコ)」です。
男性向けに「DeOu」というのもありますが、女子高生のニオイを纏ってセルフスンスンしてみたい。そんな変態じみた欲望が渦巻きましたので購入してみました。
DEOCOには、ボディーソープ(クレンズ)、シャンプー、コンディショナー、汗拭きシート、など種類も豊富なのですが、ズボラで貧乏な私は、頭の先から足の先までボディソープ1本で洗ってみました。
実際に女子高生のスウィート臭を纏ってるのか?と言うと、私自身ではわかりません。ただ、皮脂まみれでヌルリとした脂っぽい身体がめっちゃさっぱりして気持ちよかったのは確かです。
しかし、頭に関しては、頭皮はさっぱりするが、髪はめちゃくちゃきしむので、辞めたほうが良いと思います。髪の毛がかなり抜けました。
雑草を抜いてて汗をかいたので脇の匂いをティッシュでぬぐって嗅いでみたのですが、いつもならば酸味のある脇汗が、こころなしか良い匂い(ほぼ無臭)になっているのを確認しましたので、オススメです。
DEOCO
DEOCO:デオコのキャッチコピーは『女性の気になる体臭・汗臭・オトナ臭 ニオイまでキレイに』です。
販売名はロート薬用ボディソープLLで、薬用とありますが、「医薬部外品」となっています。「医薬部外品」とは、医薬品と化粧品の中間の製品で目的に対する有効成分が含有されている商品です。
この商品の場合は、体臭の防止に対して有効成分が含有されていますよ!という意味になります。※但し、人による。
成分は、イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム、カオリン(白泥)、薬用炭、ビタミンCリン酸Mg、ラウリン酸、POEラウリルエーテル酢酸Na、ミリスチン酸、PG、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、水酸化K、パルミチン酸、粘度調整剤、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、酸化Ti、メントール、EDTA-2Na、アルギン酸Na、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、水酸化Al、フェノキシエタノール、香料です。
特徴
白泥(カオリン)という吸着剤や薬用炭を配合しているので汚れを吸着する。製品を手に出してみると、ややドロリとした感触がありました。
ラクトンを含有した香料を配合したスウィートフローラルの香りとありますが、私は洗濯洗剤の香りに思いました。ラクトン単体の匂いはさっぱりわからない。
この商品は、ようするに、加齢臭などの不快なニオイは毛穴の奥にニオイの元となる雑菌や汚れが蓄積していく事で発生するので、その匂いの元となる汚れを掻き出し、そこにJKの匂いの元(ラクトン)をコーティングする事が出来ると言う感じ。しかも洗うだけで効果を発揮。とまぁこんな感じです。
加齢臭の原因
加齢臭は日々増えていく一方で、逆に減っていく良いニオイの元もあると言います。減っていく良い匂いの元はラクトンという成分ですが、男性にはそもそも備わってない成分です。なぜか?男性を惹きつける為のフェロモンだからです。つまり、おじさんがラクトンを身にまとえば、男子がおっさんに惹きつけられる可能性がある。
ちなみにラクトンには種類があり、ラクトンC10は20代から減少、ラクトンC11は30代から減少していき、35歳を過ぎると嫌なニオイだけが残り、それが加齢臭との事。
35で加齢臭は早すぎると思う。しかし、早めに手を打っておくにこしたことはないと思います。
ラクトンとは?
ラクトンにはラクトンC10(γ-デカラクトン)とラクトンC11(γ-ウンデカラクトン)があり、C10とC11のラクトンは若い女性特有の甘い体臭のもとになる物質であると、ロート製薬が突き止めました。
その香りはスウィート臭と呼ばれ、30代以降の女性から強く支持されている成分です。
ラクトンは食事でとれる?
食事で補えるのかは不明だそうですが、ラクトンが含有されている食べ物はあります。
例えば「桃」には、ラクトンC11が含まれているらしいです。
その他はヨーグルトなどの乳製品・ココナッツ・ジャスミン(花)にもラクトンが含まれているようですが、ラクトンの何かはわかりません。
健康によさげですが、食事からの摂取による効果は不明なので、香水などでカラダに纏う方が確実のようですね。
DEOCOボディクレンズの使い方
通常のボディソープのように泡立ちネット等で泡立たせて洗うのが一般的なようですが、私は手のひらにDEOCOを出し、そのまま首・肩・脇・腕・-省略-・足の裏と上から下へ手の平で洗いました。
体の手洗いについて
私の肌は、乾燥気味で弱いのですが、ボディタオル(体を洗うタオル)などを使うと、強めにゴシゴシしないと汚れが落ちてない気がするので、必要以上に肌を痛めつけてしまいます。やわらかいタオルを使ってもゴシゴシしちゃって、かゆくなったり。
また、ズボラな性格ですから、タオルを使用するのもめんどくさいし、使ったタオルも風呂場にそのまま掛けっぱなしにしたりなど、衛生的に良くない気が…。
顔や頭は手で洗うのだから、体も手洗いで良いと思って生きています。
体を洗うコツ
いきなり湯舟に入りたいところですが、まずは体をお湯で軽く流して、それからお湯に浸かります。具体的には以下の手順が効果的ですよ。
- お湯を頭から浴びて表面の汚れを落とします。
- 湯舟に浸かります。
- シャンプーやボディソープなどの成分表を見て過ごします。
- 頭を洗い、リンスやコンディショナーをし、洗い流します。
- 体を洗い、シャワーで流します
ようは、浮き出た汚れを洗い落とすと言う感じ。
お湯に浸かる事で角質が柔らかくなり汚れが落ちやすくなりますし、皮脂はお湯に浸かるだけでもそこそこ落ちます。
シャワーは時短にはなりますが、汚れはしっかりと落ちません。
DEOCOの総評(レビュー)
- 女性にはとても良い商品だと思います。洗いあがりがさっぱりしますし、失われたラクトンという成分でコーティングできると言うのが最大の利点かと。
- 男性にはどうでしょう、うら若き乙女の匂いになるわけではないので、自身のニオイが気になるだけであれば「DeOu」「MARO」「ULOS」「L'UCIDO」など、様々な男性向けの強烈なニオイ向けの薬用ソープがありますので、そちらが良いと思います。
- 自分としては、白泥のぬるっとした感じと洗いあがりのさっぱり感、その後の体臭の減少などの実感から、DEOCOは良いなぁと感じました。男性向けの商品はメントール感が強くて苦手なので、DEOCOをリピートしたいと思います。
- 60過ぎの母に使用を勧めたところ、高級な赤ちゃんパウダーの香りがすると言っていました。
DEOCO以外のラクトン含有商品
流行ってるとなれば、他社から出てるだろうと思って探してみました。
レビューでの評価は概ね高評価のようですが、他人のレビューの転載をするのはなんだか申し訳ないので、お手数ですがご自身で確認してください。
まとめ
30を過ぎて自信を失いつつある女性にオススメ。
おじさんは男性向けの体臭予防石鹸やボディソープを使った方が良いのではないか?と思いますが、ラクトンはともかくとして、男性向けの商品では肌への刺激が強すぎるなど、女性向けの商品が肌質にあってる場合がありますので、体臭を気にするオジサンにもDEOCOはオススメできます。
さすがにボディクレンズというだけあって、洗いあがりがサッパリします。
余談ですけど…スウィート臭という響きは良いけど、「臭」はちょっと・・・(笑)