SNSで見る「w/」
インスタや音楽などの「w/」の意味とは?
「w/」は、「with(~と(共に))」を省略した海外の文章スラングで、例えば「W/U」と書いた場合は「with you(あなたと一緒に)」という意味になります。
ちなみに「w/z」の場合も「with」です。
それと、W/O U と書いた場合は、without you… (お前が居らんと…)になります。
いずれも、発信者と同等的なコラボの場合に使われる事が多いですね。
または、フォローすっからフォローしてくれよな!みたいなニュアンスとしても使われたり使われなかったり。いずれにしてもよくわからないで使う人が増えれば増えるほど、意味合いが変わってきますので『どういう意味で使ってるの?』と聞いた方が確実ですね。
似たような物に「F/」もある。
「F/」はfeaturing(フィーチャリング:特別ゲスト)という意味で、「feat.」→「ft.」をさらに短縮した形になります。
こちらは、特別ゲストという意味合いが強いので、発信者よりも格上という扱いなので、お願いして登場していただいたってニュアンスが強く出ます。
なので、略すのはちょっと失礼かなぁ?と思いますが、まぁ、関係性もあるでしょう。
例えば、甥っ子 F/俺 は関係値的に許せるけど、舎弟 F/ 俺 だったらやっぱり、舎弟 feat. 俺 の方が、HipHop感ありますね。まぁ、関係性とその人の感性ですけど[F/]よりも[feat.]の方が丁寧な感じです。
余談ですが[ft]はフィートと読み海上コンテナ(海コン)の単位として使用されます。
海コンは10ft.20ft.40ft.の3種類が主に流通しており、それらのサイズはISOで規格化されているので全世界で共通です。ちなみに、1ftは30.48cmで、40ftは12.192mです。
オンライン系の「W」
口語体での【w】
口語体、つまり文字チャットやつぶやきに等の文章に用いるタイプの「w」についてですが、結論を先に言えば、wとはwaraiから発生したネットスラングですw
(笑)をキーボードで打つには ( warai )と打って(笑)を作りますが、(warai)と打つのがめんどくさいので(笑 →(wara →w と短縮されていきましたw
ところが、wが浸透・蔓延しきった現在、若い世代は「w」を古臭い・ダサイと感じている人も多くなってきており、語尾の後に 笑 を付ける人も増えていますw
例えば、「w使ってんのってジジイじゃん 笑」のような感じで使用されます 笑
海外ゲームでの「W」
チャットが出来るタイプのワールドワイドなゲームでは『W』とチャットに流れてくると、上記のために我々日本人は「なんか外人が笑ってらw」などと思ったりする事もありますが、意味合い的には『Win』から転じて『やったぜ!』みたいなニュアンスだったりします。
あながち間違ってもないし喜んでる系ニュアンスであるともいえますが…。
逆パターンだと『L(lose)』から転じて『最悪や~』みたいなニュアンスの文字も。
いずれにしても略語の場合は、言った人・聞いた人の価値観によって大きく内容が変わることもあるという点に留意しましょう。
wの読み方
わらい・わら・くさ と呼ばれていますが、正式な読み方はありませんw
waraiの頭文字から発生した表現なので、わらい・わらとなりますが、くさと言うのは「w」が草に似ている事からくさと読みますw
藁(ワラ)というのは誤用ですが、面白いと思って使っている人も居ます。ダッサ(藁)
ちなみに英語では「w」「W」をダブリューと読みますw
ダブルは間違いで、日本人にしか通じませんw
ダブルのスペルはdoubleで、二重の~などを意味しますw
大爆笑を表現する使用方法
例「よっこらしょいwwwwwwwww」のように、「w」を連続で使用する事で大爆笑の様子を表現しますwちなみに、この様子を大草原などと揶揄しますw
または、「よwっwこwらwしょwいwwww」などのように、文中に「w」を交える事でも腹筋が崩壊してるかのような表現が出来ますwまた、その場合でも最後尾には草原が生い茂る場合がありますwこれは、美的センスによる表現なので「w」の数自体は関係ありませんw
しかし、文字を1つ書いてエンターを押してwを書いてエンターを押してと繰り返さなければならず、その間に打ち間違いを訂正するなど、書いてる間につまんなくなっていたり、冷静になってしまうパターンもあります。
また、笑いをこらえきれない表現として「草不可避」と使う人もいますw
草(w)+不可避(避ける事が出来ない)という意味になりますwww
笑えない状況では草も生えない
笑えない状況ではさすがに草も生えない。
転じて砂漠と表現します。
なお、上の画像は確かに絶望的な状況だけど脚が長すぎて ”草”
英語圏での(笑)の表現
英語圏で(笑)を表現する言葉に「LoL」がありますが、これは、Laugh(ing) out Loud(大きな笑い声)またはLots of Laughs(多くの笑い声)の頭文字を取ってLoLとなっています。しかし、海外勢とチャットを多くしていた筆者の経験上、LoLを使う人は割と中年より上の方が多く、若い方は主に「hehehehe㋡」が多い印象です。㋡はカタカナのツに○を囲った記号で、顔に見える事から使用されています。絵文字と認識されている様子。
ちなみに、日本では爆笑の表現として「wwwwwwwww」など草原を思わせるかのような表現がありますが、英語圏でも同じように「LooooooooooooooooooooL」など、大量の砂利を敷き詰めたような表現がありますw
または、"Rolling on the floor laughing" の略でROFLというのもあり、意味は床に転がって笑うほど面白いというニュアンスで使われますが、オンラインゲームなどで見る事はあまりありません。
wに対しての人々の反応
SNSや動画サイトなどのネット媒体では「w」や「wwwwwwwww」等を用いて、爆笑や大笑いを表しているユーザーがたくさんいますが、それを見ている人の反応としては「正直うざい」や「古い・ダサイ」と思っている人が結構な割合でいるようです。
また、皮肉や馬鹿にしていると感じる人もいてあまりイメージは良くないようです。
以前、自身のyoutubeチャンネルのテキストテロップの向上を目指して友人知人に調査をしたのですが、動画でのテロップに「w」を多用している動画は見たくないと言う人が多くいました。
執筆後記w
実は当記事は、チャットやつぶやきなどのSNSのコメントなどで頻繁に使われる「W」についての記事だったのですが、当ページに来る方の多くが「w/」についてを知りたくていらっしゃっているようなので、そちらについてを大幅に加筆しました。
ちなみに当方のブログではいつもは「w」どころか「(笑)」もなるべく使わないようにしていますが、今日は大量に使いましたw
理由は、執筆当時のはてなの今週のお題が「盛り」ということで、「草」と呼ばれているwを盛りまくって森を作ったろうと思いましたwうけるwwwwwwwwwショーモナw
筆者自身も読み返してみましたが、読みづらさもさることながら、軽薄、あるいは皮肉などネガティブな感情を抱き、結果的に全く笑えませんでした。
wというのは場合によっては楽しさを伝える記号として優秀な表現だなぁと感じますが、何事も度を過ぎると不快に繋がるので、気を付けて使用しましょう。
また、相手との関係性や相手の性格にもよるので、適切に使用するように心がけましょう。
あと、森は木が生い茂って出来ているので、草を増やしても森にはなりません。