こんにちは、ウラカタです。
まえおき
実際に私が100均アイテムを障子をおしゃれにリメイクした方法をご紹介します。
この方法を使用して、是非簡単なDIYでやコスパ良く高見えする和の空間をデザインしてください!
自宅の和室でさえも明るく華やかになるので、特に、和食屋さんや旅館などの方にオススメです!
┏通常の障子の張り替え方はこちらです。
●【脱お化け屋敷】100均の障子紙で欄間障子の張り替えをする方法 - urakatahero”B”log
DIYでモダンな障子をデザインする
私が思っていた障子の事ですが…
- 障子は障子紙を貼らねばならない。
- 障子はプロの障子屋さんにしかできない程難しい。
- 料金が高い!
このようなことから、障子が破れていてもおかまいなしに放置してしまいました。
その結果、屋外から見るとまるでお化け屋敷のようでした…。
一番の問題点は【穴が開いてる事で冷えた窓からの冷気がダイレクトに流入する】為、冬がとても寒くて、暖房代が増えました。
ましてや、その冷風が換気によるものならまだしも…ただ単に冷えた窓から戻ってくるだけの”冷やされた部屋の空気”ですから、最悪です。
せっかく張り替えるなら、綺麗に安く、高見えするような障子を作りたい!
そもそも障子ってなんだ?
障子は平安時代からある
障子は、平安時代から存在している木枠に紙を貼った建具で、扉や窓の代わりに使われたり、カーテンのように遮蔽の為に使われています。
薄い和紙は光を拡散させて室内を明るくし、保湿性や通気性にも優れています。
室内のインテリアや雰囲気を演出する役割もあります。障子紙の色や柄、素材やスタイルによって、部屋の印象が大きく変わります。あなたの好みや目的に合わせて、カーテンを選ぶように、障子を交換することができます。
障子は、外からの視線を遮ることができ、さらに柔らかい光を取り入れる事ができるのです。
障子を使用する事のメリットとデメリット
障子のメリット
四季を感じられることや、室内の保温効果を高められます。
なによりも【THE和室】と言わんばかりの和の雰囲気の演出にも強いですよね。
障子のデメリット
紫外線や湿気による劣化や破れやすさなどがあり、定期的に張り替える必要があります。
実際、破れた障子のデメリットによる損失は大きいです。
室内が汚く見えたり、外からの視線や寒さが入りやすくなったりすることなどが挙げられます。
破れた障子は見た目も悪く、和室の雰囲気を損ねます。
これらの事から、破れた障子は自分で張り替えるか、業者に依頼するかしなければなりません。
🧔「簡単に学んだところで、さっそく障子をリメイクしてみましょう」
用意する物と費用について
最低限必要な物
●色画用紙x6
●アラビックヤマト(糊)x2
●障子紙x1
計990円
追加購入品
●ペーパーカッター(660円)
●カッター
計770円
合計金額
合計1760円でした。
この金額では4枚ものモダン障子の張り替えは不可能ですので、かなりコスパが良いと言えます。
実際に張り替えをしている動画
では、実際に張り替えを行っていく様子をご覧ください。工作難易度はとても低く、一言で言えば、画用紙を切って貼るだけですが、画用紙を切るコツなども動画で説明を行います。
工作難易度 ★☆☆☆☆
100均のダイソーとセリアで売ってる『くすみカラー色画用紙』で障子の張り替えを行いました。ダイソーとセリアのくすみカラー色画用紙の違いは動画を見てください!
また、動画では早送りをしていますが、実際はもっと時間がかかる作業です。
具体的な手順の詳細
一言に障子と言っても、色んなタイプの障子があります。
今回お教えできるのは、私のような72マスの障子の場合になります。
基本的にやり方は同じで、また、何をするのも自由です。
- まずは、色画用紙を用意します。
マスのサイズに注意してください - 色画用紙を断裁します。
1マス単位で木枠のサイズより大きめに切ります。 - 貼る順番に色画用紙を並べ替えます。
私はABACDCCDCABAのようにしました。 - 画用紙や障子と木枠に糊を貼り付けます。
気温によってはすぐ乾いてしまいますのでご注意ください。 - はみ出た部分、重なった部分をカッターで切り落とします。
定規などをガイドにしてカットすると楽です。
最も大変だったコト。
作業自体はカッターで障子を切り裂いて糊付けをするだけなので貼るのは簡単ですが、問題は障子の枚数でした。なるべく対称的なデザインにしたいしコストも抑えたい。
障子の枚数から導くデザイン
くすみカラーの色画用紙で行う場合はセット内容が10色10枚です。
色味は暖色系5色+寒色系5色の組み合わせだが、同じような色ばかり…。
当方の障子は横3縦6の4組ですので、微妙に数が合いません。
グラデーションにしようと思うと、12セット買って、4色分が余るので48枚余る。
単純に120マス-72枚=48枚ですので。
そこで私は、くすみカラーの色画用紙を6セット買いました。
これで、10色60枚となり、1色につき6枚となります。
1列が12マスですから、2色で12枚つかえてピッタリ1列が埋まる。
しかし、72マスのセルを埋めねばなりません。
12枚足りない!!!
じゃどうするかと言うと、普通の白色の障子紙を中心部にして採光も兼ねることにしました。というのも、どうしたって画用紙ですから厚みがあるため、光を遮る(遮光)と思ったのです。
3Dモデルでシミュレーション
完成しました。
採光だけに最高の結果になった!
色々やってみた結果私はこの組み合わせになったが、自由にやって良いです。
私の場合は、外側を寒色から暖色にし、内側を暖色から寒色にすることで、バランスが取れました。
さらに中心部を白色和紙にしたことにより、額縁のようにも見えます。
このように白色和紙を中心にすると、屋内でも目が疲れる事はありません。
一年中寒くもなく暑くもなく、快適に過ごせるだろうこと間違いなし。
写真では派手に見えますが、実物は意外にも派手さは感じられず、ただただおしゃれな癒しスポットとして存在しています。これは障子だからでしょうか?アフター障子はとてもモダンで風流ですし、中心部だけは普通の障子紙なので、かなり明るいですよ。
追記:三か月使った結果
雨の日はシワっぽくなり、晴れた日はパンっと張ります。
つまり、画用紙であっても、障子と全く同じように機能しているようです。
障子糊ではなくアラビックヤマトを使用したが、全く問題はありませんでした。
剥がす時が大変なのかもしれないですが、その時が来たらまた追記します。
障子紙と比べて画用紙はやや厚みがあるので耐久性が高そうですから、次の交換は二年後の2025年になると考えています。
まとめ
- 紙を障子枠に貼るだけで張り替える事ができる
- 専門器具や知識がなくても可能
- DIYにより一般では買えない障子をデザインする事ができる
- 100均の画用紙を使用する事でコストを大幅に抑える事ができる