あらすぢ
一度現れたが最後、いつかまたこんにちはしてくるアイツ=ぢ。
結論から言いますと、ぢに即効で効くのは強力ポステリザン注入軟膏(処方薬)略して強ポスです。
しかし、処方をしてもらうにはマイクロカメラに写ったヤツを眼前に設置されたモニターで見せられながら説明される地獄のような恥ずかしさを経験する必要がある。
ええ。私は二度とごめんです。
となると、市販薬に頼るしかなく、ボラギノールやプリザエースやヘモリンドなどを試してきましたが、気休めにはなるけど、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
結論としては軟膏では強ポス、市販薬では漢方が一番良かったということを、同じ悩みを抱えるあなたにお伝えしたく、記事を書くことにします。
痔-ぢ-について
なかなか人に言えない悩みのタネですし、ストレスそのものでもあります。
部位が部位だけに恥ずかしいですけど、実は世界中に痔主仲間が居て、虫歯の次に多い病気らしいようなのでちょっと安心ですし、なにより、私自身がぢ主です。
痔の種類
痔の種類は結構ありますが、いずれにせよ排便時に苦痛を伴います。
出そうで出ない、ガスしか出ない、せっかく出たと思ったらそのままひどい下痢になってしまったなど、便に関する悩みやストレスを伴います。
切れ痔
出血を伴う切れ痔は、切れる前のうっ血時がツライので、むしろ切れたほうが楽です。
ボラギノールで殺菌・止血すると良い。
いぼ痔
ぐっと押し込んで引っ込めとけばどうにかなります。
シャワーよりも湯舟で温めると引っ込むことが多いので温めてあげましょう。
ウォシュレットなどを使用して、普段から清潔にするように心がけましょう。
緊急時はとりあえずボラギノールを塗って押し戻して更に注入するのが良いです。
使い切りでもったいなく感じる場面もありますが、注入用が便利です。
外痔
これは内側から飛び出すのではなく、肛門の横にできるのでどうにもならない上にかなりの激痛を伴います。これになった時は本気で死ぬかと思いました。
ボラギノールではどうにもならないので、強力ポステリザンをもらいに病院へ行くのが良いです。
「おや?なんかあるな?」と思ったらすぐに漢方を飲む事をオススメします。
それ以外の肛門疾患
経験がないので何とも言えないけど、確実に辛いと思います。
痛みがマヒしてるレベルになるほどかなりひどい人の話だと、横に穴を開ける手術を行ったと聞いた事があります。
膿や汁のようなものが出ている場合は、大腸の病気の線もあるので急いで病院へ行った方が良いです。
ぢの薬について
確実に飲んでおいた方が良いのが乙字蕩(オツジトウ)です。
ふざけた名前に思えるのですが効能はまじめで、具体的には便を柔らかくする作用もあるので、いきまずにスルリと排出してくれるため、排便に伴う負担がかなり減ります。
調子が良い時はそのまましばらくの間消えてくれるので、オススメです。
ツムラは③番(amazon/楽天)、クラシエはT-24番(amazon/楽天)で、市販薬も処方薬も同じものになりますが、処方薬の方が安いです。
漢方薬ならではの独特のニオイは有りますが、甘草(リコリス)由来の甘めの味があるのが特徴です。
漢方なんか効かないだろと思わずに、もっと前から飲んでいたら、ここまで悪化する事はなかったと思うと悔しく感じるので、皆さんには私のような思いをしてほしくないです。
状態にもよると思いますが、基本的には乙字湯を服用し、排便後の消毒として軟膏を使用するのをオススメします。
なお、私の場合は外痔・中痔の両方に効きました。
なぜ物理的に引っ込んでいくのかはさっぱりわかりません。
強力ポステリザン軟膏
強力ポステリザン軟膏は、大腸菌死菌浮遊液というなんだか恐ろしそうな名前の原料ですが、大腸菌死菌浮遊液とは、ようは、培養した大腸菌が死滅して浮遊した大腸菌であり、効能としては傷んだ腸周りの部分を修復する作用があるようです。
私は医療従事者でもなんでもないのに無責任なことを言いますが、これに関してはジェネリックじゃない方が良いです。
ジェネリックの批判をするつもりはないのですが、私が実際に両方を使った結果は、圧倒的に強ポスの方が治りが早いと感じましたので、せめて初回だけは先発品を使用した方が良いです。
ボラギノール軟膏
最も有名な商品です。
ドラッグストアで売っているので注入型を常備しておくのがオススメ。
使い方はキャップの中で軽く暴発させといて、先端に軟膏を塗布して注入する方法が楽です。
塗る場合は、トイレットペーパーに少し出して患部に塗りつつヤツを押し戻し、そこから注入しておくと安心です。
プリザエース軟膏
使い方はボラギノールと同じですが、こちらはメントール配合なのでスースーします。切れ痔には若干しみるかもしれません。
ヘモリンド舌下錠
ベロの下に置いて溶かす錠剤ですが、効いてるんだかわかりませんでした。
即効性は感じられませんので、即効性を重視する場合はオススメしません。
痔主に必要なもの
確実に必要なものは暖かいお湯が出るウォシュレットです。
痔が便で汚れてしまうので、拭くのも一苦労ですから、お湯で流してスッキリさせるのが圧倒的に楽です。
また、適度な湯加減で血行を促進する事ができるので、一石二鳥となります。
ウォシュレットがない場合は、頻繁にシャワーで洗い流すなど清潔を保ちましょう。
また、携帯用のハンディウォシュレット(参照:amazon)も持っていて損はありません。
まとめ
生活習慣を見直して、早寝早起き禁煙禁酒ノンカフェイン…。わかりますけど、私の場合は、健康な生活を送る為に生きてはいないので、極端に生活を変えるのではなく、痔が悪化したら気を付けるなどして痔と仲良くしていくつもりです。
今回の記事は市販品では漢方が一番効果があったって事を伝えたい記事でした。
仲の良い医者が居るなら強ポスや乙字湯を出してくれと頼むと出してくれる事もあります。みなさんもお大事に…。
追記
出てきたら乙字湯を飲む、という事を繰り返して約一年が経ちました。
市販の軟膏のみに頼っていた時よりも断然良いです。