こんにちは、ウラカタです。
私にはどうしても許せない者がいます。それは蚊。先日草むしりをしていたら、やられました。許せん。許せんぞおおお!って事で敵を知る事にしました!キー!
蚊
蚊(Ka):英名mosquito。
ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科(学名: Culicidae)に属する昆虫である。
イエカ属、ヤブカ属、など35属、約2,500種~約3000種が世界に存在する。
ヒトなどから血液を吸う吸血動物であり、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。
最も古い蚊の化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されている。
オーストラリアでの呼び名
mozzie(モゼィー)と呼ばれ、英語圏で概ね認知されるスラングとなった。
蚊は暗殺者
蚊は、人間にとっては厄介な存在です。蚊に刺されると、かゆみや痛み、アレルギー反応などの不快な症状が起こります。また、蚊はマラリアやデング熱、ジカ熱などの感染症を媒介することもあります。世界保健機関(WHO)によると、毎年約70万人が蚊による感染症で死亡しています。
自然界での蚊の役割
蚊は、人間にとっては厄介な悪者ですが、生態系においては重要な役割を果たしています。例えば、蚊の幼虫(ボウフラ)は水中の有機物を分解し、水質を浄化します。また、蚊は鳥や魚、カエルなどの動物の餌となります。さらに、蚊は花粉媒介者としても働きます。この事から、虫としての役割を担っていると言えます。
蚊の天敵?
蚊の天敵とされている名前を持つ魚がいます。
蚊絶やし(KaDayashi):英名Mosquitofish
カダヤシ目カダヤシ科カダヤシ属(学名:Gambusia affinis)に分類される魚の一種。
カダヤシは原種メダカ(クロメダカ(ミナミメダカ・キタノメダカ))に良く似た小型の魚で、生息域もメダカと同様です。見た目の違いはパっと見ではわかりずらいが、目の色や鱗、尾びれの形状などで判断ができます。
改良メダカを除き、原種メダカの尾びれは台形型なのに対し、カダヤシは団扇のような形です。
特定外来生物
カダヤシはボウフラを食べると言われてる事から、日本脳炎を媒介する蚊の駆除の為に輸入されましたが、やがて全土に広まり、特定外来生物に指定されました。
- カダヤシは特定外来生物として指定されており、日本国内での輸入、販売、頒布、譲渡、飼養、放流が禁止されている。
- カダヤシを飼っている場合には最高で三年の懲役、または三百万円の罰金刑の対象となる可能性がある。
- カダヤシは卵胎生で一度に多数の仔魚を産むため、繁殖力が非常に高い。
敵の敵は味方と言えるかもしれませんが、現在の日本ではカダヤシを庇護下に置くと罰せられますので、ご注意ください。
また、用水路付近では蚊が大量にいます。このことから、カダヤシは蚊を絶やすことは無いと言え、完全に名前負けをしています。
天敵の天敵
カダヤシの天敵はグッピーで、沖縄ではグッピーがカダヤシを駆逐したとの報告があります。但し、カダヤシの代わりにグッピーが増えただけなので、元来の生態系が破壊されていることに変わりは有りません。
メダカと蚊の関係性
メダカもボウフラを食べますし、多くの川魚はたいていボウフラを食べます。しかし、針子(産まれたてのメダカ)はボウフラに食べられる事もあるそうです。
人間と蚊の関係性
蚊は人にとっては最悪の害虫ですので、人間は蚊に対して駆逐・迎撃を行います。
戦闘方式
一般的な方法は、殺虫剤や蚊取り線香、ネットやスプレーなどで蚊を避けたり駆除したりすることです。しかし、これらの方法には問題もあります。殺虫剤は環境や人体に有害な化学物質を含んでいることがあります。また、蚊は殺虫剤に対する耐性を持つこともあります。虫よけのネットやスプレーは効果的ですが、常に使用するのは不便です。
また、殺虫剤を使用できない環境の人も居ます。例えば、アクアリストは屋内屋外問わず、水槽に殺虫剤が混入する恐れがあるため使用できません。
いずれにしても、人間は蚊を見かけたら即、両手で叩き潰す。これがコスパに優れた最善の戦術となります。
革新的な方法による戦術
近年、革新的な方法が開発されています。
例えば、遺伝子組み換えの技術を使って、不妊化した雄の蚊を大量に放つことで、蚊の個体数を減らす方法です。この方法は、ブラジルやインドネシアなどで実験的に行われています。
または、バクテリアの一種であるウォルバキアを持つ蚊を放つことで、感染症の伝播を防ぐ方法です。ウォルバキアはマラリアやデング熱などのウイルスを抑制する効果があります。この方法は、オーストラリアやベトナムなどで実施されています。
これらの方法は、従来の方法よりも安全で効果的である可能性がありますが、まだ完全ではありません。これらの人造蚊が生態系に与える影響は十分に分かっていません。また、これらの方法は高コストであり、広範囲に適用するのは困難です。
蚊との上手な付き合い方
ない。見かけたら倒してください。たとえ生態系が変わってしまったとしても、このかゆみから逃れるためなら、私は構いません。
蚊に好かれる人の特徴
所説ありますが、一般的には以下のように言われています。
- 蚊は二酸化炭素や体温などで人を見つける。
┗呼吸量が多い人や体温が高い人は蚊に刺されやすい。 - 蚊は皮膚の表面にある物質にも反応する。
┗汗や皮脂の量が多い人や、特定の細菌が多い人は蚊に刺されやすい。 - 蚊は色にも影響される。
┗暗い色の服を着ている人は蚊に刺されやすい。 - 蚊は血液型にも好みがある。
┗O型の人はA型やB型の人よりも蚊に刺されやすい。
これらの事から、なるべく明るい色の服を着るのが良さそうです。
清潔を保ち、蚊に嫌われるように努力をしましょう。
蚊に刺されたら?
- 蚊は吸血する際に唾液を注入する。
┗唾液には抗凝固剤やアレルギー物質が含まれる。 - 人間は唾液に反応してかゆみや発赤、腫れなどの症状(虫刺症)を起こす。
┗蚊刺症は通常自然に治癒するが、かきすぎると二次感染や瘢痕のリスクが高まる。 - 蚊はマラリアやデング熱などの感染症を媒介する可能性がある。
┗発熱や頭痛などの重篤な症状が出た場合は医師に相談すること。
蚊に刺された後の対処法
- 刺された部位を清潔に保ち、冷やしてかゆみや腫れを抑える。
- 抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏などを塗って炎症を和らげる。
- かきすぎないように注意する。爪で傷つけると感染や瘢痕の原因になる。
- アレルギー反応が強い場合や刺された部位が目や口などの重要な器官の近くの場合は医師に相談すること。
まとめ
諸君、諸君の生活を脅かす怪物である蚊を根絶し、地域の平和を守るのだ。
カダヤシを飼うのは違法な上に効果がほぼないので、メダカを飼うと良い。