こんにちは、ウラカタです。
私はとにかく蚊が嫌い(参照:モスキート討伐作戦を開始せよ)です。
先日、蚊逃げ草というハーブを発見した瞬間に即効で手に入れたので、今回の記事ではどういう植物なのかを掘り下げていきます。
蚊逃げ草とは
学名 Rose geranium
和名 ニオイテンジクアオイ
フクロソウ科 ペラルゴニウム属 多年草
原産国 南アフリカ
太陽が良く当たる乾燥気味の気候を好む。
蚊逃げ草はローズゼラニウムという名前の香りの強いハーブです。
ローズゼラニウムは元々香料用に栽培されており、アロマ用の精油などに使用されています。精油の香りには鎮静と刺激の両方の効果があり、香りを嗅いでリラックスする場合と、逆の効果が現れる場合がある為、アロマ用途での使用の際は、TPOに合わせた環境のセッティングが重要となります。
似たようなハーブで【蚊連草(蚊嫌草)】というのもあるのですが、そちらはローズゼラニウムにシトロネラを交配した改良品種のセンテッドゼラニウムとの事なので、ともすれば蚊連草の方が上位互換のようですが、ローズゼラニウムを【蚊連草(蚊嫌草)】として販売してるところもあるようで、割と曖昧な状態だそうです。
蚊逃げ草の効果
置いておくだけでは大きな効果はなく、葉や茎が擦れたり揉まれたり切れたりすることで、蚊や虫の苦手な香りを発します。
またこまめに剪定をすることで、脇芽が増えて立派な観葉植物に成長します。
蚊逃げ草の剪定の方法
蚊逃げ草を植え替えます
表側は深緑色で”gardenbase”の文字が書かれているが、私の好みとしては無地が良かったです。ですので、設置の際は文字が見えない方を表にします!
鉢底ネットを敷くことで、鉢底の穴から害虫が侵入することを防ぎ、植物の成長促進に効果的です。
鉢底石を敷く事で通気性や水はけが良くなるため、根腐れが起こりにくくなります。多くの鉢底石は多孔質の軽石ですので、バクテリアの繁殖床としても効果があります。
アクアリウムのろ過材としても使用できそうですね。
ハーブ専用の土を持っていなかったので、花の育成向けの培養土を土壌とします。
培養土は肥料が添加された土で、水はけや通気性などが調整された状態になっているので、ガーデニングの難易度を下げてくれるためありがたいですよね。
できるだけ中心部に植えたいので、中心部に軽く穴を開けました。
水洗いをするか迷ったのですが、揉みながら土を落とすことにしました。
この後、手が土だらけになってしまったのでスマホに触りたくなかったため写真が撮れませんでしたが、もみほぐした後に長くなっていた根っこを10cm程切り落としました。
軽く開けた穴に根っこを落とし込み、土を被せるように追加して完成!
蚊逃げ草の増やし方
蚊逃げ草(ローズゼラニウム)は、挿し木で増やすことが可能です。
挿し木(挿し芽)は株の一部を切りとり、発根させて増やす方法のことです。
実際の効果
蚊には刺されましたが、蚊が減りました。
効果を感じたので、地植えで増やしたいのですが、越冬が難しいとのことで、鉢植えやプランターで増やしていき、玄関などを囲むように設置しようと考えています。
蚊逃げ草の匂い
なにもしないと無臭ですが、葉を手で揉むとレモンのような柑橘系の香りがします。
私はローズゼラニウムを良い匂いと感じました。
ローズ・ゼラニウムは葉がバラの香りがするゼラニウムなので、ローズと冠がついているとのことですが、状態やタイミングによって変わるのかもしれませんね!
記事のまとめと感想
- 蚊逃げ草はローズゼラニウムという名前の香りの強いハーブ
- ローズゼラニウムは元々香料用に栽培されており、アロマ用の精油などに使用されている
- 蚊連草(蚊嫌草)はセンテッドゼラニウムで蚊逃げ草はローズゼラニウムです。どちらもゼラニウムだけど、蚊連草(蚊嫌草)は改良品種。但し、ローズゼラニウム(蚊逃げ草)を蚊連草(蚊嫌草)として販売しているところもある。
- 葉や茎が擦れたり揉まれたり切れたりすることで、蚊や虫の苦手な香りを発する為、蚊避け用途であれば頻繁に剪定する事が重要。
- 鉢植えの場合は、鉢底ネット・鉢底石の両方を使用する事で水はけが良くなり、害虫の進入を予防することができる。
- ローズゼラニウム(蚊逃げ草)は、挿し木で増やすことが可能。
鉢植えは面倒ですが、蚊が居なくなればいいなぁと思っています。
その他の蚊が嫌がる植物6選
調べてみると、他にも蚊などを寄せ付けないハーブ類は多いようですね。