こんにちは、ウラカタです。
【メダカ 処分方法】を検索するのは、相当な心労があったと思います。あなたがお探しの記事は【殺処分の方法】ではなく、なんらかの事情から手放さなくてはいけなくなってしまった事に心苦しさを感じているのだと思いますし、そのなんとも言い難いつらさは私にもわかります。
飼っていたメダカを譲渡する方法ならこの記事に答えがありますが、原因と対策を知る事で処分をしなくても済むかもしれません。
【メダカ 処分方法 選別漏れ】というのはちょっとなんか嫌な感じです。なんのための選別なのかと言うと、改良して販売する為でしょうか?
【できれば売って儲けたい】という場合は、処分方法ではなく【メダカ 売り方】で検索してください。しかし、生き物を飼う人全てにおいて大切な事は、命を預かっているという事実です。
そもそもが、天寿を全うするまで面倒を見る事が命を預かる者の義務と責任です。
生き物を飼う場合は、その生き物の命や幸せを尊重し、虐待したり見捨てたりしないように気をつける必要があります。また、飼うことで他の生き物に迷惑をかけたり危害を与えたりしないように配慮する必要があります。
生き物への利己的な殺生は罪です。生き物を殺す事に戸惑いを覚えなくなった人に生き物を飼う資格も売る資格もありません。生命は尊い。
~目次~
なぜ捨てるのか?-原因と対策-
捨てるに至った理由を解決する事で、捨てずに長く付き合ってあげて欲しいと思います。この項目では原因と対策に向き合いたいと考えています。
飼育に飽きたり、面倒になったりした
原因と対策
- 飼育の目的や楽しみが明確でなかった
┗飼育の目的や楽しみを見つける - 飼育の方法や知識が不十分だった
┗飼育の方法や知識を学ぶ - 飼育の状況や環境が変化した
┗飼育の状況や環境に合わせて調整する
具体的な提案
- メダカの種類や特徴、歴史などに興味を持つ
- メダカの飼育本やサイト、ブログなどを読む・書く
- メダカの飼育仲間やコミュニティに参加する
- メダカの水槽や鉢、植物などを工夫して飾る
- メダカの成長や行動、色彩などを観察する
- メダカの繁殖や品種改良に挑戦する
メダカは小さくてかわいくて、飼育も比較的簡単です。メダカに関心を持ち、飼育を楽しむことで、メダカとの絆も深まります。
飼育スペースや餌代などのコストが負担になった
原因と対策
- 飼育するメダカの数や種類が多すぎた
┗飼育するメダカの数や種類を減らす - 飼育する水槽や鉢のサイズや数が大きすぎた
┗飼育する水槽や鉢のサイズや数を小さくする - 飼育するメダカの餌や水質管理にかかる費用が高すぎた
┗飼育するメダカの餌や水質管理にかかる費用を安くする
具体的な提案
- 飼育するメダカの数や種類を減らす場合は、他の人に引き取ってもらったり、ペットショップに相談したりする
- 飼育する水槽や鉢のサイズや数を小さくする場合は、適切な容量や配置を調べたり、不要なものを処分したりする
- 飼育するメダカの餌や水質管理にかかる費用を安くする場合は、自然にあるものを利用したり、節約したりする
メダカはコストをかけずに飼育できる生き物です。メダカの飼育に必要なものは、水と空気と光と愛情だけです。メダカに適した環境を整えてあげれば、メダカは元気に暮らしてくれます。
飼育環境が悪化してメダカが病気になったり死んだりした
原因と対策
- 水換えや掃除を怠った
┗水換えや掃除を定期的に行う - 餌を与えすぎた
┗餌を適量にする - 水温が急激に変化した
┗水温を安定させる - 新しい生体を水合わせせずに入れた
┗新しい生体を別容器で様子を見る
具体的な提案
メダカは丈夫な魚ですが、飼育環境によっては病気になりやすくなります。メダカの健康を守るために、水質管理や観察に注意しましょう。
飼育数が増えすぎて管理できなくなった
原因と対策
- メダカの繁殖をコントロールできなかった
┗メダカの繁殖を抑制する - メダカの種類や品種を増やしすぎた
┗メダカの種類や品種を絞る - 飼育する水槽や鉢の数を増やしすぎた
┗飼育する水槽や鉢の数を減らす
具体的な提案
- メダカの繁殖を抑制する場合は、オスとメスの比率を調整したり、産卵床を減らしたり、水温を下げたりする
- メダカの種類や品種を絞る場合は、自分の好みや目的に合わせて選んだり、他の人に譲ったり、ペットショップに相談したりする
- 飼育する水槽や鉢の数を減らす場合は、適切な容量や配置を調べたり、不要なものを処分したりする
メダカは繁殖力が高くて多様性に富んだ魚です。メダカの飼育を楽しむことは素晴らしいですが、自分の管理できる範囲内で行うことが大切です。
引っ越しや旅行などで飼育できなくなった
原因と対策
- 飼育する場所や時間が確保できなかった
┗飼育する場所や時間を工夫する - 飼育する責任や継続性が持てなかった
┗飼育する責任や継続性を持つ - 飼育する代わりの人や方法が見つからなかった
┗飼育する代わりの人や方法を探す
具体的な提案
- 飼育する場所や時間を工夫する場合は、小さくて移動しやすい水槽や鉢を選んだり、自動給餌器やタイマー式のろ過装置を使ったりする
- 飼育する責任や継続性を持つ場合は、メダカに名前を付けたり、メダカの成長や色彩を記録したり、メダカの魅力について学んだりする
- 飼育する代わりの人や方法を探す場合は、家族や友人に頼んだり、ペットショップに相談したりする
メダカは飼い主に対して感謝や愛情を示すことはできませんが、飼い主に依存して生きています。メダカを飼うことは楽しいですが、大変なこともあります。
どんな理由でも捨てちゃいけない
メダカを捨てることは、メダカにとっても自然環境にとっても良くありません。メダカは自然界でも平気で生きていけますが、生態系を破壊する恐れがあります。
メダカを捨てるのではなく、他の人に引き取ってもらったり、ペットショップに相談したりすることが望ましいです。メダカ屋さんはTwitterにもInstagramにも沢山います。命の重さを承知してるブリーダーさんなら、引き取ってくれるのではないでしょうか。
調べてみたら、堀切めだかさんが引き取りを行ってくれていました。
殖えすぎたメダカ、喜んで引き取ります - 堀切めだか (hateblo.jp)
相談すると良いと思います。
どうしても、どうにもならなかったら、私のInstagramへDMしてください。しかし、私は小規模の単なる愛好家です。大規模にお役に立てる事はほとんどないと思います。しかし、だからこそ痛みを共有できるかもしれません。悩んで悩んでそこらへんに捨てる前にメッセージをください。
用水路などで発見してしまった場合
もし、用水路などで改良メダカを発見した場合は、以下のような処置の方法があります。
- 改良メダカを捕獲する。ネットや罠などを使って、できるだけ多くの個体を捕まえる。
- 改良メダカを殺処分する。捕獲した改良メダカは、必ず殺処分すること。殺処分の方法としては、塩水やアルコールなどに浸すか、冷凍庫に入れるか、頭部を切断するなどがあります。
- 改良メダカを適切に処理する。殺処分した改良メダカは、ゴミ袋などに入れて密閉し、一般廃棄物として捨てるか、焼却するかします。決して水辺に戻したりしないでください。
- 改良メダカの発見場所や個体数などを記録し、地方自治体や農林水産省などに報告する。改良メダカの分布状況や防除状況を把握するために、報告が必要です。
メダカによく似た外来種でカダヤシという種類の魚の飼育は違法ですが、改良メダカは法に触れません。もし飼育できるのであれば飼育してあげても良いと思います。しかし、薬浴などで隔離したのちに通常飼育に戻すなどの、病気・寄生虫対策をキチンと行うことが必要です。
また、肉食魚のエサにする場合も上記と同様に隔離し、病気・寄生虫対策を行うことが必要です。
メダカの捨て方①
メダカの捨て方をChatGTPに聞いてみた。
正直、心が痛んだが、仕方のない事。受け入れるしかない現実も、ある。
正しいメダカの捨て方
メダカを捨てる場合、以下の手順に従うことが望ましいです。
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残りの水を排水する:まず、メダカのいる水槽からできるだけ水を排水します。これにより、メダカを取り出す際に水槽内でバランスが崩れることを防ぐことができます。
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メダカを取り出す:次に、メダカを手で取り出します。ネットなどの器具を使用すると、メダカに傷をつけたり、ストレスを与える可能性があるため、できるだけ手で取り出すことをおすすめします。
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水槽の物を取り出す:メダカと一緒にいた全てのもの(植物、石、装飾品など)を取り出します。
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残りの水を排水する:メダカや全ての物を取り出した後、残りの水を完全に排水します。残った水があると、メダカが捨てられた場所で生き残る可能性があるため、完全に排水することが重要です。
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メダカを処分する:最後に、メダカを処分する方法を決めます。処分方法は地域や国によって異なるため、当該地域の法律や規制に従うことが重要です。例えば、一般的な処分方法には、焼却、埋め立て、または動物病院やペットショップに預けることが含まれます。
注意点として、野外にメダカを放流することは、環境問題や生態系への影響を与えるため違法であり、また非常に危険であることを忘れずに覚えておいてください。
ようするに、殺し方を提示しています。捨て方なんかは無く、殺処分するしかない。その罪と業を背負って生きていくのが、唯一できる事だと言うことでしょう。
『二度と飼うな』とまでは言わないけれど、原因と対策をじっくりと考えて、今度はキチンと責任を全うできる!と思える時までは安易に飼育しない事を推奨します。
メダカの捨て方②
メダカを殺すのではなく、活かす方法もあります。心ないAIではなく、心のカタマリこと私が考えた方法。
エサにする
販売する
但し、これらが当たり前に行われるようになると【選別漏れしか買えない】という状況になります。良い物を売る事が信頼に繋がるので、選別漏ればかり売ってる人からは買わないようにしたいです。すると、また処分の方法を調べる人が出てきてしまう。
これらはメダカに限らず、商業的なペット業界の闇だとも感じています。
私が思うこと
改良メダカの放流についての報道を見ました。
人は『生き物を殺す』という行為に対して罪悪感を感じる為、放流するという手段を取るのでしょう。しかし、それは生態系への影響を与え、環境問題に直面するし、法令違反でもあります。しかし、環境問題というテーマで言えば、もうとっくに山や沼は新興住宅になり、大型の施設も増え、昨日今日じゃない程に歴史の古い外来種がすでに大量にいる状態。
もっと言えば、どのジャンルであっても国産品がほとんどない状態が今の日本です。それもまた外来種と呼べるのではなかろうか。
なので、私は環境破壊がどうとか外来種がどうとかよりも、生き物を捨てるとか殺すとかそういう非道徳的な行為の方がよほど気になります。
綺麗ごとかもしれないけど、『捨てる』よりも『託す』方が心の健康にも良いと思う。
私は、このようなネガティブな問題にちゃんと直視してこその飼育だと考えます。
このブログで伝えたいこと
メダカの話題では金額が大きく取り上げられます。これは、作出家の長年の努力の結果であり、芸術品としての価値、経緯、その他の要因での金額です。
しかし、命の重さは相場価格ではありません。
選別漏れは悪い事ではないが、選別漏れの個体は万死に値するのでしょうか?
あなたの命の重さは他人と比べて重いですか?軽いですか?どんな有名人だとて、歴史に名を残す偉人だとて、私にとってはすべてが同じです。誰が産まれてもうれしいし、だれが死んでも悲しい。ヒトはヒトの、メダカはメダカの、それぞれの命があります。
命を尊重できない人が命を扱う、それは人としてどうなのでしょうか。
ペットを飼わないと言う選択肢
生き物を飼育するのは情報過多な昨今では簡単だけれど、難しさは別のところにあります。飼うことは楽しい、素晴らしい、素敵だ、と、多くのブログでは生き物を飼う事を推奨しています。
私も、メダカを飼育することは楽しいし素晴らしいので推奨しています。
しかしその一方で『銭金の成る木』としてしか生き物を見れない人を軽蔑しています。
ですが、新たな個体を作出した人を尊敬もするし、あこがれもしています。
このような心のバランスを抱えながら、今日もメダカの糞を拾い、エサを与え、見守りながら、そして癒されています。
私が正しいとは思いません、多くの矛盾を抱える日も来ると思いますし、気づかずに矛盾を抱えてるとも思います。
だからこそ、飼わないと言う選択肢を持っても良いのではないでしょうか。
疑似的に、私のメダカを一緒に飼ってる気分で見守ってはいかがですか?