まえおき
【メダカの処分方法】を検索するのは、相当な心労があったと思います。あなたがお探しの記事は【殺処分の方法】ではなく、なんらかの事情から手放さなくてはいけなくなってしまった事に心苦しさを感じているのだと思いますし、そのなんとも言い難いつらさは私にもわかります。
飼っていたメダカを譲渡する方法にお答えしますが、原因と対策を知る事で処分をしなくても済むかもしれません。
なぜ捨てるのか?-原因と対策-
捨てるに至った理由を解決する事で、捨てずに長く付き合ってあげて欲しいと思います。
飼育している品種に飽きて、新しい品種を欲しくなったなどもあるかもしれません。
飼育に飽きたり、飼育が面倒になった
原因と対策
- 飼育の目的や楽しみが明確でなかった
┗飼育の目的や楽しみを見つける - 飼育の方法や知識が不十分だった
┗飼育の方法や知識を学ぶ - 飼育の状況や環境が変化した
┗飼育の状況や環境に合わせて調整する
具体的な提案
- メダカの種類や特徴、歴史などに興味を持つ
- メダカの飼育本やサイト、ブログなどを読む・書く
- メダカの飼育仲間やコミュニティに参加する
- メダカの水槽や鉢、植物などを工夫して飾る
- メダカの成長や行動、色彩などを観察する
- メダカの繁殖や品種改良に挑戦する
メダカは小さくてかわいくて、飼育も比較的簡単です。メダカに関心を持ち、飼育を楽しむことで、メダカとの絆も深まります。
飼育スペースや餌代などのコストが負担になった
原因と対策
- 飼育するメダカの数や種類が多すぎた
┗飼育するメダカの数や種類を減らす - 飼育する水槽や鉢のサイズや数が大きすぎた
┗飼育する水槽や鉢のサイズや数を小さくする - 飼育するメダカの餌や水質管理にかかる費用が高すぎた
┗飼育するメダカの餌や水質管理にかかる費用を安くする
具体的な提案
- 飼育するメダカの数や種類を減らす場合は、他の人に引き取ってもらったり、ペットショップに相談したりする
- 飼育する水槽や鉢のサイズや数を小さくする場合は、適切な容量や配置を調べたり、不要なものを処分したりする
- 飼育するメダカの餌や水質管理にかかる費用を安くする場合は、自然にあるものを利用したり、節約したりする
メダカはコストをかけずに飼育できる生き物です。メダカの飼育に必要なものは、水と空気と光と愛情だけです。メダカに適した環境を整えてあげれば、メダカは元気に暮らしてくれます。
飼育環境が悪化してメダカが病気になったり死んだりした
原因と対策
- 水換えや掃除を怠った
┗水換えや掃除を定期的に行う - 餌を与えすぎた
┗餌を適量にする - 水温が急激に変化した
┗水温を安定させる - 新しい生体を水合わせせずに入れた
┗新しい生体を別容器で様子を見る
具体的な提案
メダカは丈夫な魚ですが、飼育環境によっては病気になりやすくなります。メダカの健康を守るために、水質管理や観察に注意しましょう。
飼育数が増えすぎて管理できなくなった
原因と対策
- メダカの繁殖をコントロールできなかった
┗メダカの繁殖を抑制する - メダカの種類や品種を増やしすぎた
┗メダカの種類や品種を絞る - 飼育する水槽や鉢の数を増やしすぎた
┗飼育する水槽や鉢の数を減らす
具体的な提案
- メダカの繁殖を抑制する場合は、オスとメスの比率を調整したり、産卵床を減らしたり、水温を下げたりする
- メダカの種類や品種を絞る場合は、自分の好みや目的に合わせて選んだり、他の人に譲ったり、ペットショップに相談したりする
- 飼育する水槽や鉢の数を減らす場合は、適切な容量や配置を調べたり、不要なものを処分したりする
メダカは繁殖力が高くて多様性に富んだ魚です。メダカの飼育を楽しむことは素晴らしいですが、自分の管理できる範囲内で行うことが大切です。
引っ越しや旅行などで飼育できなくなった
原因と対策
- 飼育する場所や時間が確保できなかった
┗飼育する場所や時間を工夫する - 飼育する責任や継続性が持てなかった
┗飼育する責任や継続性を持つ - 飼育する代わりの人や方法が見つからなかった
┗飼育する代わりの人や方法を探す
具体的な提案
- 飼育する場所や時間を工夫する場合は、小さくて移動しやすい水槽や鉢を選んだり、自動給餌器やタイマー式のろ過装置を使ったりする
- 飼育する責任や継続性を持つ場合は、メダカに名前を付けたり、メダカの成長や色彩を記録したり、メダカの魅力について学んだりする
- 飼育する代わりの人や方法を探す場合は、家族や友人に頼んだり、ペットショップに相談したりする
メダカは飼い主に対して感謝や愛情を示すことはできませんが、飼い主に依存して生きています。メダカを飼うことは楽しいですが、大変なこともあります。
別の品種を飼うために既存の品種が邪魔になった
どんな理由でも捨てちゃいけない
メダカを捨てることは、メダカにとっても自然環境にとっても良くありません。メダカは自然界でも平気で生きていけますが、生態系を破壊する恐れがあります。
悩んで悩んでそこらの用水路に放流する前にメッセージをください。
ヒメダカでも楊貴妃でもミユキでも、うちで預かります。
メダカの捨て方を考えてみた
メダカを殺すのではなく、活かす方法もあります。心ないAIではなく、心のカタマリこと私が考えた方法。
エサにする
- 天日干しでカリカリに乾燥させてすりこぎやミキサーで粉末状にする
- 肉食魚(アロワナやポリプテルスなど)に与える
販売する
- ヤフオクやジモティなどの個人売買で売る
- フリーマーケットに参加して売る
- 道の駅で売る
- 庭や路上で売る
但し、これらが当たり前に行われるようになると【選別漏れしか買えない】という状況になります。良い物を売る事が信頼に繋がるので、選別漏ればかり売ってる人からは買わないようにしたいです。すると、また処分の方法を調べる人が出てきてしまう。
これらはメダカに限らず、商業的なペット業界の闇だとも感じています。
私が思うこと
改良メダカの自然への放流についての報道を見ました。
人為的な放流もあると思いますが、卵の流出も考えられますね。
いずれにせよ生態系への影響を与え、環境問題に直面するし、法令違反でもあります。
しかし、環境問題というテーマで言えば、もうとっくに山や沼は新興住宅になり、大型の施設も増え、昨日今日じゃない程に歴史の古い外来種がすでに大量にいる状態です。
『木を植えています』と聞くと『ああ、なんて素晴らしい』と思ってしまいますが、その木なんの木外来種?
もっと言えば、どのジャンルであっても国産品がほとんどない状態が今の日本です。それもまた外来種と呼べるのではないでしょうか。
なので、私は環境破壊がどうとか外来種がどうとかよりも、生き物を捨てるとか殺すとかそういう非道徳的な行為の方がよほど気になります。
綺麗ごとかもしれないけど、『捨てる』よりも『託す』方が心の健康にも良いと思うし
、このようなネガティブな問題にちゃんと直視してこその飼育だと考えています。
このブログで伝えたいこと
メダカの話題では金額が大きく取り上げられる事が多いですが、その金額は作出家の長年の努力の結果であり、芸術品としての価値、経緯、その他の要因での金額です。
しかし、いずれにしても命の重さと相場価格は比例しません。
捨てるのではなく、託す事を最初に考えてくだされば幸いです。
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