久々に始動…できんかった!
カバーをかけたまま3か月ほど動かしていませんでした。
ちなみにこのタイプの中華製カバー、安物はだいたい1年持たずにバリバリに破けちゃうけど、なんとですね…これは135週間(2年半)前に購入した物で、実はこのカバーの新型も持っているのですが、これは未だに現役です。すごくない!?オススメです。
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と、まぁ、カバーをかけて直射日光を避け、湿度もそれなりに保っているとは言え、しばらく放置しちゃっています。バッテリー端子も外していないので、厳しそうです。
エンジンがからない
何発キックを降ろそうとも、そもそもの一発が『スコッ』と抜けるように軽く、『ブルルル』と音が聞こえる事もなく、うんともすんとも言いません。
考えられる要因は多く、いずれにしても何らかの問題が発生しています。
メンテナンスすべき項目
混合比の確認と調整:
指定された混合比を厳守し、必要に応じて調整する。
プラグの点検・交換:
カーボン付着やギャップの広がりを点検し、必要に応じて交換する。
キャブレターの清掃・オーバーホール:
キャブレタークリーナーを使用して清掃し、必要に応じてオーバーホールを行う。
燃料系の点検:
燃料タンク内を清掃し、燃料ホースや燃料コックの状態を確認する。
潤滑系の点検:
エンジンオイルを交換し、シリンダーやピストンの状態を確認する。
リードバルブの点検・交換:
リードバルブの状態を確認し、破損している場合は交換する。
排気系の点検:
マフラー内部を清掃し、排気ポートのカーボン付着を落とす。
点火系の点検:
高圧ケーブルの断線や接触不良、CDIの故障などを点検する。
このように、状態異常は多岐に渡りますので、専門店に持っていく必要がありますが、エンジンがかからないので手押しで…となると、かなり厳しいですよね。
という事で裏技です。
誘爆によるエンジン始動
● AZ(エーゼット) PA-002 強力・速乾パーツクリーナー650ml Y012
このような事をする場合は自己責任はもちろんの事、根本的な原因の解決には至りませんので、あくまでも応急処置と考えてください。
しかし、故障ではなく、寒くてどうしてもエンジンがかからないという場合に直面する事も多々あり、ガスによる誘爆でエンジンを始動させるための専用商品=『スターティングフルード』と呼ばれる、エンジン点火専用の起爆剤があります。
\寒冷地で大活躍/
スターティングフルードは非常に揮発性が高く、エンジン内に噴霧すると混合気を瞬間的に濃くします。これにより、かぶり気味で始動しにくいエンジンでも、爆発しやすくなり、エンジンがかかりやすくなります。
さらには、スターティングフルードには潤滑作用もあるため、シリンダー内の摩擦を減らし、始動を補助する効果もあります。
ですので、このような用途の場合はスターティングフルードを使用した方が良いという事はおつたえした上で、パーツクリーナーやキャブクリーナーが代替として使えるということになります。
エンジンがかかった
スプレーを吹いて少し待ち、キックを降ろすと確かな手ごたえ。
ガチャッ ボルルルrrr
そしてエンジンが始動しましたが、回転数は高めで、ストールしてしまう事もあり、安定するまで何度かキックを降ろしてやり、回転が落ちてきたらわずかにアクセルを回すなどをしている間に、やがて安定してきました。
白煙がもくもくと上がりますが、まぁ、2ストなので、むしろ久しぶりに始動したときは大いに白煙を吹きだしてもらいたいところです。
という事で、そのまま1時間程暖気し、近辺を2周くらいしてきましたが、10℃程度の気温の中、スウェット上下でやることではなく、寒かったです。
そもそもが、単に寒くて着火できなかっただけという事も考えられます。
執筆後記
単にむりくりエンジンをかけて暖気をしただけの記事なので、執筆後記もクソもないんですけど、冬季繋がりの話と言えば、このところはオクトと言うシャンプーを使っており、フケ・かゆみを抑えてくれている実感があって、とても助かっています。
冬季は特に乾燥してしまうので、濃い色の服を着てると肩が気になってストレスたまるんですよね…。