本日休載
書けないと言うか、書かないと言うか、書きたくないというか、ネタにはしたくないのですが、頭の中がもうゴチャゴチャしているので、吐き出すことにします。
自分もそれなりの暦を生きているので、多くの訃報を受けてきました。
最も古い悲しい記憶は、幼児期に体験した曾祖母の葬式です。
近隣から大勢の村民が押しかけて、嘆き悲しみ、どんちゃん騒ぎ。
私も涙が止まらず、しかし、そんな自分に酔っていたりなど、その陶酔感に恥ずかしさを覚えたものの、そのような行為は祖父母の葬儀の時も変わらず、何かのアピールのように嘆いているような自分が背中越しに見え、己の愚行を恥じるばかりです。
SNSでフォロワーがケガをした入院したと聞けば、イイネと思えないのでイイネも押さず、大変だろうからメッセージも送らない方が良いだろうと考えてノーリアクションでいますと、冷たい人だと認識されてしまうなんてことが多いのですが、まぁ、なんかそういう時にだけ群がるような人じゃない美徳ってありますよね。
このように、表に出さず心の内に閉じ込めていられれば良いのですが、どうしても漏れ出てしまうときもあります。
とりわけ、有名人が亡くなると世界が騒ぎますから、なおさら、自分も何かを伝えなくてはならないと言う衝動にかられたりもします。
あるいは、それがインプレッション稼ぎなのか、なんらかのアピールなのかはわかりませんが、いずれにしても多くの方々の嘆きの声を聴く度に、故人に対して羨ましさも感じます。
だからと言って死に憧れてはいけないと思うのですが、じゃあ自分の場合はどうだろうか?と考えました。
きっと、ひっそりと、誰にも知られず、幕を閉じるのでしょう。
だから私は、私の死後、嘆き悲しまれるような存在になるために努力をしていきます。
故人への嘆きの声が多いと言うのは、人生の着地点として素晴らしい事だと感じていますし、現実として、ありがとうの声は多ければ多い方が良いのです。
人はいずれ、どこかで今生に別れを告げる運命なのですが、嘆く人の数が多ければ多いほど、その人の行いが功績として証明されるのです。
じゃあ、有名じゃない人の死は悲しくないのか?と言えばそんなことはなく、私にとっては、それが誰であれ死を知れば悲しいと感じますが、狭い世界で生きている私にとっては、訃報を知る事もなく今生を去って行った人があまりにも多すぎるのです。
今この時点でも、誰かが産まれ、誰かが亡くなっていますが、全く知りません。
自分の生きている範囲だけの世界でも、喜びと悲しみが交互に繰り返し体験させられますが、それこそが人生なのかもしれません。
ともすれば、私とていずれ誰かを悲しませるでしょうから、生きている間は1人でも多くの方に喜んでもらえるように努力してゆきたいところです。
さて、亡くなってから、ああ好きだったんだな と思う事が多い昨今。
亡くなる前にイイネを届ければ良かったと、後悔ばかりが増えていきます。
人の心にはネガティブな声ほど大きく聞こえるものですから、それらをかき消すくらいの大きな声で好意を持っている事を伝えるべきなのですが、どういうわけか伝えるのに勇気が必要で、もの恥ずかしさもあり、なかなか発信しにくいものですから、なんだかバランスが悪いですよね。
今、日本では犯罪と誹謗中傷が増えているように感じます。
悪口が言いやすい時代なのかもしれませんが、私はなるべく個人に対する悪口を言わないように気を付けています。
恨まれるのはしょうがないけど、なるべくなら恨みたくはないのです。
じゃあ好意を伝えているのか?と言うと、私は、ファンレターと言う物すら送ったことがありません。字も汚いし、文章も下手になるし、なんだか恥ずかしいからです。
でも、そのような考えはもう改めるべきなのでしょう。
誰であれ筆者より先に死んでほしくはないのですが、とりわけ筆者が好きでたまらない人を思い出した順に列挙してこの記事を締めます。
横山剣さん、IKURAさん、明石家さんまさん、ビートたけしさん、サザンオールスターズさん、ラッツ&スターさん、中島みゆきさん、長瀬智也さん、黒崎彩子さん、金月真美さん、メタルユーキさん、小林賢太郎さん、片桐仁さん、江頭2:50さん、中川翔子さん、野生爆弾さん、プリンセス天功さん、安室奈美恵さん、KEIKOさん、マークパンサーさん、パークマンサーさん、YU-KIさん、JUDY AND MARYさん、桂正和さん、井上雄彦さん、尾田栄一郎さん、矢尾一樹さん、高山みなみさん、Whoopi Goldbergさん、Rockin'Jelly Beanさん、マリアンヌ東雲さん、良き有名人の方々。
親族、同窓生、岩手の人、日吉台昇先生、ロッキーババア、UPROCKの竜二さん、関宿のメダカ屋さん、遠野市観光協会の方々、夢ひろメダカさん、ふじさわのマスター、読者の方々。
立川談志家元、田中邦衛先生、菅原文太先生、愛川欽也先生、志村けん師匠、大杉漣さん、Nightbirdeさん、坂本龍一教授、八代亜紀様、松本零士先生、笑福亭笑瓶さん、陳建一先生、上島竜兵さん、エスパー伊東さん、南部虎弾さん、すぎやまこういち先生、鳥山明先生、鶴ひろみさん、TARAKOさん、戦争・事故・病気・震災で亡くなられた方々。
ありがとうございました。
これからも勝手に多くを学ばせて頂きます事をお許しください。
その他にも、多くの方がいるはずですが、パっと出て来なくてごめんなさい。