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【体験系雑記帳】

たばこ(R-20)ゴールデンバージニア のレビュー(手巻きシャグ)


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ハリウッドスターがレッドカーペットを歩いているイラストを背景にしたタイトル画像(筆者によるAI作成画)

「とにかくコスパ高い」

おことわり

この記事は”煙草に関する記事”ですので、未成年及び嫌煙者の閲覧はご遠慮ください。なお、喫煙を助長するわけではなく、むしろ節煙及び禁煙への道標となれば幸いです。

 

ゴールデンバージニア

ゴールデンバージニアのパッケージ(筆者撮影)

パッケージです

パッケージ記載の説明文

We believe rolling tobacco should always be of the highest quality. That's why Golden Virginia has been hand crafted throughout the generations by expert blenders. We use the finest leaves and the right level of moisture to ensure quality and freshness is guaranteed. Golden Virginia - Leading Perfection

引用元:パッケージ内側の説明文

簡単に翻訳するとこうなります。

『私たちは、手巻きたばこは常に最高品質であるべきだと考えています。だからこそ、ゴールデン・バージニアは、長年にわたって熟練のブレンドマスターによって手作業で作られてきました。私たちは、最高級の葉と適切な湿度を使用することで、品質と鮮度を保証しています。ゴールデン・バージニア - 究極の完成度』

つまり、内容に関してはパッケージからではよくわかりません。

製造は、イギリスのブリストルに本社を置き、世界160カ国以上に事業を展開する Imperial Tobacco.LTD によるものです。

Imperial Tobaccoと言えば、JPS・ダビドフ・ウィンストン・KOOL・ゴロワーズなどが有名ですね。ペーパーの老舗ブランド Rizla も手掛けています。

Golden Varginiaは1877から存在しており、4 つの異なる大陸から 20 種類の異なる高級タバコを使用して、独特の風味を保証しています。しかし、それらの品種は明かされていません。

公式HP:https://www.imperialbrandsplc.com/brands-of-choice

 

【概要】

エアキュアド、サンキュアドのバージニアとバーレーのブレンド。
刻み幅が細く、適度に湿り気がある葉は、巻きやすくマイルドな味わい。
パッケージにはジップロック方式を採用しており、密封が可能です。

 

【価格】(2024/07)

ペーパー付属 50g/1400 円ですから、1g=約28円 なのでシャグとしては平均ですが、ノンフレーバーですから多用途に使える為、コスパが高めと言えますね。

 

ゴールデンバージニア のレビュー

ジグザグのリコリスとリズラ+グリーンで巻いたゴールデンバージニアとシャグ葉(筆者撮影)

ジグザグとリズラ

付属のペーパーはリズラ+ミディアムでしたが、今もまだあるんだ!?と思いました。そういえば、リズラのペーパーは初めてかもしれません。42O界隈ではお馴染のジグザグとリズラで巻きました。

開封レビューです。
シャグはブロック状になっていますが、しっとり…いや、じっとりとしていて、湿ったカントリーマァムような弾力のある柔らかさです。香りはやや薫香的な牧草っぽさがあるけど、そこまで濃くはないですね。フレーバーとしてはあまり期待できない感じです。

 

まずはリズラから着火。
煙は多め、やや甘め、クセは全くなくて、軽くもなくて、重くもない。じっくりと堪能すれば深みのあるバージニアやキュア感を堪能できるけど、さっと一服にも適しているので深みを追わなくても愉しめますね。ただ、バランスが良すぎて逆に飽きるかも?

足し材には最適だと感じます。文句はありませんが、しいて言えば、クセがなさすぎて上品すぎる。上質すぎる。全体的なムラはほぼなくてバランスが良いのですが、つまんだ箇所によっては最高の部位が混在しているので、この場合、あえて丁寧に混ぜるよりも、適当にほぐしてちょっとしたガチャを愉しむ方が良さそうです。

リコリスで着火。
こちらのゴールンデンバージニアもジョニデさんが嗜んでる事で有名です。リコリスでもフリーバーニングでもどちらでもって感じですが、まぁなんかジョニデ氏=リコリスってイメージなので、リコリスを愉しみましょう。

『え、ヤバ』

リコリスがゴールデンバージニアの甘味を最大限に引き出してきやがります。これはヤバい。うまい。TheBestofSHAG と言っても差し支えない程の仕上がりです。何と言うか、嫌みがなくてすべてが丁度いい。価格もそうだし、味わいもそうだし。ノンフレーバーバージニア系の極地かもしれません。ピラミッド的な最高ではなくて、最後にたどり着くところって感じ。

 

その他も、様々なペーパーを愉しみましたが、総じて思ったのは『持ちが良い』という事。一本当たりの時間が長いです。これは程よい過湿状態だからなのか、カッティングがそうさせているのか、あるいは、そういう品種だからなのかはわかりませんが、長持ちします。

付属のリズラ+のペーパーのこと

リズラとスモーキングのペーパーの比較(筆者撮影)

リズラとスモーキング

どちらも60枚入りのフリーバーニング&コーナーカットで、紙の厚みや縦線もほぼ同じなのでOEMかな?と思ったのですが、よく見ると違っていました。

スモーキンググリーンと比べてリズラ+グリーンの方がやや薄く、コーナーが浅く広いです。ほんの少しだけね。リズラはあまり売られていないのですが、スモーキングはだいたい置いてあるし添付されている事も多いので、どちらかと言えばリズラを購入します。ただまぁ、そんなに差異はありませんし、わざわざ買うようなものでもないです。

でも、リズラって懐かしいなぁと思いました。今はもうほとんどなくなったヘッドショップでは、ジグザグかリズラしか売ってなかったので、ミドリノゴホンユビ界隈にはお馴染みですよね。

 

リズラはSuzuki MotoGPの公式スポンサーでもありました

Suzuki MotoGP 

リズラはスズキのMotoGPのメインスポンサーも務めていましたので、こちらの方が有名かもしれませんね。リズラってなんだ!?と。JPSの方はよく知られていますよね。黒ボディに金のJohn Player Specialのロゴと文字がかっこよかったですね。

 

ゴールデンバージニアの賛否

極端に意見がわかれるというよりは、全ての銘柄の味の基準として中心に持ってくるべき銘柄だと感じましたが、ネット上では意見が分かれているようです。内容は読むと引っ張られてしまうので読んでいませんが、キーワードから感じた事を述べます。

 

『ゴールデンバージニア まずい』というキーワードについて。
これはおそらく、味がしない、味が薄いと感じる人の意見だと思います。確かに、フレーバー系やメンソール系などのわかりやすさを重視する人には物足りなさがあると感じます。筆者はガラムなどのクレテック系の甘いのが好きなので、うっすらとした甘味じゃものたりないってのもわかる気はします。ただこれ、シャグとしてはかなり甘い分類ですし、さらにリコリスで化けますけど、それでも薄いと感じる人は多いかもしれません。なぜかというと、香りが甘くないからですね。

味を舌ではなく、鼻で味わうタイプの人も多く居ます。ですから、着香を誤魔化しとはまったく思っていませんし、おそらく加湿時点でなんらかの着香はあると思います。

あるいは、そこまで強くはないのですが、キュア感やバーレーの酸味やピリつく辛味が苦手な方もいるかもしれません。

いずれにしても、様々な銘柄を嗜みまくってからここに戻ってみてください。多分、このゴールデンバージニアの奥底のうまさに気付けるはずですし、それに気づけた方がより一層シャグが楽しくなりますから、わかりやすく言えば『出直して来い』という事になります。

ただ、うまくもないのにうまいと言うのは違います。まずいと思うものはまずいで良いんです。実際、つまんだ場所によっては、そんなにうまくない部分もあります。

 

『ゴールデンバージニア うまい』というキーワードについて。
筆者の意見もこちらですが、これはこれをこれとして味わおうと思った時に感じる味覚だと思います。旨味を探そうと思わないと出会えない奥底のバランス感覚があるからです。そんなに難しい物ではないのですが、少なくとも無風の空間でゆったり嗜む人にしかたどり着けない味なのかもしれません。あっさりしていると言えばあっさりしているのですが、その実どこまでも深い味わいがあるんですよね。ノンフレーバーならではの味わいを探訪する人にしかわからん部分だと感じます。大丈夫、甘くてうまいですよ。

つまんだ場所によっては大当たりの激あまゾーンがあります。

 

手巻き初心者に勧めるべきか?
勿論、すでに喫煙者である事が前提で、非喫煙者には一切勧めるべきではありません。

喫煙者である以上、すでになんらかの銘柄を嗜んでいるとは思いますが、コンビニで売られてるような一般銘柄を好むタイプには、この味をわかれ!と言うのはちょっと荷が重いと感じます。シガリロや珍しい洋モクなどを愉しんでる方ならまだしも、初心者向けとしては難しいと感じます。

確かに今なら『ゴールデンバージニア』から始めたかったと思うけれども、筆者は『マニトウゴールド』から始めたけど、今と以前ではまるで感覚が違うので、やはり、経験値と言うのが大切だと思います。

ゴールデンバージニアにはやがてたどり着くはずですので、最初はフレーバー系から始めた方が良いように思います。いずれもうまいですし。

 

執筆後記

ゴールデンバージニアの見開き部分と付属のリズラ+(筆者撮影)

色合いが恰好良い

けっこうパンパンに詰まっていました。

ゴールデンバージニアは、価格が平均的な価格なのに質が高く、それでいてベストバランスでありことから、コストパーフォンマンスが高く感じられる良品でした。

クセの強い物は玄人向けなのはわかりますが、ベストバランスもまた玄人向けなんだなぁと感じた次第です。ただまぁ素人だと玄人だと言っても、結局は『嗜好品』であるから、当人が良いと思うものこそが『至高品』なのです。これをうまいと思ってもまずいと思っても、正直どっちでも良いです。ただ筆者にとっては、これはかなりアリでした。

 

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