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【体験系雑記帳】

ファンタ ヨーグルラッシュ マーブルオレンジ の レビュー 「うまい?まずい?」


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ファンタ ヨーグルラッシュ マーブルオレンジを持っている人をイメージしたイラストを背景にしたタイトル画像(筆者によるAI作成画)

『不思議なジュース』

 

ファンタ ヨーグルラッシュ マーブルオレンジ

ファンタ ヨーグルラッシュ マーブルオレンジのパッケージ、ラベル付きボトル(筆者撮影)

ラベルです

公式による説明をかいつまむと

2024年7月1日(月)より期間限定で新発売!
ファンタヨーグルラッシュ マーブルオレンジは、本物のヨーグルトに炭酸とオレンジフレーバーゼリーを合わせた、新感覚の炭酸飲料だそうです。

・・・ヨーグルトに炭酸、どんな味なんだろう?

さらにこちらの商品は、コカ・コーラ社独自の製法を用いて、ボトルをゆっくりひっくり返すとヨーグルトフレーバー炭酸とオレンジフレーバーゼリーが混ざり合いマーブル模様になるとのことで、飲むごとに見た目と味わいの変化を楽しめる、新感覚ドリンクです。

 

【原材料】

原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、発酵乳、脱脂粉乳、調整クリーム/炭酸、香料、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、安定剤(大豆多糖類、ペクチン)、乳酸Ca、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、シリコーン、カロチン色素

 

なんかヤバそうな物質が入ってるが?

セメダイン JIS シリコーンシーラント 8060 330ml クリア(半透明) 1本

シリコーン・・やばそうなんだが、シリコーンって風呂のタイル目地などに使うあのシリコンでしょ?大丈夫なの?って事で、簡単に調べてみました。食材としてのシリコーンと、建築用品のシリコンでは、どちらもシリコンと言う物質ではあるものの、その用途・形状・化合物が違うとの事です。ま、そりゃそうか。

意外でしたが、シリコーンが使われてる食材・飲料品は多くあり、とりわけ消泡材という名称でシリコーンが使われてる事が多いようです。豆腐やヨーグルト、缶コーヒーなどにも。化学物質に悲鳴をあげてしまう系の人は卒倒しちゃうかもしれませんね。

ま、大丈夫です。飲んでからこの記事を書いている状態ですし、なんにもなっていません(笑) こういうの好きでしょう?

飲む前にすべき作業があります。

ラベルを剥がした状態のファンタヨーグルラッシュマーブルオレンジは、ボトル内で成分が分離している事がわかる(筆者撮影)

ボトル内で分離している

このペットボトルの中には、発酵乳とオレンジ風のゼリーと炭酸が同居しており、混ざりあってはいませんから、成分の関係上、分離している状態となっています。

とは言え、この分離してる状態はちょっとした振動でも簡単に混ざってしまうので、購入して家で見たら混ざってしまっていました。

ですので、分離している状態の写真を撮るために購入してからしばらく冷蔵保存しておりましたが、冷蔵庫から取り出しただけでも結構混ざってしまいます。飲む分には全く気にする必要はないけど、撮るのには難儀しました(笑)

「分離しているんだヨ」って事をわかってもらえたところで、さっそく作業へ移ります。

内部で起こっている分離を混ぜるため、しかし、炭酸への影響を考えながら、ゆっくり静かにひっくり返して回しています(筆者撮影)

ひっくりかえす

重みのあるオレンジ風のゼリーがじんわりと落下してヨーグルト部分と混ざって行きます。軽くボトルを時計回りに回しました。炭酸水なので振ってはいけません。炭酸水をおいしく飲むには、炭酸の流出を防げば防いだだけ美味しく飲めます。

ただ、この日は暑く、クーラーの無いこの部屋でゆっくりとしていては、どんどんぬるくなってしまいます。炭酸は温度が上がると消失してしまいますから、写真なんて撮ってる場合じゃねぇですので、さっそく飲みます。

ファンタ ヨーグルラッシュ マーブルオレンジ の レビュー 

透明度は全くなく、果実タップリ系のフルーツミックスジュースのような色合い(筆者撮影)

透明度は全くない

香りですが、加糖ヨーグルト「雪印メグミルク 牧場の朝」のような香りがしますね。予想の中ではヨーグルト感に期待はしてなかったのですが、意外とヨーグルト感が強いのかもしれません。

炭酸は細かな炭酸がしゅわしゅわ・・いや、ジュクジュクと表層から噴き出しており、けっこう□□テスクです…。

表層に浮かぶオレンジ風のゼリーを貫通してくる炭酸の様子(筆者撮影)

ね?

浮かんでいるのはオレンジ風のゼリーですから、汚いものではありません。ただこれ、ここから炭酸がブツブツとゼリーを割って出てくるので、それがどうも筆者には醸した状態に見えてしまったわけです。

さて、飲んでみましょう。問題はうまいか否かです。

ゴキュリ。

いや、うーん、いまいちピンとこない味だなぁ…。炭酸は、ピリピリ系の刺激がある炭酸だけど、かなり細かい粒子を感じます。

味は、ヨーグルト…いや、マミー?あるいは、ピルクル?ところどころ酸っぱい部分があるっちゃあるけど、いまいちピンときません。コーラスウォーターのソーダ?うーん。アンバサとかカルピスソーダではないです。

ゼリーは、ウィダーイン系のゼリーだけど、高級感はまるでない。ウィダーイン風のちょっと安めのいわゆるクラッシュゼリーなのでしょう。小さい子に薬を飲ませるために混ぜるゼリーみたいな感じ。

「飲むごとに見た目と味わいの変化を楽しめる」とあったが、そんなことはなかった。ずっと同じである。単にゼリーが口に飛び込んでくる量で食感が変わる、それぞれの濃度がちょっと変わる程度だから、このようなわかりずらい味の変化程度では、変化とは言えない。変化とは、例えば、オレンジからコーラに変わるなど、まるで別の物になるくらいのことでなければ面白味がないのだ。また、見た目も変わらない。飲むごとに量が減るだけである。

総じて思うに、ゼリーである必要性もヨーグルトである必要性も感じませんでしたが、「Z世代ってこうでしょ?」みたいな感じが伝わりました。

まずくもうまくもなかったですが、安売りされてたらお得ではあるので、購入はアリですね。このタイプの炭酸自体珍しいので、一度は経験しておくべき珍飲料ですよ!

執筆後記

ファンタヨーグッラッシュマーブルオレンジの入ったグラス(筆者撮影)

感想を終えて…

うまくもなく、まずくもなく、面白くもなく、さりとて、珍炭酸である。

これの何がいけなかったのか、多分、奇をてらったコンセプトまでは良かったのだが、アウトプットされたものが、フレーバー系カルピスソーダよりも味の薄いソレだったから、ここがダメだったのだと思う。ヨーグルトがメインのはずなのに、ヨーグルト感が薄いのも残念です。

オレンジゼリーにもう1つ工夫が欲しいと感じた。あるいは、ファンタオレンジをベースに、ヨーグルトのゼリーやミルク寒天などを混ぜて混沌を産み出した方がよほど面白いのではないかな?と感じました。

とは言え、この試みはとても面白いとは感じますし、可能性も感じました。別々の物を1つにまとめようという努力もすごいです。でも、せっかく物理的に別の形状の物なのだから、濃い味と濃い味でぶつけて、わかりやすくした上で、好みが両極端にわかれるような、変な炭酸飲料を希望します。

 

しかし、あくまでも、ゆがんだ炭酸思想を抱く珍炭酸マニアの筆者がおかしいのであって、一般層には「このくらいが良いんだよ!」って人がたくさんいるはずです。それもわかる。

 

 

こちらの珍炭酸もどうぞ!

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