まえおき
筆者はカップ麺が大好きで、コンビニ限定や新商品(と言いつつほぼ期間限定)の物を毎日食べていたのですが、現在はカップ麺やカップ焼きそばを1カ月に1つだけに制限していて、『これだ!と思える物を厳選して”ジャケ買い”』しています。
今回、こちらのAceCookから発売されているリンガーハットの長崎ちゃんぽんに決めたのは『リンガーハットが大好きだからさ』です。
それと、どうやら脂質が30%OFFで”ロカボ”という最近チラホラ聞く流行りのヘルシー路線に手を出してみたかったというのもありますが、不安もあります。
”AceCook・リンガーハットの長崎ちゃんぽん”は私の貴重な月1カップ麺を費やし、どのような感想をもたらせてくれるのでしょうか。
AceCook
リンガーハットの長崎ちゃんぽん
正式名称は『エースコック ロカボデリPLUSリンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ』となっていますが、パッケージには糖質30%OFFと書いてあります。
■発 売 日:2023年 9月11日(月)
■発売地 区:全国
■希望小売価格:285 円(税抜)
特徴を公式から引用します。
【めんの特徴】
エースコックの独自技術でつくりあげた低糖質めんです。ちゃんぽんめんらしい滑らかでもっちりとした食感の太めんに仕上げました。
【スープの特徴】
チキン・ポークをベースに、魚介の旨みを利かせたちゃんぽんスープです。香味野菜や香ばしいオニオンラー油の風味がアクセントとなり、低糖質ながらも深いコクのある本格的な味わいに仕上げました。
【かやくの特徴】
程良く味付けしたキャベツ、彩りの良い人参、かまぼこ、コーンを入れました。リンガーハットのこだわりである国産野菜を 100%使用しています。
🧔『紹介文に自信が現れていますね。楽しみです!』
噂のロカボ麺をチェック
蓋を開くとふわっと油の香りが漂いました。これが噂のロカボ麺なんですね!
正直な感想としては”健康に良さそうには思えない香り”です。
乾燥かやくはこんな感じ
かやくは、キャベツ・人参・コーン・ピンクの何か(多分かまぼこ)が入っていました。
リンガーハットの長崎ちゃんぽんは、甘みを感じる野菜がたっぷり入っていて、そこにエビや豚肉がいる事で、更に野菜の美味しさが引き立てらている事が魅力ですが『エースコック ロカボデリPLUSリンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ』には、エビと豚肉は入っていませんでしたのでちょっと残念ですね。
ダイエッター向けだからかな?
調理を開始します!
内側の線の位置が思ったよりも低いところにありましたが、お湯の目安量は360mlと書いてありますので、意外に入ってるようです。
待っている5分は長いので、メダカのエサやりでもしようと思ってエサをあげてきました。すると、5分が経つのがあっという間で、危うく間に合わないところでした。
【え?なんで?】完成したけど、え?
カップ麺ってこんなに泡立ちましたっけ…?
一瞬思考が停止したけれども、ロカボ麺だからかな?と思うことにしました。
泡のせいでやや食欲を失いつつありますが、問題は”味”ですから…。
ちなみに、箸でスープをまぜたら泡は消えました。
麺はこんな感じです。
麺全般への表現で多いのが『つるっとした麺』などと言われますが食感やのど越しへの表現となりますが、このロカボ麺の場合は”物理的につるつる”していて箸から滑り落ちてしまうので、掴みながら撮影するのがめんどくさかったです。
かなりの麺を箸で掬ってきていますが、ここまでつるつる滑り落ちる麺は珍しいです。
良いのか?悪いのか?と言うと、私の率直な感想としては『イラつく』でした。
味の感想(レビュー)
まず、これはお店(リンガーハット)の味ではありません。エビが入っていないから、豚肉が入っていないからという問題もありそうですが、それ以前に別物でした。
麺の固さは長い茹で時間の割りに良いですが、あと数ミリ太くてノンフライだったら良かったです。
それと、油の香りがどうにも気になりますが、エースコックの麺は、油のニオイが強い*1印象です。
なによりも、私が食べていて気になったのは以下のポイントです。
- 野菜は噛むほどに旨味があるが、甘みがうすい。
- キャベツの芯が多くてチープな感じがする。
- 人参が細かすぎてスープの底に沈んで取れない。
┗最後にスープを全部飲まないと摂取できない。 - そもそもリンガーハットの味ではない。
- 味が濃いわけでもないのに後味がやたらしょっぱい。
以上の事から次に購入する気はありませんが、この点が改善されたらまた購入してみたいとは思います。
”ロカボ”ということで、気になるのはダイエット食品として機能するのかですが、実際の効果はわかりませんが、ダイエットの為って事で買うならこれはアウトです。
カップ麺をどうしても食べないといけない事情があって”ロカボ”に心酔している方にはオススメです。
そもそもロカボとは?
ロカボは、一般社団法人 食・楽・健康協会が提唱する食事法です。ロカボのマークは、食・楽・健康協会が掲げている「おいしく、楽しく食べて、健康に」という理念のもと、ロカボをさらに普及させるために作成されました。
具体的には、糖質をゼロにしない「ゆるやかな糖質コントロール」という食事法で、1食あたりの糖質量を20~40gとして、嗜好品は1日10gまでを摂取し、1日の糖質の摂取量を130g以内に抑えて食べることを推奨しています。
ロカボは、一般的なローカーボよりも続けやすい食事法です。
糖質の摂取をゼロにしないため、食べられないストレスに悩まず、健康的に長い間続けられます。
引用・参照元:ロカボオフィシャルサイト
ようは、極端なダイエットではなく、ゆるやかな糖質制限の事ですので、気になるかたは”ロカボ印”を探してみても楽しめそうですね。
原材料などの情報について確認
【めん】
めん(小麦粉(国内製造)、植物性たん白、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、大豆食物繊維、ジンジャーパウダー、卵白粉)、スープ(ポークエキス、豚脂、香味油、食塩、チキンエキス、たん白加水分解物、発酵調味料、香辛料、しょうゆ、乳化油脂、魚介エキス、大豆たん白)、
【かやく】
かやく(キャベツ、人参、魚肉練り製品、コーン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、酒精、ソルビット、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、クチナシ色素、甘味料(カンゾウ)、酸味料、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【標準栄養成分】1食(85g)あたり
エネルギー/290kcal
たん白質/10.1g
脂質/10.5g
炭水化物(糖質/食物繊維)/44.3g(糖質33.4g/食物繊維10.9g)
食塩相当量(めん・かやく/スープ)/6.1g(めん・かやく1.7g/スープ4.4g)
記事の締め
健康の為にカップ麺を食べるというのもちょっとよくわからないのでロカボの効果がどうのとは私からはなんとも言えません。
それよりも、せっかくの月1のカップ麺を楽しみにしていた事と、リンガーハットの長崎ちゃんぽんが好きなので、今回の結果はちょっと残念でした。
リンガーハットと書いてあるからリンガーハットの味なんだ!と思い込める人にはオススメですが、はっきり申し上げて麺ですらないポテトスナックの方がよほどリンガーハットでした。
長崎ちゃんぽんのカップ麺ならこちらがオススメです。
●【即席麺】インスタント長崎ちゃんぽんのレビューだけしようと思ったら安定の情報過多になった - urakatahero”B”log