まえおき
筆者はカップ麺が大好きで、コンビニ限定や新商品(と言いつつほぼ期間限定)を毎日食べていたのですが、現在はカップ麺やカップ焼きそばを1カ月に1つだけに制限していて『これだ!と思える物を厳選して”ジャケ買い”』しています。
今回は東洋水産(マルちゃん)から発売されている『沼るコショウ長崎風ちゃんぽん』を選びました。
私の貴重な月1カップ麺は、どのような感想をもたらせてくれるのでしょうか。
沼るコショウ長崎風ちゃんぽん
どういう掴み方をしたらそういう麺の持ち方になるんだよ!と、ツッコミを入れたくなるようなパッケージですが、この麺の掬い方は映えるので記憶に残しておくとします。
沼る
と、大きく書かれていますが、これは近年の流行語のように思われがちですが、ネットスラングや趣味の界隈でも2010年以前からある言葉です。
『底なし沼』のように『ハマったら抜け出せない様』を現す動詞として『沼る』と言われます。
沼と言えば、漫画『賭博破戒録カイジ』に登場するパチンコ台『沼』ですね。あれぞまさに沼そのものでした。
さて、そんな沼を題材としたこちらの商品は、希望小売価格が160 円(税抜価格)と、近年のカップラーメンでは手ごろな価格で、店頭売りではもうちょっと安く購入できました。
沼るコショウの原材料等
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白)、
添付調味料(植物油、ポークエキス、食塩、香辛料(こしょう、ガーリックパウダー)、野菜エキス、魚介エキス、たん白加水分解物、酵母エキス)、
かやく(キャベツ、コーン、かに風かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、カラメル色素、香辛料抽出物、香料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、パプリカ色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
内容量:68g(めん52g)
販売者:東洋水産株式会社(東京都港区)
製造所:株式会社酒悦 房総工場(千葉県長生群)
発売日:2024年02月12日
沼るコショウを開封!
乾燥かやく(具)は3種だし、量も少なく思えるのですが、それぞれがしっかりとしたサイズですね。
大ぶりな形状のスープ粉末は後入れタイプではなく、しっかりと麺に絡まっている印象を受けます。
すでに美味しそうな気配が漂って…見た目のレビューなんかしてる場合じゃありませんね。
沼るコショウを調理します!
内側の線までお湯を注いで4分間待っていれば自動的に完成します。
さて、時折聞く『カップラーメンは料理か否か問題』ですが、筆者としては、文章としてカップラーメンを料理すると書くには抵抗があります。
と言うのも、ウィキペディアなどの文献を読むと、カップラーメン・インスタントラーメン・即席麺の定義はやや曖昧な状態であるものの、いずれにせよ「お湯を注いで数分でスープも含め調理できる即席麺」とされている為、料理ではなく調理である事が正解のように思います。
従って、カップラーメンにお湯を注ぐ行為が料理か否かについては、料理に非ず調理であると言えます。
確かにインスタント食品には、調理方法と記載されている事はあっても料理方法とは記載されていませんよね。
でも、最近では『作り方』と記載されている事の方が増えたように思います。
なお、筆者にとっては『料理だから良い、料理じゃないから悪い』などはどうでも良くて、それがなんにせよ、温めてくれてありがとう、作ってくれてありがとうと言う気持ちです。
『今日の夕飯どうする?』と相談しあって、妥協したりこだわったりして、双方が納得した上で食べたい物を食べなされやと。
沼るコショウのレビュー
魅せる麺の掬い方じゃなくて、食べる麺の掬い方ですいません。
ウンチク語ってハラ減ったのでさっそく頂かせて頂きやす。
添付の後入れ特製油を全量投下しました。
1口目。
確かにコショウの強みを感じますが、筆者は胡椒系スパイスが好きな割に、コショウを大量に入れるとむせてしまうんですけれど、これはむせませんでした。
長崎風ちゃんぽんとのことですが、確かに長崎ちゃんぽんではありません。
麺もちゃんぽん系ではありませんし、スープもちゃんぽんっぽくはないです。
はっきり申し上げて、こしょうを効かせた白湯系塩ラーメンです。
2口目。
コショウの辛さが際立ってきました。
スープをよく混ぜますと、若干のトロミを感じます。
ちゃんぽんかどうかなんてどうでも良いです。
沼…ウマ…。
3口目。
カニカマは味が薄いですが、まぁ邪魔されなくてちょうどいいかもしれません。
コーンは、おそらくですがマルちゃんのでかまる塩バターコーンやマルちゃんの麺づくりのみそ味などの乾燥とうもろこしと同じです。
キャベツですが、即席焼きそばのキャベツっぽい感じがしました。
4口目。
もはや旨いとかではなくて、なんというか、沼い。
これは沼い。
あーやばい、沼い。
ほどよいスープのトロミがさらに沼い。
原材料には[こしょう]とだけ書いてありましたが、これ多分1種だけじゃないです。
テーブルこしょうと、黒胡椒以外にも何か仕込んでありそう。
コショウが効いたスープをカップからすするのではなく、レンゲで掬って飲んでみると、これがどうしてか更にうまい。なんでだろう?
総評ですが、これ、税抜き満額の160円でも安いです。
コショウ好きなら絶対オススメ。
筆者は月1でしかカップ麺をたべられないシバリで生きているので、沼からの脱出は半ば強制的ですが、週一…いや、3日に1度は食べたいです。
中毒性が高い!
スープの最後の一滴まで、名残惜しみながら飲み干しました。
記事の締め
月一カップ麺としては、大当たりのカップ麺で大満足でした。
たんなる胡椒辛いだけのちゃんぽんかと思っていたら、胡椒が効いた白湯系塩ラーメンで、筆者にとってはめちゃ沼で中毒性の高いカップ麺です。
制限なくカップ麺を食べれる人がうらやましいです。
こちらの記事もどうぞ!
●【即席麺】インスタント長崎ちゃんぽんのレビューだけしようと思ったら安定の情報過多になった - urakatahero”B”log
●【なぜ”焼きそば”ではなく”焼そば”?】マルちゃん焼そば(インスタント麺)を家焼きそば=マルちゃん一択の私がレビューします。 - urakatahero”B”log