観光列車ひなび(陽旅)
全席指定の観光列車ひなび(陽旅)がデビューする日は2023年12月23日で、運行区間は東北本線 盛岡駅~花巻駅間 / 釜石線 花巻駅~釜石駅間・青い森鉄道 青森駅~野辺地駅 / 大湊線 野辺地駅~下北駅となっています。
2023年11月25日(土)の試乗会に予定されている区間が運行予定の停車駅なのかもしれません。(鉄道事情に明るくなくてすいません…)
岩手(東北本線 盛岡駅~花巻駅┃釜石線 花巻駅~釜石駅)
①盛岡駅~花巻駅 9時45分頃発/10時15分頃着
②花巻駅~遠野駅 10時44分頃発/11時43分頃着
③遠野駅~釜石駅 12時31分頃発/13時26分頃着
④釜石駅~遠野駅 14時48分頃発/15時39分頃着
⑤遠野駅~花巻駅 16時06分頃発/17時01分頃着
⑥花巻駅~盛岡駅 17時14分頃発/17時45分頃着
青森(青い森鉄道 青森駅~野辺地駅┃大湊線 野辺地駅~下北駅)
①青森駅~野辺地駅 10時56分頃発/11時36分頃着
②野辺地駅~下北駅 11時45分頃発/12時35分頃着
③下北駅~野辺地駅 13時08分頃発/13時57分頃着
④野辺地駅~青森駅 14時06分頃発/15時08分頃着
なお、試乗会については公式ホームページにて2023年9月27日(水)~2023年11月3日(金)まで試乗会の抽選に応募ができるので、応募してみてはいかがでしょうか。
2023年冬デビュー記念試乗会開催 新しい観光列車「ひなび」へご招待!
岩手と青森をどうつなぐのか私にはさっぱりわかりませんが、青森駅から釜石駅までノンストップで行くのだとしたらちょっと面白いですね。
「ひなび(陽旅)」命名の由来。
この列車に乗って岩手・青森の自然を車窓から感じ、「ぬくもりのあるゆったりとした旅」をしてほしいという想いから名付けられました。
エクステリアデザイン (外装)
盛岡支社管内の気動車に広く用いられた通称「盛岡色」と呼ばれる「白地に赤ライン」配色が採用されています。
「紐」に見立てた横のラインの先頭に水引の結びである「梅結び」が入り、地域と地域を結ぶ列車がイメージされています。
引用元:観光列車「ひなび」┃JR東日本(プレスリリース)
ちなみに梅結びとは、梅の花をモチーフとした基本の結び方であり、固く結ばれてほどけにくく「固い絆・長寿」などの意味も込められ、結婚祝いやお見舞いなどで多く用いられるように、縁起の良い結び方です。
2両編成の中央には山を連想させるシルエットが配置されており、波や川の模様、花吹雪などを配置して豊かな自然が表現されています。
2023年8月20日に引退した「リゾートあすなろ」がベース車両
私としてはリノベは大歓迎で、なんでもかんでも新調することが良いわけではないと常々感じています。
これからの時代は特に、古き時代の日本のように『使える物は直して使う』の姿勢で”技術”と”アイデア”を大切にしていきたいですよね。
観光列車ひなび(陽旅)お披露目会に潜入
あらすじ
激安特価価格に釣られた筆者が、大宮発の夜行バスに飛び乗って着いた先は岩手県盛岡市の駅である。
早朝5時。
駅は解放されており外よりも暖かかいが、人っ子ひとりともおらず、お店はどこも開いていませんでしたので『終末世界を生き延びた人』のテイで構内を探索することにした。
すると、1枚のポスターが筆者の目に留まったのです。
『まさかの明日やんけェ!!』
何も知らずに面白そうなイベントの前日に盛岡駅に現れた筆者は運命を感じ、絶対に盛岡駅祭りに行くことを決めたのであった。
なお、私を遠野へ連れて行ってくれた懇意の者に今回もカメラマンを依頼した。*1
上を向いて歩こう
鉄道やバスなどの公共交通機関のイベントは運営側の熱量が高いし細かな気配りもバッチリなのですが、やっぱり『鉄オタ怖い』と思う気持ちはわかりますし、私にもあるのですが、実際に行ってみるとかなり楽しめますよ!
あまり詳しくない私のような者でも、普段じゃ見れない電光掲示板が見れただけでなんだかうれしくなってしまいました。
入場券を購入して潜入!
スイカやパスモやイコカやマナカなど、現在では多くの交通系ICカードの相互使用が可能で便利な時代ですが、やっぱり切符はエモいですね。
※エモい=感情が動かされた状態(特に”懐かしい気持ち”などを現す時に多く使われる現代語です)
ホームに降りると…
どうやら岩手県ではSNSを活用して盛り上げたいようです。
確かに、人、あんまり居ないもんな…。
一見沢山いるように見えても、夜の大宮駅の1/10程の混雑でしたので…。
この流れは…遠野市観光協会の時と全く同じ流れ!!*2
わいのSNSは全く全然パワーがないけど、月間PV2万を超えて今に月間PVが3万に届きそうなこのブログ”urakatahero”B”log”でひなび(日旅)を記事にすると口約束をしました。
やはりこちらもSNSで拡散してもらいたいとの事でしたが、一瞬のバズに賭けるSNSよりも、このブログなら年間あたり数十万人の全国の人に読んでもらえるので、是非私に地方創生のお手伝いをさせてください。⇒お問い合わせフォーム - urakatahero”B”log
当然、ステマでもなんでもありません。ただの男同士の友情物語です。(これ、今の時代はこういう文脈で物事を書く場合は、ステマでないと明示しないといけないようですね…)
ということで、一生懸命な駅員さんとSNSに超弱いロンTクソ野郎に免じて、是非、下のTweet(現X)ボタンからこの記事を拡散してください。
X(旧Twitter)が立ち上がってそのままポストできますが、なんかエモい一言を加えてポストして頂けると、結果的に岩手県全土にエールが届くはずです!
\ポチっと/
【Tweetする】
観光列車ひなび(陽旅)を激写
ちなみに14:04分頃の写真ですが、開始が14:00だったので、筆者は13時50分頃から並んでいました。さっと見て帰る人、じっくり見て帰る人、終始ヘラヘラしている筆者や反対側のホームから写真をバシバシ撮っている方がいました。
『やはり新しいペイントはめっちゃ綺麗だなぁ~』と、スマホのカメラ(Xperia5Ⅲ)でへたくそなりに構図や角度を探していると別の駅員さんがやってきて、車掌室のドアを開放。そして私を見てこう言ったのです。
『我が盛岡駅が誇るイケメン車掌を是非撮ってください!』と。
車掌に向けられたハードル高すぎィイィィ!私だったら逃げるゥウゥ!
もじもじする北東北の民はやや離れぎみだったので、グイグイ攻めてる感が出てる元中央東北民の私がサクラとして抜擢指名されてしもうたしな…しかし、人物の公開をしていいものなのだろうか…。ま、いいか、指名だしな、どれ、ご尊顔をば。
秘伝のフォトショ加工を施しておりますが、確かにイケメン、ベテラン車掌の貫禄がのってるのに整った顔立ちで渋くてかっこよいお方でした。ご本人にお会いしたい方は是非、ひなび(陽旅)の開通をお待ちください。
しかし、シンプルな計器類が恰好良いですね。私にはどれが何をするスイッチなのか何一つわかりませんが、これらを操作して定刻通りに運行してくれる交通業の方々には感謝しかありません。
この日(2023年10月14日)は、気温こそ22℃と関東以南の人にはやや肌寒く感じる温度でしたが、太陽が燦燦と降り注ぐなどとても良い天気に祝福された日でした。
観光列車ひなび(陽旅)の座席が恰好良い!
1号車(定員25名) ボックスシート中心の配席(4・2・1 人用)
2号車(定員34名) リクライニングシート中心の配席
座席定員は 2 両合計で 59 名の全席指定で、運転席側は展望コーナーとなっています。
観光列車というだけあってかなりゆったりと座る事ができ、リクライニングの必要をまったく感じませんでした。
前日の夜行バス・キラキラ号と比べるとまるで天国のような椅子で、肘置きにはテーブルが仕込まれており、取り出して使うことができます。
食堂車(乗ったことないけど)の雰囲気で座れる椅子です。
ソフトレザーの質感がやや滑りやすい気がしましたが、上質な触り心地でした。
着席する時にちょっと狭くて膝を強打してしまいましたが、まるで個室のような贅沢な空間でした。
筆者は何かとだらしない人間なので、おそらく乗車後3-40分程するとまっすぐ座ってられなくなるので、このように斜めに座ると予想されますが、ベスポジでした。
思わず少年のようなワクワク感を得てしまった筆者の目のキラメキは嘘じゃないです。
筆者が眺めていた光景はこちら↓
設備も高級感があって良き
LGBTに考慮して竿付き用のトイレという呼び方をしてみましたが、なんかこう、なんかないんですかね?
この高級ホテルのような洗面台を見て感じたのは、手を拭くためのペーパーとゴミ箱があれば、私なら次に使う方の為にかるくティッシュで飛び散った水を拭きたいと思いました。
あるいは観光列車ともなると、常に清掃が行われるのでしょうか?
当日の戦利品の紹介
どちゃくそエモい切符もろたぞおおお!!!
今2度見して気づいたけど時刻がガッツリずれていました!でも全然良い!
(写真撮影時のデータによると撮影時間は13時34分)
ちなみに私の夢は、私のせいで多くの人がなんらかの喜びを見つけたりなど、楽しんでもらう事です。
シンカンセンスゴイカタイアイスとは、東海道・山陽新幹線の車内販売で購入できるアイスクリームのことで、正式商品名は「スジャータ スーパープレミアムアイスクリーム」ですが、シンカンセンスゴイカタイアイスで通じます。
シンカンセンスゴイカタイアイスは東京駅の新幹線ホームにあるニューデイズでも購入することができる時もあり、そちらでシンカンセンスゴイカタイアイスを購入をしたことがあるのですが、その時のシンカンセンスゴイカタイアイスはあまり固くなかったので、今回のシンカンセンスゴイカタイアイスは楽しみですねぇ。
てかめっちゃゴツイ時計してたんだな!
筆者と同じくらいの身長のシンカンセンスゴイカタイアイスを販売してくれた新幹線パーサーのお姉さんやい!
シンカンセンスゴイカタイアイスは本当にカチコチなので、通常のプラスチックスプーン程度では一発でバキッと折れてしまうので、シンカンセンスゴイカタイアイス専用のプラスチックスプーンを使用してシンカンセンスゴイカタイアイスを食べます。
この日のシンカンセンスゴイカタイアイスの販売はバニラ味しかなかったのですが、専属カメラマンを務めてくれた”名前を言ってはいけないあのお方”はチョコレート味のシンカンセンスゴイカタイアイスを食べたかったようでやや残念がっていました。
とは言え、バニラ味のシンカンセンスゴイカタイアイスもやっぱり濃厚で美味しいので、シンカンセンスゴイカタイアイスは最高です。
残念なことに、JR東海は2023年10月末で、新幹線「のぞみ」「ひかり」での車内販売を終了することを決定していますので、車内販売でシンカンセンスゴイカタイアイスをGET出来るチャンスはなくなってしまうのかもしれません。
しかし、東京駅の新幹線ホームにはこっそりシンカンセンスゴイカタイアイス専用自動販売機があるので、これからはシンカンセンスゴイカタイアイスを目にする機会が増えるかもしれません。但し、JR東日本ではシンカンセンスゴイカタイアイスが販売されるかどうかはわかりません。
忙しい日常につかれたら、旅に出るといい。
眺める風景も、人々との会話も、味わう食も、列車を降りたって出会うものすべてが、こころを優しく解きほぐしてくれるから。
のんびり、ゆったり、じんわり、ほっこり。
陽だまりのように温めてくれる、新しい列車の旅へ。
仕事も都会の喧騒もしばし忘れて、こころの日向ぼっこにでかけましょう。
引用元:ひなび(陽旅)のクリアファイル裏面
めっちゃ良いなぁ…あのイーハトーヴォのすきとほった風に吹かれるなぁ…。
皆さんも是非、うつくしい森で飾られたモリーオ市へ。
記事の締め
シンカンセンスゴイカタイアイスの購入直後に振り向いたら、JR東日本水戸支社の常磐線特急E657系のイメージキャラクタームコナ(657)に遭遇!
JR東日本水戸支社の人『盛岡の皆さーん!茨城県水戸市から来ました~!』
千葉県春日部市坂東の人『わいは大宮からじゃー!うぇーい!』
ムコナ氏の情報かコチラ┓
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/jre_mito_657
【追記:10/20】
停車駅:盛岡-花巻-新花巻-土沢-宮守-遠野-上有住-陸中大橋-釜石
「ひなび」は全車指定席となり、乗車する区間の乗車券の他に指定席券またはグリーン券が必要です。
指定席券およびグリーン券は「えきねっと」または JR の主な駅の指定席券売機・みどりの窓口でお求めいただけます。
【「ひなび 釜石」 指定席料金】
・1 号車(グリーン車指定席):おとな・こども 2,000 円
・2 号車(普通車指定席) :おとな 840 円 こども 420 円
※乗車日の 1 ヶ月前の午前 10 時より発売いたします。
※指定席券売機での指定席券およびグリーン券の発売は、乗車日の1ヶ月前の午前 10 時 10 分からです。
詳細はこちら(プレスリリース・pdf)
PDF:https://www.jreast.co.jp/press/2023/morioka/20231020_mr02.pdf