あらすじ
2021年12月12日に購入したタワー型のUSB充電器が2年後の2024年02月の深夜にショートしました。
慌てた筆者はすぐに電源コードを抜き、amazonで良さげな商品を注文したのであった。
しかし、充電器って多すぎるし値段も同じくらいなので、どれを購入したらいいかいまいちわからなかったけれど、実際に買ってわかった事をお伝えします。
ショートした充電器
Hangzshou ShangpianEcommerce Ltd 株式会社未来(型番A19)というラベルが貼られているPawinpaw(amazonで記載のブランド名) USB急速充電器 タワー式 USB-Cをamazonで購入し２年間使用していました。
価格が安い割りに高性能で、PD20wのTYPE-C+QC3.0のUSB-A+3AのUSB*3/5ポート/急速充電対応/出力自動判別との事ですし、急速充電が出来ますし、レビューもそれなりに高くて重宝していたのですが…。
ちなみにこれタワー型なのに安定感が最悪で、すぐに倒れるためダイソーで購入したゴム板をボンドで貼り付けていました。
商品の詳細はこちら⇒amazon
※そういえばamazonギフトコード引換券(★５レビューのやつ)がついてたような記憶があります。
爆発と言うと大げさなんですが、パン！バチ！ジジジジ…パン！と断続的な異音に気が付いたのが深夜2時頃です。
なんの音だろう？と音の出どころを探していると、充電器の電源端子の真横のケース内部で音と同時に発光していました。
スマホの充電も行っておりましたが、スマホの充電時に光る赤ランプが高速で点滅しており、ほぼ充電出来ていない状況でした。
その後、通電が不能になりました。
いわゆるショートです。
電気に強い人は直せるのかもしれませんが、筆者は電気に疎いので新しく購入する事にしました。
ダイソーの充電器付きコンセント
新しい充電器を購入する前にとりあえずあるものを使おうと思い、以前ダイソーで購入したUSBポートが２つついているコンセントタップを使用したのですが、Xperiaではまったく充電できず、反応すらありませんでした。
壊れているのかな？と思って検索してみたら、充電用にこれをオススメしているブログがちらほらありました。うーん、やっぱりうちのは壊れてるのかな？
確認のためにUSBファンを繋げたところ、普通に動作しましたので、スマホの充電にはパワーが足りないのでしょう。まぁたしかに、現代のスマホではPD充電じゃないと厳しい印象です。
って事は…。ね。商品を使ってない人に躍らされてしまったようです。
最近、使ってもいないのにレビューしてオススメしているブログ多いですよね。
ダイソーでもPD対応の充電器を売っていますので、コンセントタップではなくてPD対応の充電器を購入すれば大丈夫ですが、その際はPD対応のUSBタイプCが必要ですのでご注意ください。
suchidol PD対応 GaNIII 充電器
筆者が今回購入した充電器は、参考価格が8999円のこちら(amazon)ですが、8999円はさすがに嘘だろ！と思っています。
性能としては、Windows PC/MacBookノートパソコン/iPad Pro/iPad mini/iPhone/Androidスマホ/タブレット端末/iWatch/Switchゲーム機など、様々なデバイスへ高速充電できるとありますが、まぁPD対応ならだいたいできるのでなんとも。
こんな感じで筆者は機械ものには疎いのですが、GaNIII窒化ガリウム素材というなんだかすごそうな素材が採用されているらしく、GaNⅡのものと価格がそんなに変わらなかったのと、PD20ｗよりPD60wの方が良いだろうと思って購入しました。
調べてみると、どうやらGaNとは新しい半導体の素材のようで、窒化ガリウム（GaN）充電器は従来のシリコン充電器と比較してよりエネルギー効率に優れているため、高出力を維持したまま小型軽量化できるのが特徴だそうです。
これからはGaNが主流になってきそうですよね。知らんけど。
さて、amazonの在庫処分セールとamazonアウトレットはちょっと隠されたところにあってわかりずらいのですが、違いはと言うと在庫処分セールは売れ残りで、アウトレットは返品された物や外箱に傷があるもので、どちらも在庫処分品なので安いんですよ。
そこにamazonタイムセールが乗っかったりもしていて、いつでもセール状態なので欲しいものがあれば、まずはそこらへんから探すのが良いですよ。
いずれにしても返品可能なのでオススメです。
開封します。
よくわからないメーカーのよくわからない商品なので、どんな梱包なのかと思っていたらしっかりとした梱包で緩衝材に固定されていました。
パッケージも完全に日本語ですし、このところはamazonの中華製品もうっかり侮れないですよね。
説明書もしっかり日本語でした。
よくある多国籍向けにそれぞれが翻訳された物ではなく、全部が日本語です。
気になったのは説明書表紙の右上に記された型番「A65PD3G」です。
ようやく正式な型番がわかりましたので、調べてみたところ、同じ型番で同じような商品CLIENA A65PD3G(amazon)が見つかりましたが、形状がちょっと違いますね。
形状などを眺める
カーボン調で高級感があるのですが、手触りがいいか？と聞かれたらザラザラしているだけなので特段手触りが良いとは言えません。
重量は102gとの事ですが、まぁ持ち歩くわけでもないので正直重さなどはあんまり関係ないかな？と感じますが、普段充電器を持ち歩く人には良いのかもしれません。
ただ、その場合、それだったらモバイルバッテリー(amazon)を持ち歩いた方が良いのではないか？と感じますが…。
良いのか悪いのか筆者にはよくわかりませんが、黒に青がカッコいいなーと思いました。
最上段は通電ランプになっています。
【出力表】
- 上段が最大65W TypeCポート(5V3A,9V3A,12V3A,15V3A,20V3.25A)PPS:3.3-11V5A
- 中段は最大20W TypeCポート(5V3A,9V2.22A,12V1.67A)
- 下段は最大18W USB-Aポート(5V3A,9V2A,12V1.5A)
- 上段と中段で使用した場合は、45W(上)+20W(下)で最大65W
- 上段と下段で使用した場合は、45W(上)+18W(下)で最大63W
- 中段と下段で使用した場合は、最大15W
- 上中下の３種を使用した場合は、最大60W
使った感想
よくわからずに60ｗのタイプC充電器を購入したのですが、60ｗの充電ってめちゃくちゃ早いですね。
なんだか怖いので結局20ｗで充電していますが、複数の充電を一度に行う場合に重宝しそうです。
なお、今回購入した充電器が壊れたらまた記事にして追記・あるいは新記事とする予定です。
ちなみに、充電器と言えばAnker社の物が人気で、今回購入した充電器は「Anker 735」に似ていますね。ほぼ半額でしたが…。
記事の締め
ショートに気づいたから良かったものの、火事になったりしていたらと考えたらゾっとしますね。
分解して確認したのですが、焦げた形跡などはなかったのですが、だからと言ってこれは安全ですよ！とは言えません。
しかし、発火したか否かならば発火はしませんでしたので、その点では良い商品だったのかもしれません。
まぁでも、USBポートがたくさんついていても、そんなに使わないので、1口2口だけあればいいのかな？という印象です。
60Wポートは、基本的にはタイプCタイプCのケーブルを使用するノートPCで使用する為の物のようなので、ノートPCを持っていない人には不要に思いますが、スマホの充電速度はめちゃくちゃ早いです。
スマホなどを含めた2台をPDで充電する場面がある人には特にオススメです。
suchidol A65PD3G(amazon)
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