薬膳ソーダ
【公式説明】
手軽に美味しく薬膳の力を取り込むことで、身体の芯からじわじわと活力がみなぎる炭酸飲料です。
薬膳の思想にのっとり、五味(酸・辛・苦・鹹・甘)に対応する食品素材をそれぞれ配合しています。
また、薬膳の世界で温性(身体を温める作用)の食材に分類されるショウガをエキスに加工して配合することで、ショウガの辛み・味わいも感じられる設計に仕上げています。
【原材料】
果汁(りんご、レモン)、砂糖(国内製造)、はちみつ、ショウガエキス、食塩、高麗人参エキス/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、カラメル色素
【内容量/希望小売価格】
390ml/170円
薬膳って何?
薬膳(やくぜん)とは、伝統的な中医学(中国の医学)に基づいた食事療法の一つで、食材の持つ栄養価だけでなく、その薬効や体質への影響を考慮した食事です。食材が「薬」としての役割を持ち、体のバランスを整え、健康を維持・改善することを目的としています。
薬膳では、食材の性質(温・熱・涼・寒など)、味(酸・苦・甘・辛・鹹*1)、季節やその人の体質を重視し、体の陰陽のバランスや五臓(肝、心、脾、肺、腎)を調整するような食事を考えます。
たとえば、冷え性の人には体を温める性質を持つ食材(生姜やニンニクなど)を使い、逆に体が熱っぽい人には涼性の食材(緑豆やキュウリなど)が勧められます。病気の予防や体質改善を目的として、食べることそのものを「治療」と捉えるのが特徴です。
薬膳は、健康の維持や美容、さらには病気の予防に活用されることが多く、日本でも近年その価値が再認識されています。
筆者が食べまくっている麻婆豆腐なども、薬膳に近いかもしれませんね。
薬膳ソーダのレビュー
薬膳と聞いてもパっと出てこない筆者は「漢方なのかな?」と思いました。
薬膳ソーダ…まずそう…でも、ジンジャエールか、筆者はジンジャーエールにはうるさいのですが、薬膳に関してはさっぱりわからないので、どういうものかさっぱりわかりません。
わからなすぎて興味しかありません!
実際に飲んでみます。
「昔、こういう味の飴をお婆さんにもらった気がする」
原材料にある高麗人参エキスが薬膳と言うよりは漢方感を醸し出しているように感じますが、不快感はなく、むしろエナドリや栄養ドリンクのようにも思えました。
ジンジャーの辛み、ハチミツの甘味、果物っぽい酸味、漢方っぽいほろ苦さは感じましたが、塩気はわかりませんでした。
真面目な炭酸飲料ですが、スープとも呼べるほどに全体的なバランスが非常に優れていて、高品質なジンジャーエールだとも感じますが、ハイボールなどの割り物としてはやや雑味が多くなってしまうので単品飲みが良いでしょう。
毎日これを飲みながら太極拳などを行い、身体を整えようかな?と思いました。
これ、オススメです。
執筆後記
【薬膳】という着眼点とネーミングセンスに惚れました。
確かに、ジンジャーエール、生姜は身体によいだろうなぁと思って飲んでいました。
ジンジャーエールとしての評価としては、かなり良いです。生姜感はウィルキンソンの辛口ジンジャーと同等かやや少なめですが、ハチミツの甘さが効いています。糖分的な甘さはカナダドライのジンジャーエールと同等ですが、生姜感の強さがそれを引き立てているのでかなりうまいです。常飲余裕、また買います。
これらの事から、甘み少なく生姜感を愉しみたい方はウィルキンソン。
生姜が強いジンジャーエールは苦手と言う方はカナダドライ。
いいとこどりしたい方は、薬膳ソーダがオススメです。
*1:「鹹」は「かん」と読み、この漢字は塩辛い味を指す言葉です