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【体験系雑記帳】

以前の物より大きくなった300円のメダカ飼育ケース6Lを買って後悔?実際の体験談を公開


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大きくなって新登場した100均のオーバーフロー付きメダカ飼育ケースの検証をしている様子(筆者撮影)

『例のヤツ(大)』

 

あらすじ

これを執筆しているちょうど1年前、セリアでメダカの飼育ケースを購入しましたが、その感想は『オーバーフローいらない・サイズ小さすぎ』と微妙な感想でした。

今回は、大型になって新登場!と言いたいところですが、じつはこの商品、数か月前からキャンドゥで販売されているとの情報はキャッチしていたものの、探しても探してもどうしても見つかりませんでした。今回、ダイソーで販売されているのを見かけ、やっと購入できたと、こういうわけであります。本当はすぐにお伝えしたかったんやで。

メダカ飼育ケース(6L)のこと

税抜き300円のメダカ飼育ケース(筆者撮影)

全体的に大型化した

★商品概要★

【品名】メダカ飼育ケース6L

【特徴】オーバーフロー穴・網や器具を挿せる穴・見やすいマット加工

【製品サイズ】382×205×145mm(総重量 6.30kg)

【容量】6L

【製造会社】山田化学株式会社(三重県伊賀市)HP

 

2.4L版との比較

100均系で販売されてるメダカ飼育ケース2.4Lと6Lを比較(筆者撮影)

放置していた2.4L版

セリアで販売されているメダカ飼育ケース(2.4L)と比べると、価格は3倍ですが、容量は約2倍となっており、形状は前回の四角形よりプランターっぽい深めの長方形となっています。

6Lに2.4Lは辛うじて重なるといった具合。縦積みはできるのかな?

縦積みしたメダカ飼育ケース2.4Lと6Lの様子(筆者撮影)

縦積みは可能…?

ジャストフィットはしますが、なんだか頭デッカチでかっちょわりぃんですけど、オーバーフローは下部容器に入らないように工夫されているとも言えます。うーん。微妙だだなぁ。これ、構造的に、下の容器に流れるような構造だったらポンプで汲み上げて循環にできたのに、惜しいですね。循環構造に出来たならば、あるいは、濾過層やアクアポニックスとしても使えたように思えます。この構造だと、最下部にこれよりでかい受け皿が必要になります。まぁ、垂れ流しオーバーフロー前提の商品なので、多くは求めてはいけないのかも。

メダカ飼育ケース6Lのオーバーフロー穴の検証

メダカ飼育ケース6Lに水を流し込みオーバーフロー穴の検証をしている様子(筆者撮影)

超大雨時を想定した

こちらの商品も2.4L同様に溝がついており、オーバーフロー穴で対応できなかった場合に流れる凹型の溝と、換水時の排水のための溝としても機能しますが、しかし、ここから脱走されてしまう気もします。凹型の溝は2.4Lよりも浅く、以前の物よりも熟考された感じはします。

機能的には、2.4Lと比べて、かなりスマートにオーバーフローしていました。オーバーフローによる排水力はかなりのものだと言えます。

とは言え、実際、こんなに雨が降ることはかなり稀ですし、雨天時は風も伴うので、雨どいの直下でない限りは、直に雨が何リットルも流れ込むことはほとんどないはずです。

メダカの屋外飼育については何度も語らせて頂いていますが、結局のところ、オーバーフローは連結や循環構造では良いのですが、そうでない場合はそもそもが雨の進入を拒む方がよっぽど効果的なんですよね。プラダン1枚被せておくだけで雨に対処できますから…。

一定して寒い状態の冬よりも、寒暖差が急激な夏場の雨の方が厄介ですよね。ゲリラ豪雨などによる溢水の心配はかなり減ります。

\雨対策の詳細はこちら/

メダカ飼育ケース6Lの使い方

2台のNVBOX#13の上に板を這わせてメダカ飼育ケース6Lを設置した(筆者撮影)

省スペースだから多品種を楽しめる

NVBOX#13が約10Lなのに対してこちらは6Lですから、省スペースにはなります。しかし、6Lなので、やっぱり飼育できる引数はかなり少なくなってしまいます。そうですね、5匹くらいが妥当かなぁと。

とは言え、筆者の現状だと、かなりのメダカがアライグマに喰われてしまっており、各ケースに3匹程度しかいませんから、そういうメダカを移すのには良いと感じました。

飼育スペースに余裕がある場合はもちろんNVBOXの方が良いですが、例えばベランダ飼育などではこちらのメダカ飼育ケース6Lはかなり役立つはずです。

なお、オーバーフローの穴が針子や稚魚より大きいため、それらの飼育には適していませんのでご注意ください。

執筆後記

実際の大雨程度の水量を想定してメダカ容器6Lのオーバーフローを検証している様子(筆者撮影)

少ない雨量なら全然余裕

結論を述べると、『これで300円はちと高いなぁ』って印象です。

これね、着眼点があんまりよくないんです。この商品がやりたいことって、メダカ飼育に適しているとされる黒い容器で排水機能付きってだけなので。

実際これを大量に使う方もいるのでしょうけど、まず網などを入れるとされる穴を使わないでしょう。

屋内で使う場合はオーバーフローは不要ですし、ビニールハウスでの飼育ならこれだと水量が少なすぎてすぐに蒸発してしまいます。

省スペースではあるので、ベランダや物置・あるいは小屋などの飼育をしてる方で、品種を増やしたい方にはオススメできます。

とは言え、通常のメダカ飼育というこなら、うーん、やっぱり、NVBOXのコスパがエグすぎるんですよね。あんまり文句など言いたくはないんですけど、これが率直な感想です。

200円だったら話が変わってくるんですけどね。NVBOX#13が13Lで400円程度なので…。税込み330円だと金額的に大差ないんですよ。

\おすすめは結局コレになる…/

 

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