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箱でみかんを買うときの注意点を知っていれば甘いみかんの大当たりをひける!さよなら酸っぱいみかん!等級優秀

10kgの箱入りみかんの写真を背景にしたタイトル画像(筆者撮影)

「みかん10kg買ってきた」

あらすじ

筆者が好きな果物は「みかん」「桃」「マンゴー」くらいしかなく、それ以外の果物には興味がないのですが…とにかく筆者はみかんが大好きです。

冬季になると美味しいみかんがたくさん出回るので嬉しいのですが、どういうわけか袋入りのみかんよりも箱入りのみかんの方が美味しいように思える為、箱入りのみかんを毎年購入しています。

今まではPOPと価格で購入していましたが、よくよく箱を見ると、様々な記号や文字が書いてある事に気が付きました。

今回の記事では、みかんの箱に書いてある記号や文字の意味、おいしいみかんの選び方などを記載してきます。

箱のみかんの選び方

みかん箱に入って眠る可愛い猫のイラスト(筆者によるプロンプトのAI画)

猫のサイズで選ぶのも良し

みかんを購入するとき、どういう基準で購入しますか?

POPに記載されている「名前や糖度」も大切な情報ですが、箱に記載されている情報も見落としてはいけませぬぞ!

みかん箱に記載されいる等級や階級について

筆者が購入したみかん箱の側面には(秀)や(M)の字が印刷されていた(筆者撮影)

購入したみかん箱の側面

筆者が購入したみかん箱の側面には、M10kg塩屋みかん中村農園と書いてありましたが、等級の欄に赤色で書かれたの文字には意味があります。

まず、等級についてですが、みかんの場合は、かたち・色・重量・糖度や味(酸味とのバランス)など、同産地でとれるみかんやその品種を基準として等級が決められています。

我々購入者が、購入の判断をつけるためにも、等級を知っておくと有利ですので、覚えておいて損はありません。

みかんの等級について

販売価格が同じだけれどもよく見ると等級に違いがあるみかん箱の写真(筆者撮影)

価格は同じでも…?

等級は甘さ(または美味しさ)の低い順から、無印⇒○⇒⇒良⇒⇒秀⇒秀(青)秀(赤)特秀 とランク付けがされています。

特秀みかんはなかなか売っていないのですが、例えば、筆者の好きな西宇和の蜜るみかん*1は特秀となっています。

よりの方が甘いと覚えておけば大丈夫です。

小袋入りのみかんはわからない

スーパーで詰まれて販売されているみかんの写真(許可を得て筆者が撮影)

袋入りみかん(味まる)

美味しさがギュギュっ!と詰まったみかん。太陽の恵みたっぷり!

味まるは、長崎西海の三大ブランドみかんの一つです。

光センサー選果機により、糖度12度以上、酸度1%以下の厳しい基準をクリアしたみかんが「味まる」として出荷されますので、大外れに当たる事はほとんどありません。

という事は、等級はない?

あるいは、その中からさらに選別された等級があるの?

平積みの小分け袋入りのみかんには等級が記載されていないので、どの等級のみかんが封入されているのかはわかりません。

山積みされた味まるの5kg入り箱の写真(許可を得て筆者が撮影)

見慣れない表記「甘熟」

箱入りの袋には等級が記されています。

この日立ち寄ったスーパーでは、甘熟という見慣れない表記の物と、赤秀の2種類がありましたが、味まるの青優を見た事があります。

このお店で小分けの味まるを購入した事があるのでますが、酸っぱいみかんだらけだった事もあり、それ以降は”味まる”の小分け袋入りのみかんを敬遠しています。

小分けみかんは、どこで小分けしているのかは筆者にはわからないのですが、確実に甘いミカンをGETしたいのであれば箱買いをオススメします。

甘熟も気になりますね。秀より甘いのかも?

※JAながさき西海さんに問合せし、解答を得られました※

甘熟は、あまじゅくと読み、本来なら12月の後半に出荷される、樹上で熟したみかんであり、完熟という意味合いを含んでいる。

今年は暑い日が続いたことで、早めの出荷になった。

赤秀甘熟では内容的にはほぼ同じであるが、甘熟の方が珍しい為、等級としては秀よりもやや上となるが、価格差については販売店にゆだねている為、同じ価格であった場合、甘熟の方がお得である、または、販売店の業態にもよる。

味まるの等級は、無印はないものの、○(まる)~赤秀までがあり、等級の低い物は販売店で小分けされて安く売られているとの事。

JAながさき西海さんによれば、『等級をしっかりと読める箱のみかんを買う事で、本当に美味しいミカンを食べる事が出来ます』との事でした。

箱入りみかんでも甘い物と酸っぱい物がある

筆者が購入した箱入りみかんから甘い物と酸っぱい物に印をつけた写真(筆者撮影)

みかんの選定

みかんの甘さの定義としては、酸味と甘味のバランスが丁度よいと甘味をしっかりと感じる事ができるとされています。

糖度がいくら高いみかんでも、同時に酸味も高ければ、やはり酸っぱいみかんとなってしまいます。

また、今回私が購入したみかん箱はですが、それでも酸っぱいみかんが混入しており、甘いみかんの後に酸っぱいみかんに当たって目が潰れてしまいました。

では、甘いみかんの見分け方は?というと、私がやってる簡単な見分け方になりますが、ボコボコっとしている方が甘く、ツルっとしている方が酸っぱい傾向にあります。

形の悪い方が甘くておいしいという事を覚えておけば大丈夫です。

酸っぱいみかんを甘くする方法

酸っぱそうなみかんだらけでも、酸っぱいみかんを甘くする方法があります。

2日ほど日光があたる場所に置いておく、あるいは、暖かい場所に置いておく事で、酸味が抜けていきます。

揉む事で、酸味が飛ぶとされているため、みかんを良く揉むのも酸味を抜くための方法となります。

しかし、糖度の低い物はやはりそれなりの甘さですから、甘いみかんを求めるのであれば、より糖度の高い産地・銘柄を選ぶ事が必要です。

記事の締め

甘いみかんを選ぶには、等級を確認してから買うのがベストです。

通販でも等級が記されている事が多いので、確認をしてから購入しましょう。

筆者の経験としては、スーパーなどでの小分け袋のみかんは、等級がわからない事が多く、当たりはずれが多いように感じますし、なんとなく箱の方が美味しい!と感じる人が多いのは、筆者だけじゃないように思います。

それはもしかしたら、箱売りで良い物だと思わせておいて、銘柄とサイズしか書いていない小分け袋のものには低い等級のものをいれているのかも?と邪推してしまうのは、私の性格が悪いからでしょうね。

 

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