ラ王 濃厚とろまろ塩
まるで生めん
日清 ラ王
濃厚とろまろ塩
豚骨のコクとラードの旨味で濃厚うまい
新・定番に塩味が登場
赤穂産の焼き塩を13%使用
この際ですからパッケージに記載されている情報を書き出します。
まず、外周を12時の方向から時計まわりに「TOROMARO SHIO(とろまろしお)」・「日清ラ王│ノンフライ麺」・「KOMUGI KAHORU(こむぎかほる)」・「NOUKOU(のうこう)」・「KOMUGI KAHORU(こむぎかほる)」・「熱湯5分│お湯の目安量400㎖」・「MARUDE NAMAMEN(まるでなまめん)」と記載されています。
KOMUGI KAHORU(こむぎかほる)が2回出てきており、強調されている事が伺い知れますが、こむぎかほるとは小麦香るという意味でしょうね。
麺が小麦臭いと言うことでしょうか?
商品の概要
「日清ラ王」カップ麺シリーズ4品 が3月25日に発売されました。
- 「日清ラ王 背脂醤油」(リニューアル発売)
- 「日清ラ王 とろ熟味噌」(リニューアル発売)
- 「日清ラ王 焙煎ごま担々」(パッケージ変更)
- 「日清ラ王 とろまろ塩」(新発売)
- 各種希望小売価格 285円 (1食 / 税別)
日清ラ王とろまろ塩の公式アナウンス
1. 麺
食べ応えのあるノンフライストレート麺。
2. スープ
豚骨のコクとラードの旨みをベースに、ニンニクの風味をきかせた濃厚な "白濁系" の塩スープ。「赤穂産焼き塩」を使用することで、キレがありながらもまろやかな味わいに仕上げました。
3. 具材
鶏チャーシュー、白ネギ、青ネギ。
参照元:「日清ラ王」カップ麺シリーズ4品 (3月25日発売) | 日清食品グループ
日清ラ王とろまろ塩の原材料
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、チキン調味料、大豆食物繊維、卵粉)、スープ(ポークエキス、豚脂、たん白加水分解物、ごま、ねりごま、香味油、ポーク調味料、食塩、香辛料、小麦粉、糖類、たまねぎ、たらエキス)、かやく(鶏チャーシュー、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、リン酸Ca、pH調整剤、増粘剤(キサンタンガム)、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、乳化剤、カラメル色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
筆者がとろまろ塩を選んだ理由
本当は全種食べたいのですが、筆者はカップラーメンが食べれるのは月に一杯までと決めています。
以前は一日三食カップ麺で過ごしていましたが、カップ麺を頻繁に食べると体調が悪くなる事が多くなってしまったので、そのようになってしまいました。
しかし、カップ麺が大好きな事には変わり有りませんので、月に一杯しか食べられないカップ麺ですから、ガチ吟味(パッケージ凝視)をして購入しています。
とりわけ、塩ラーメンが好きですし、ラ王から塩ラーメンが出たとの事で購入を決めました。
なお、購入先はイオンで216円でした。
日清 ラ王 濃厚とろまろ塩 を開封
- 鶏チャーシュー
- 液体スープ
- 粉末スープ
- かやく
麺はノンフライストレート麺で太さは普通です。
かやくはネギのみが入っていましたが、白ネギが1つだけでしたので、ネギ好きな筆者としてはもうちょっとネギだくにしてもらいたかったというのが正直な気持ちです。
鶏チャーシューは、チキンサラダのあの感じです。
日清 ラ王 濃厚とろまろ塩の作り方
印刷自体は細かい文字を良く印刷しているなぁと言う印象ですが、筆者の目が悪いのも相まって色合わせが悪くて読みにくいので以下に書き出します。
【1】フタを半分まではがし、粉末スープ・液体スープ・鶏チャーシュー・かやくの袋を取り出す。
【2】鶏チャーシュー・かやくを入れ、熱湯を内側の線まで注ぎ、フタをする。(粉末スープ・液体スープを先に入れると、めんがほぐれませんのでご注意ください。)
【3】液体スープをフタの上で温める。
【4】フタをして5分後、めんを軽くほぐし、粉末スープ・液体スープを入れ、よくまぜてできあがり。
という事で、さっそく実践します。
ポットを使用の場合はお湯が飛び跳ねますから、写真撮影なんかしてないでカップ麺を持ち、出来るだけ注ぎ口にカップ麺を近づけて注ぐとヤケドの危険度が下がります。
いずれにしてもお湯は熱いのでご注意下さい。
正直、カップラーメンの作り方はだいたい同じなので、わざわざこんな文章を読んでもらう意味があるのか?と思う気持ちを抱きながらこれを書いています。
でも、こういう臨場感も大切にしたい、そんな心持ちです。
当然、この記事を読みに来た方は「作り方じゃなくてレビューを読みたいんだ!」と思う方が98%でしょうから、読み飛ばしてもらっても全然かまいません。
残りの2%ほどの粋な読者は是非、5分程待つつもりで読み進めてください。
つもりで思い出したのですが、筆者は「だくだく」という落語が好きでして、「だくだく」と言う落語は、壁に家財道具や札束などの絵を描いてもらった貧乏人が「そこにあるつもり」で生活していて、それなりに楽しく生きています。
つもりってのは人生において結構大事なんですよ。楽しくなったつもりで居りゃいつしか本当に楽しくなるもんで。
ある日の晩、寝ている貧乏人の家に泥棒が入ってきてしまうのですが、この泥棒ってのが目が悪い。
近眼で乱視で・・ようするに、ほとんど見えてない。
見えてないもんだから、壁に書かれたタンスを開けようとしたり、金庫からはみ出た札束を盗ろうとしたりするわけですが、どうしても盗れないんですね。
さすがにおかしいぞってんで、ようやく気が着いたわけです。
「くそう、こいつ壁に絵書いてあるつもりで生活してらぁ・・・こちとら目ぇ悪いったって泥棒稼業で食ってきたベテランだ、何も盗らねぇで尻尾巻くなんざできやしねぇ」
「この野郎があるつもりで生きてるなら、こっちは盗ったつもりで盗ってやらぁ」
ゴソゴソブツブツと聞こえる違和感に目を覚ました貧乏人は驚いたけれども、良く考えりゃこの家には盗られるものは何もない。
とは言え、知らない人が家にいるもんだから、そりゃやっぱり怖いんで、様子を伺っていました。
「高級な絹を箪笥から抜き出して風呂敷にしたつもり、その風呂敷に金庫から盗った札束を2億円載せたつもり、それからコレやソレも盗ったつもり」
「おいおい、なんだこいつ・・なにもねぇからってつもりつもりってどんどん盗んでいくじゃねぇかおい、粋な泥棒だねェ・・にしても2億円も盗られちゃだまってられねぇ」
「バァっとシワひとつない新品の布団をはねのけて飛び上がったつもり!」
「ひぃっと驚いて風呂敷を結んでダダダっと出ていくつもり!」
「待てこの野郎!と手直にあった長槍を持ったつもり!」
「なにを!と腰に携えていた日本刀を構えたつもり!」
「どりゃあ!っと長槍で泥棒をブスっと刺したつもり!」
「ぐああっとやられたつもり!だくだくっと流れる血を抑えたつもり!」と、貧乏人と泥棒が何かになったつもりで夜中に大騒ぎをしているものですから、怒りや心配がつもりにつもった長屋の住人達がなんだなんだとやってきて「夜中にうるせーぞ!大丈夫か!?何があった?まぁなんだ、助けにきたつもり」って素人が簡単にかいつまんだ落語を書いて5分待たせたつもり。
さて、5分が経過しましたので、液体スープと粉スープをお湯に溶いて、よく混ぜたら完成となります。
カップ麺を作る際に重要なのは、待つことです。
日清 ラ王 濃厚とろまろ塩のレビュー
スープの味ですが、鶏の出汁やゴマの風味が効いており、しょっぱすぎず程よい塩気に仕上がっています。これはウマい。
いわゆる強烈な豚骨臭さは特になかったので豚骨のコクというのはちょっとわからず、鶏白湯と思いました。
全体的にラード感はあります。
麺はというと、つるつるとした麺で噛み応えがあり、ノンフライ生麺の良さが出ていると感じました。
ラード由来か少しぬめりがあり、うどんを思わせる喉ごしといった印象です。
鶏チャーシューはしっかりとした鶏チャーシューで、チキンサラダのあの感じです。
ネギは、やはり少し物足りないと思ってしまいました。というのも、ネギがめっちゃうまいんですよ。だからこそ「もっとねぎをください」と思い、物足りなさにつながってしまいました。
総評としては「また食べたい」と感じましたが、その際はネギを「だくだく」っと追加したいところですが、しかし、これに関しては生ネギじゃなくてドライフードのネギだからこそスープが染みてより美味しく思えたようにも思います。
執筆後記
2024年の4月現在、日本では日々物価が高くなっていますが、スーパーでの販売価格がもともと200円前後だったラ王ですから、かえって安くなった印象があります。
希望小売価格は285円で、カップ麺にしたら高額だなぁと思わなくもないのですが、しかし、300円でお釣りが来る価格でこのクオリティですから、正直激安と思います。
安くてうまい、そして早い。
いちおう、ラ王に感謝しているつもりです。
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