ユニークなQRコードの作成サイト2選
QRコードの作成に必要なものは、HP・ブログ・各種SNSなどのURLです。
例えば、名刺などに複数のQRコードを印刷している方も多くなってきましたが、ごちゃごちゃとしてしまっては読み込む気が薄れてしまいます。
そんな時は、リンクサービスなどに登録し、1つのQRコードにまとめるのも手ですよ。
私の場合は、わざわざ登録するのが面倒だし、リスク回避も兼ねて『はてなブログのブログ記事』としてまとめています。
(参考:はてなブログを使用してSNSまとめサービスを雰囲気で再現する方法)
※QRコード(QR Code)は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
QRコードを作成する意味
QRコードはスマートフォンで読み取れるので、http~略~なんて長いURLをわざわざ打ち込む手間がなく、現代ではとっても便利で手軽に利用してもらえる機能です。
X(旧Twitter)やLINE、InstagramなどのSNSサービスでも、自分のアカウントURLをQRコードとして、他の人に共有する方法が採用されています。
今回ご紹介する作成ツールを使えば、オリジナルのデータを含んだQRコードを無料で作成できます。
利用する際にはデータを取り扱う信頼のおけるツールを選び、作成したQRコードは自分でも読み取り確認しましょう。
QRコードの危険性を回避する方法
読み込んだQRコードのURLをタップする前に、どんなURLなのかを目視する事が重要です。
- QRコードを使用せず、URLを入力して直接Webサイトにアクセスする
- QRコードをスキャンする前に、誰がそこに置いたものかをよく確認する
- QRコードをスキャンした後に案内されるURLが、目的のWebサイトなのかをよく確認する
- QRコードが物理的に改ざんされていないかを確認する
- QRコードに案内されたWebサイトからアプリをダウンロードしない
- QRコードを介して電子決済を行わず、ネイティブアプリや公式サイトを使用する
- 多要素認証を有効にする
引用元:Step Away From the QR Code and Read These 7 Safety Tips
QRコードの作成サイトで作成したQRコードでも、一旦なんらかのURLを経由してから設定したURLに飛ばすQRコードなども存在します。
しらずしらずに詐欺やウイルスのまき散らしに加担してしまわないように、注意して作成しましょう。
オススメ1『岡山大学-Design QRcode Generator-』
2023年03月に岡山大学学術研究院自然科学学域(工)の栗林稔准教授と、大学院自然科学研究科博士前期課程の学生は、誰でも簡単に写真をQRコード化させるWEBアプリケーションを開発しました。
Design QRcode Generatorは、画像をアップロードして、QRコード化させたい場所とサイズを選択し、格納したいデータを入力して作成ボタンをクリックすることで、デザインQRコードが作成できるWebアプリです。
現在はβ(ベータ)版として試験的に運用・公開してくださっています。
出典:写真をQRコード化するWEBアプリケーションを開発 - 国立大学法人 岡山大学
-Design QRcode Generator-の使い方
必要なモノ『Jpeg(jpg)の画像』と『URL』を事前に準備しましょう。
【Design QRcode Generator】にアクセスします。
以下はPCサイトでの説明になりますが、スマートフォンでもほぼ同じです。
STEP1-ファイルを選択-
jpgまたはjpegである必要があります。
出力される画像は、この時に選択した画像サイズのものになります。
STEP2-範囲の指定-
丸型よりも角型で全画面を指定した方がデザイン的には面白いのですが、今回はステッカーに多い丸型で行います。
STEP3-情報類の指定-
QRコードに収納するデータにはQR読み込み後に表示させるURLをインプットします。
QRコードのバージョン・マスクパターン・threshold・varianceについては、細かく設定することも可能ですが、難しいので何もせずそのままの状態で問題ありません。
STEP4-出力された画像をダウンロード-
少し左上がはみ出してしまっているのでこれは失敗です。失敗してしまった場合は最初からやり直せばokですので、是非挑戦してみてください!
そのままで問題ない場合は右下の緑色のボタンを押すと完成した画像がDLされます。
オススメ2『qrcodemonkey』
QRコードモンキー(https://www.qrcode-monkey.com/)は、英語サイトですが、直感操作でどうにかなります。
また、あらかじめ用意されているテンプレートを使用して、様々なQRコードを作成する事も可能です。
STEP1-カテゴリを選択し内容を記述-
URL/TEXT/EMAIL/PHONE/SMS/VCARD/MECARD/LOCATION/FACEBOOK/TWITTER/YOUTUBE/WIFI/EVENT/BITCOIN/MORE の中から最も近いQRコードにしたい情報を選びます。
Statistics and EditabilityはOFFで問題ありません。
STEP2-自由にカスタマイズ-
使用できる画像は、2MB以内のpng・jpg・gif・svgですが、円形のロゴを使用したい場合は透過処理をしたpngが良いですよ。
また、画像がなくても各種アイコンを選ぶことで、それぞれのアイコンが中心に配置されます。
STEP3-Download-
右側のDownload PNGをクリックしてしばらく待つとダウンロードが開始されます。
1000x1000のままでも問題ありませんが、最大サイズの2000x2000でダウンロードしました。画像の拡大や縮小は等倍であっても劣化する場合があり、とりわけQRコードはうまく読み込めないこともあるので、印刷する媒体が小さい場合はQRコードを印刷する箇所に応じたサイズをあらかじめ選ぶ必要があります。
その他のQRコード作成サイト一覧
それぞれのサイトにはそれぞれの特徴があります。
QRのススメ
カスタム箇所は少ないのですが、商用利用も無制限・無期限で、ユーザー登録も不要で、SNS登録用(twitter、インスタ、LINEなど)のQRコードも作成できます。
最大解像度は450 x 450 ピクセルです。
クルクルマネージャー
QRコード作成|QRの解析|クーポン発行 無料|商用利用可|クルクル マネージャー
作成したQRコードは、アクセス解析(読み取り回数・ユニークユーザー数・読み取り場所の統計)を確認できるので、QRコードの効果を測定できるのが特徴です。
デザインとしては、よくあるタイプの角目+白黒モジュールのみですが、ビルの看板レベルの巨大なサイズのQRコードの作成が可能です。
記事のまとめ
- 独自性が高く、一風変わったQRコードを作成する事ができる。
- QRコードを使用した詐欺なども流行っているので、読み込んだQRコードのURLを確認して身を守りましょう。
- QRコード作成サイトには悪意のあるサイトも存在するので、作成前によく確認する必要があります。
QRコードをステッカーや名刺などに配置すれば、広報も同時に兼ねる事ができ、SNSのフォロワーの増加に繋げる事もできるのでオススメです。
利用者や自身への安全を確認しつつ、ユニークなQRコードを作成して、楽しんでもらいながら自身のサイトやSNSへの誘導を行いましょう!是非やってみてくださいね😀
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