私は何者でもない普通の人です。
特別な才能もないし、めだとうとしてもいまいちパっとしないし、誰かに影響を与えるようなこともないし、自分の人生に満足しているわけでもありません。でも、私はこの記事で222日間、毎日ブログを書いたことになりまして、それは少しだけ自慢です。
私がブログを継続できているのは、なぜだと思いますか?
私がブログを始めたのは、今年の初めのことです。
執筆時の現在もですが、特に当時の私は”こうありたいと思う自分とそうなれない自分のギャップ”に悩んでいて、自分が何をしたいのか、自分が本当にやりたいことは何なのかわからなくなっていましたし、自分なりの努力を重ねても、何者にもなれそうにない自分に嫌気を感じていました。
努力が足りないとか、そもそも何をしたらいいかわからないとか、要因は沢山あるように思いますが、解消するすべも見つけられずにいました。
そんなとき、インターネットで見かけたとある記事が私の心に響きました。
それは、ブログで稼ごうとして挫折した人のネガティブな記事でした。
その方の記事には、アフィリエイトや収益化によって不労収入を得たいと言う趣旨でブログを始めたものの、アクセスが思うように増えず、そのまま挫折をしてしまったという内容でした。
『私も、同じです』
私はyoutubeにチャンネルを開き、漠然とした自分の知識や経験を動画に残しています。視聴回数や再生時間は少なくはないものの、しかし、チャンネル登録まではなかなか至ってもらえず、継続をするか撤退をするか悩んでいたのです。
そんな時期だったので、その方の文章を読んだその文書が共感で刺さりまくり、同時に、何かが沸々と沸き立つのを感じて、思い出しました。
私自身、3万文字の小説を書くほどに文章を書くのが好きだった事を。
しかし、自己満足で自己完結するような書き散らかすだけの非公開小説と、他人に向けて物事を伝えるブログでは、圧倒的にブログの方が難しいと言うイメージがあります。
それは、222日間毎日ブログ記事を書き続けて来た今でも感じています。
実際、未成年の頃に始めたブログは何をしていいかもわからず、すぐにやめてしまったし、些細な言葉に心を閉ざしてブログを辞めた事もあります。
そう、何を隠そう私もブログを挫折したと言う経験を持っているんです。
もう一度、ブログを始めてみようかな。
私がブログを始めてもブログをやめても誰も困らないのだし。
でも、やるからには読んでもらいたい。
なら、どうすれば読んでもらえるのか?どういう事を書けばいいのか?
今度こそちゃんと勉強して、たくさんの人に読んでもらって、あわよくばyoutubeのチャンネル登録者が増加するように、頑張ってみよう…?ん~、頑張るとなるとしんどくなっちゃうから、楽しい8割・しんどい2割くらいでやってみよう。
そうして、私はブログを始める事にしました。となるとどこで書くかが重要です。
ネットを徘徊し、結論としてはてなブログなら自由度が高く、無料なのに割となんでもできるようだと感じた事がキッカケでした。
『よし、はてなブログを始めてみよう』
『そうだな、ブログの名前はurakatahero”B”logでいこう。B級だし』
私は、金銭目的ではないものの、モチベーションの維持のために、または興味本位で、そしてなにより、あの挫折した人がしたかった事に挑戦してみようと思いましたし、私の私による私の為のyoutubeチャンネルの宣伝の為に、自分の日常や趣味についてを不定期で書くだけのつもりでした。
ところが、はてなブログでは【ブログ開設から30日以内の方はようこそブログという専門枠】に掲載してもらえるとありましたので、それならば30日間は読んでもらえる機会があるのだから絶対に毎日書くべきだと、何が何でも書こうと私は決意をしたのです。
実際に連続投稿を始めてみると、くだらない記事でも、中身のないただの文字でも、誰かが読んでくれていましたし、読んでもらえている事にうれしさを覚え、しかし、同時に毎日書く事の苦しさも知ってしまいました。
なんせ、ブログの記事を1つ書く度に、私のもつ少ない財産=時間やお金がじわじわとすり減っていくのです。それに対して、白髪は増えているように思います。
ブログを開始して早々に、どうしても記事が書けない日がありましたが、私はどうしても記事が書けない事をテーマに記事を書くことにしました。ようするに屁理屈です。
すると『ああ、まずは1文字を書けばいいんだな。それからは、何を書いても良いんだ。』と、きっといつかそれが力になるはずだ、そう感じるようになりました。
何を書いても良い、書けば、きっと誰かの役に立つことができる。
であれば、何者でもない自分でさえも、誰かの役に立てる可能性を秘めているんだ。と。
しかし、30日の”特別扱いの日々”が終われば、あとは実力の世界に投げ出されてしまいます。露出が減り、アクセス数は明らかに少なくなってしまいました。
『やっぱり自分には無理なんだろうか』
それでもなんだか継続してきた事の苦労を、無駄に失うのがもったいなく思うし、続けることを辞める理由も見つからずに継続していて、ちょうど2か月間の毎日投稿をやりきった時にまた他の人の記事に触発されたのです。
その記事は、1000日間の連続投稿を達成した方で、はてなブログのトップページにオススメ記事として載っていました。
そこには、羨望と称賛のコメントがたくさん…それは私が欲しいと願っていたものでした。
私はまるでヒーローに出会ったかのような輝きを感じたのです。
『そこから見える景色はどんな感じなんだろう?』
私の中に、新しい別の興味がうまれた瞬間でしたが、それを知るには、私自身が継続をして体験するしかありません。
『よし、ならばどうやって伝えるかだな。』
ブログの書き方を学ぼうとする意欲がうまれ、毎日明日は何をしようか?と考えながら行動し、何かを行動する度にブログの為のプロットを頭の中に描いています。
そんな日々が、2か月、3か月、そして222日目の今日まで続いています。
いつのころからか、私は、自身のyoutubeチャンネルの宣伝やブログの収益・アクセス数などの目に見える数字が気にならなくなってきました。
とにかく誰かの役に立ちたい。困ってる人と会話をしないでも、出来る事なら解決に導いてあげたいと考えるようになりましたし、まさにLogを残すことで、私がこの時代を生きた証明として、後世になんらかのなにかを与えられる事に喜びを感じてもいます。
それと、漠然とですが、ブログを書くことで自分の世界が広がっていく感覚もあります。日々、記事を書くごとにアクセス数が階段状に増えているのです。
アクセス数を気にしていないけど、増えるとやっぱりうれしいのです。
先日、有難い事に月間5000PVを達成しましたが、私は、私自身が経験した私の日常を情報風に伝えているだけです。ただ、写真を多く使った方が人に伝えやすく、段落的に見出しを設ける事でブログ記事が読みやすくなると言うことを学び、実験的に行ってきました。
本来の私の文章のスタイルは、文字のみを書き綴るまさに今読んでいただいているこの感じです。おそらく、無限に書けます。
そんな事も伝えていけるのが、雑記ブログです。
あの、今、ふと、私は気づきました。
どうやら私は何者でもない普通の人ではないということを。
なんだか私は私だけの価値観や思考や感性を持っているということを。
なにやら私は誰かに影響を与えることができるということを。
いつの日か私は自分の人生に満足することができるということを。
そして、あなたに”なにか”を伝える事ができるということを。
それから、あなたもそうであるということを。
私はこれからもブログを書き続けますが、少なくとも1000記事の連続投稿は達成したいと考えています。
そこでは何が見えるのか?
どういう自分になっているのだろう?
さらに先はあるのか?
何よりも、私が生きた証を誰かの心に届けることができれば嬉しいです。
ねぇ、あなたもブログを書いてみませんか?
あなたもきっと、自分の中に眠っている何かを見つけることができますよ。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今回のブログに書いた事は、私の過去の記事に、当時のままの感情や考えが記録されているので、是非読んでくださるとうれしいです。
でも、今日よりも明日が気になる【urakatahero”B”log】で、また明日お会いしましょうね。
これが、私がブログを書く理由です。