あらすじ
セリアをうろうろする際に必ず見るのはメダ活関連コーナーです。
真新しい物はとくにな…あったぁあぁ!
【水位調整シート】
お、おう、うーん、まぁ、うーん…。
セリアの水位調整シートのこと
- 雨水で溢れる飼育水を排水
- {メダカの逃げ出し予防に}
- フェルトサイズ約15cm×3cm
黒色でやや厚みのあるフェルトが一枚と、しなやかに折れ曲がるフグのようなシルエットの鉛が封入されています。
セリアの水位調整シートの使い方
毛細管現象を利用したサイフォンの原理により給排水を行う為、設定した水位(フェルトの先端部)よりもフェルトの末端部を低い位置に垂らします。
具体的には、フェルトの先端が水を吸い取り、フェルトを通って末端部へ流れ続け、やがて落下すると言う仕組みになります。
この仕組みを利用して、穴を開けずとも簡易的なオーバーフロー防止装置となるメリットがあります。
セリアの水位調整シートのデメリット
排水量を上回る程の給水(大雨など)が起こった場合は全く役に立ちませんが、じわじわと給水⇒排水を行うので、給水後数時間もすれば定水位になりますが、穴を開ければそこから水が出ていくので、発泡スチロールの場合は錐やプラスドライバーを差すだけで強力なオーバーフロー化が出来ます。とは言え、針子等の小さな生体も同時に流れていく危険がありますので、穴のサイズには注意が必要です。
なお、フェルトはこの商品よりも多い量の物が100均や手芸店で販売されていますので、フェルトの為にこの商品を購入する場合は損となります。
更には、給水できる素材であれば、スポンジやタオル・雑巾・キッチンペーパーなどでも同様の結果を得ることができますので、フェルトである必要もありません。
オーバーフロー装置全般に言える事ですが、雨水の進入によって水質や水温が急激に変わってしまうことは避けられない為、オーバーフロー装置よりも先に屋根などの雨よけの設置が必要となります。
とすると、そもそもがこのような用途でのオーバーフローの必要がなくなります。
セリアの水位調整シートはこんな人にオススメ
しっかりと挟み込む事ができる鉛製のフグのようなシルエットをしたクリップが欲しい方や、100均で販売されている”メダカ用品ならなんでも欲しい方”にはオススメです。
あるいは、筆者のようにブログやSNS・youtubeなどの投稿ネタに困っている方にもオススメです。
記事の締め
オーバーフロー装置が必要な場合は、横穴を開けて排水させる方がよほど効果的ですが、それは、水面に浮かんだゴミや残餌などを排水できるという利点がある為です。
一方で、このような簡易排水の場合は、ゴミごと排水する能力はありません。
また、季節に限らず雨水の進入はメダカの飼育に良くない事が多く、そもそも雨水の進入を避ける方法を得る方が良いですよ。
このクリップそのものの形状は珍しいので良いですが、しかし、板状の鉛なら釣具屋にいけばありますし、フェルトもフェルトとして売られている物を購入した方が圧倒的に安いです。コスパ重視と言うことであれば着なくなったTシャツを切ったほうが、サステナブルなエコに貢献できますので、そちらをオススメします。
このように、フェルトをふちに固定するだけであれば代用できる物が多いため、コスパが決して良いわけではなく、使い道が見当たらない事がネックですが、このデザインの物が欲しい!と思う方にはオススメの雑貨となります。
\板状のおもり/
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