水面が激しく光る
ある晴れた昼のことです。
私はスマートフォンで庭の池の写真を撮りました。しかし、どんな角度から撮っても全ての写真が白く反射してしまって、ちっとも上手く撮れなかったんです。
太陽は燦然と輝いていました。「きっと、水面の反射は屋根がないためだ」と、察しましたが、しかし、屋根を施行する事は簡単ではありません。
「何か良い手立てはないものか…」私は愛用のGyroXに乗り、100円ショップへ向かう事にしました。
それはCanDoにあった
私は、『スマートフォン用の偏光レンズが売っているらしい』との不確かな場を頼りに、そそくさとCanDoへ行きました。
ダイソーやセリアではなく、キャンドゥです。
確かに売っていたので、購入して急いで帰宅し、ワクワクしながらそれをスマホに取り付けて池の写真を撮り直してみると、水面の透明度が高く、優雅に泳ぐメダカも鮮明に映し出すことができたのです。
「やったぁ!これならきっとイイネがたくさんつくぞ!」
私にとってのSNSのイイネは、自分が承認された喜びだけではなく、その写真を見て喜んでくれた数だと認識しています。
「これの感動を伝えたい!YOUTUBEでもきっと多くの人に見てもらえるぞ!」
私は偏光レンズに夢中になってカメラのシャッターボタンを押す、押す、押す。ところが、偏光レンズの枠がどうしてもレンズに被ってしまっていたのです。
試しに手持ちの偏光サングラス越しに写真を撮ると、同様の効果があるばかりかレンズの枠が写る事はありませんでしたが、サングラスのフレームが邪魔な上に片手持ちができません…。
スマホカメラを最大限活用するにはレンズが必須ですが…
10万円クラスのスマートフォンのカメラ性能はかなり高いのですが、性能を活かしきれないことも多いですよね。
その原因はスマホのレンズやアプリの性能が悪いのではなく、接写や望遠など要所要所でデジタル処理に頼るしかないからです。
とりわけ、偏光レンズ(CPLレンズ)に限ってはデジタル処理が出来ないので後付けのフィルターが必要となります。
100均で売っているレンズでも全然良いのですが、カメラによっては物理的にサイズが合わないなどちょっとした不具合がありますが、試しに使ってみる事で大きな発見につながる事もありますから、オススメです。
なお、100均の物でなくても同様の事が起こりますので、サイズを確かめて購入する事が大切です。
筆者が100均で買って試したレンズはこちら
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