あらすじ
今週のお題「お米買えた?」
米不足に陥った2024年08月、これまでは5kgで1800円ほどだったお米が、昨年の宮城県産ささにしき(特別栽培米)ほどの価格になっている事から大きなショックを受けた関東住みの仙台出身の筆者はお米を購入する事を諦め、カルボナーラばかりを食べることにしたのであった。
スモークチーズのカルボナーラ
/
Piccolino!
(和訳:小さい)
\
【概要】
ベーコンの旨味とチーズの芳醇な香り広がる濃厚でクリーミーなおいしさ
【原材料】
ショルダーベーコン(国内製造)、ショートニング、鶏卵加工品、ワイン、チーズ、でん粉、食塩、脱脂粉乳、香辛料、香味油、ベーコン風調味料、乳等を主要原料とする食品/増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、カゼインNa、リン酸塩(K、Na)、フィチン酸、着色料(クチナシ、アナトー)、香料、発色剤(亜硝酸Na)、(一部に卵・乳成分・豚肉を含む)
【調理方法】
- パウチごと熱湯で1分~3分ほど煮る
- そのままレンジで20秒(600w)/30秒(500w)
【雑感】
1人前と少量であることや、外れの少ない【青の洞窟シリーズ】であること、なによりも温める時間の早さが素晴らしいと感じました。電気の使えない非常時でも調理が出来る点はプラスですが、平常時ではレンチンの方が断然早いので、レンチン一択ですね。20秒ですよ!
スモークチーズのカルボナーラのレビュー
筆者にとってカルボナーラというのは、料理名ではなくてジャンルだと思っています。具体的には『タマゴ感重視』『バター感重視』『クリームシチューみたいなやつ』『ペッパー感重視』など、細分化すればもっと種類があると思います。そんな感じなので、レトルトだろうと、お店で食べるカルボナーラだろうと、『いやこれなんかちげーな』ってなったりします。
結局のところ、合う合わないには個人差がありますが、【青の洞窟・スモークチーズのカルボナーラ】をさっそくレビューしまっす。
レンジで温めて開封したときの蒸気の香りは「甘みのある発酵乳の香り」を感じました。無糖のヨーグルトのような感じです。チーズと言うよりは、ヨーグルト感でした。スモークとはつまり食品を香木の煙で炙りながら燻して香りづけをする燻製の事をさしているはずですが、燻製香は特に感じませんでした。
茹でたパスタにソースをまとわせていくと、とろ~りとしたチーズと共に、細かくも存在を主張するベーコンの軍隊がなだれ込みます。実に期待大。
では、いただきます。
『品名に偽りなし!』と、率直に感じました。
ほどよいスモークチーズ感を確かに感じます。確かにスモークチーズ感を感じはするのですが、もっとスモークスモークしていても良いと感じてしまいました。スモークチーズとして売られているスモークチーズよりは燻製香が弱いです。とは言え、あまりスモーク感が強すぎても一般受けはしなさそうなので、これが正解のようにも思います。
塩気はややしょっぱめですが、パスタですからこのくらいがちょうど良いですね。ワガママを言わせてもらえるなら、もうちょっと薄めにしてもらって、塩や黒胡椒をコッチの好みで足せると良いのかな?と思いましたが、それもめんどうなので、このくらいがちょうどいいのでしょう。よく考えられていると思いました。
ソースはタマゴ感があるのですが、どちらかというと酸味が一切無いマヨネーズと言った印象を受けました。
ベーコンはちょっと細かすぎてやや残念。燻製香にまけて味も薄めです。あってもなくても良いとまでは思いませんでしたが、カットがもうちょっと大きいと良かったです。箸休め的な役割にはならず、最後に残ってしまったベーコンをフォークでさらって食べる感じになるのですが、やや物足りないと思ってしまいました。
執筆後記
総評すると、美味しいですが絶対にコレと言うレベルではありませんでした。コレだけあれば生きていける!と言う感じではなくて、複数あるうちのコレ!と言う感じで日替わりでチョイスしたいような気持ちになりました。美味しいですよ。
スモークチーズと言う珍しさもありますね。燻製好きの方やチーズ好きな方、辛くないパスタが好きな方やタマゴが好きな方にオススメです。ただ、タマゴメインのカルボナーラ好きの方にとっては物足りなさを感じると思いますので、その点はご注意を。
1人前という小分けサイズであることから、飽きずに完食できるのが特に良いですね。