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たばこ(R-20)手巻き煙草用DIY自作フィルターの作り方と研究結果をご報告します。


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化粧をする女性(コットンを使用)のイメージ画像(筆者によるAI作成画)

「フィルター代を抑えたい」

 

おことわり

この記事は”煙草に関する記事”ですので、未成年及び嫌煙者の閲覧はご遠慮ください。

なお、喫煙を助長するわけではなく、むしろ節煙及び禁煙への道標となれば幸いです。

 

あらすじ

「色々なシャグを試したけれど、いずれもうまいなぁ…む!フィルターがない!!?」

筆者が主に使用しているフィルターのはPUREレギュラー200(amazon)ですが、2024年4月から値上げがされ、200個で440円となりました。

1つ2.2円と思えば安いっちゃ安いのですが、まとめて買うとそれなりの価格になってしまうため、なんだかもったいなさを感じてしまいます。

時代は紙巻ではなく、アイコスやプルームなどのヴェポライザー(amazon)で熱した気体を吸引するのが当たり前になってきていますから、加熱式シャグも良いのかな?と考えています。

が、問題はヴェポライザーも持っていないのにフィルターがなくなってしまった時です。

困った筆者は身近な物でフィルターの自作に成功しました。

今回はその研究の結果をお知らせします。

 

手巻きフィルターの自作の方法

筆者によるDIYで完成した手巻き用フィルターと市販フィルターの比較写真(筆者撮影)

まずは完成品から

一般的に使用されているであろうPUREのレギュラーフィルターとサイズは同じくらいにしました。

PUREフィルターは、アセテートで作られたフィルターの周囲を紙で巻いた物です。

アセテート繊維は、アセチルセルロースから作られる繊維質の素材で、具体的には、木材パルプを原料に酢酸を反応させたアセチルセルロースより作られる繊維質です。

このアセテートを作って模造品を作れれば良いのでしょうけれど、工場並みの施設や素材が必要となりますので、買った方が安いです。

じゃあどうするのか?と言うと…。

素材として使用したコットンの写真(筆者撮影)

コットンを使用します

コットンと言えば、RAWのコットンフィルター(amazon)のようにかなりお高いフィルターの素材です。

ちなみに筆者は以前、爆煙VAPEにハマっていてコイルの自作などを行っていたので、その時のように無印の茶色い無漂白コットンを使用したいと考えているのですが、近場に無印がなく、車が壊れているので買いに行けない状態ですので、今回はテスト的に100均で売っているコットンを使用しました。

協和紙工のピュアコットンパフ(80枚入り) という商品なのですが、裏面パッケージを見ると「ピュアコットンオイル(綿実油)を残した綿を使っているから良い」と言う内容が書いてあるのですが、私の用途からすると良くは無さそうですが、まぁ自己責任なのでくたばっても文句は言いません。皆さんは真似しないように…。

なお、使用するのは以下の3点です。

●コットンパフ(綿状ではない物)

●マスコットロールボックス(amazon)

●手巻きペーパー(何でも良い)

結果から先に言えば、しっかり成功しました。

作り方は簡単で、マスコットローリングボックスにペーパーを敷き、コットンパフを手でグルグルと巻いてシャグのようにセットし、ペーパーを水で濡らして蓋を閉め、出て来たロングフィルターをカットするだけです。

しかし、最良の結果を得るには、最低限の知識が必要と感じました。

したがって、同志の知識の共有のためにも単なる作り方の公開ではなく、筆者が体当たり的に行った研究の報告をします。

検証にはARKROYAL PARADISE TEAを使用しました。

 

研究結果その1

コットンをハサミで切っている様子(筆者撮影)

半分にして使用

まずはクルクルと巻いただけでは厚みがありすぎると判断して半分にカットする事にしました。

自作したフィルターの試作第一号(筆者による作成・撮影)

試作品第一号です

マスコットのロールボックスを使うと、どんなに不器用な人でもかなり綺麗にまくことが出来るのですが、コットンもキレイな筒状になりました。

これを3等分にしますが、濃いめが良いとか薄めが良いとか色々思う事があると思いますが、まぁ、待ってください。今から筆者が大変な目に合います。

自作フィルターと市販品のフィルターの使用後の比較(筆者撮影)

ただただ辛いだけでした

このフィルター、はっきり言って最悪です。

持ち手が柔らかすぎるので潰れてしまうのはまぁ良いとして、口内がピリピリとめちゃくちゃ痺れますし、あろうことかフレーバーが消えました。

濃いとか薄いとかじゃなく、ただただ辛いだけの煙に変化するだけの史上最悪のフィルターが完成しました。

もはやフィルターでもなんでもなく、味を奪って辛味を倍増させるだけの綿です。

モクの通り道をふさぐかのように綿が縮れ絡まっているせいで、物質の吸着力が高まりすぎているのだと感じました。

こんな物よりも両切りの方が軽くて吸いやすいので、両切りの方が圧倒的に良いです。

なぜこんなにも辛くなるのかはよくわかりませんが異常な辛さです。

ピュアコットンオイル(綿実油)を残した綿が悪影響しているのかもしれませんので、やはり無添加・無漂白のコットンが無難ですね。

 

研究結果その2

コットンパフをロールした状態(筆者撮影)

パフ1枚を使う事に。

先ほどの失敗から、次はまるまる一枚を巻いて使用してみることにしました。

結構厚みがあります。

マスコットのロールボックスで形成している様子(筆者撮影)

ガチャンとやります

ギュっと奥まで突っ込んで、巻紙に水を濡らし、ロールボックスの蓋を閉じます。

市販品と比べても同じようなサイズになりました(筆者撮影)

自動的にレギュラーサイズになる。

ローリングボックスを使用すると、適当に巻いてもほぼほぼレギュラーサイズになるように圧縮されるようです。

このフィルターを使用してみたところ、今度は辛味やピリピリ感はまったくありませんでしたが、しかし、せっかくのフレーバーや旨み・甘味なども全部飛んでしまっています。

健康的なフィルターとしては最高なのかもしれませんが、フレーバーや甘味・旨みが消えてしまっては全く意味がありません。

なんででしょう?

市販品と自作品を分解して比較し原因を探っている様子(筆者撮影)

使用後の市販品と比較

ピントが合って無くて申し訳ありません。

自作コットンはロールされているので開いただけですが、ピュアフィルターの方は割きました。

ここで「ハッ!」と気が付いたのですが、自作コットンはまんべんなく茶色くなっているのに対して、ピュアフィルターは中心から外側に向かって茶色くなっています。

 

フィルターの断面図(筆者作成図)

断面図のイメージ

この構造こそが「味」に直結していると感じました。

そして、今回この記事で伝えたかったことの全てはこの構造にあります。

つまりですよ?

「フィルターを使うとシャグの良さが出ないなぁ」って事、あるじゃないですか。

かと言って、両切りはなんか微妙だしコスパ悪いし、かといって紙フィルターもなーっていうなんともワガママな状態になること、あるじゃないですか?

そういう時はどうしたらいいか、針を貫通させて穴を開けてやりゃいいんです。

そうするとフィルターの機能が落ちますが、それすなわち味が出るという事です。

 

研究結果その3

フィルターの端につまようじをセットしてロールしている様子(筆者撮影)

つまようじを巻くことに

中心部から外側に向かって汚れが広がっている状態が最適っぽいのですが、そのようにするには中心部を筒状にする必要があり、ともすれば、開口部が広いほど味の出が良くなるはずです。

開口部を広くするために芯材としてつまようじを端にセットしてロールしていきます。

 

マスコットロールボックスにつまようじを抱かせたコットンパフを仕込んでいる様子(筆者撮影)

この状態でフタを閉じます

つまようじは引き抜きやすいように頭を出しておきますが、そうすると片側は穴が開いてない状態なので、竹串などの長い物をコットンのサイズより少し長めに出させるなどの加工をして、両側から飛び出せた方が良いです。

今回は味を出すフィルターの研究ですから、この状態でフィルターを作ります。

そもそも、この状態でフタを閉じてうまくできるか?

 

しっかりと身のつまったフィルターが出来ました(筆者撮影)

むしろ良き

結果としては、ほぼ完璧と言っていいほどに市販品のフィルターを再現する事ができました。

但し、無添加・無漂白でないことが気がかりではありますので、自作フィルターの為にコットンパフを購入する場合は、コットン100%の無漂白・無添加である事に留意して購入した方が良いです。

また、精度に関しては作成者の練度と素材の違いが大きいので、完全に市販品(工業品)と同等というレベルに達する事は難しいです。

それでもロールボックスが1つあれば、かなり楽にフィルターを作成する事もできるので、オススメです。

 

 

記事の締め

綿花畑に佇む人のイメージイラスト(筆者によるAI作成画)

綿の花

今回使用したコットンパフは100均で購入したもので、1枚あたり3つのフィルターが取れますから、80×3=240個のフィルターが税込み110円(2024年1月現在)で作れてしまいます。

ちょっと嘘をつきました。すいません。

別途、紙が80枚(250円程)必要ですので、360円で240個のフィルターが作れるという感じです。

Pureフィルターは200個で440円ですので、紙が使い切れない程余っている場合は作った方がコスパが良いですが、わざわざ紙を買ってまで作るようなものでもないと言った印象ですが、コットンフィルターを常用している場合は自作した方がコスパが良いです。

なお、三等分する際は、ハサミではなく切れ味鋭いナイフなどでスっと切った方が良いように思います。ハサミでは切り口が潰れてしまうので。

 


【シャグにオススメ(amazon link)

マスコットフィルター(レギュラー7mmx15mm)
店頭ではあまり見かけませんが、短い分濃いめに出ます。

ピュアフィルター(レギュラー7.8mmx18mm)
シャグ取扱店では絶対に売っているほど一般的なフィルターですね。

RAWオーガニックヘンプ ペーパー
雑味と酸味がほぼ無いので甘いフレーバー系には特にオススメです。

スモーキングリコリス ペーパー
甘草由来の甘味を楽しめるペーパーで、無添加系の味変にオススメ。

Boveda 69% Size8
密閉容器でのシャグの加湿には69%がオススメです。


 

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