おことわり
この記事は”煙草に関する記事”ですので、未成年及び嫌煙者の閲覧はご遠慮ください。
なお、喫煙を助長するわけではなく、むしろ節煙及び禁煙への道標となれば幸いです。
あらすじ
以前から興味のあった手巻きたばこ(シャグ)を始めました。
『手巻き用品を買うお金でタバコが買えるじゃないか!』と思っていましたし、筆者は不器用を自覚しており、『手巻きは難しそう』と敬遠していたのですが、実際に使ってみると、とても簡単に作れましたのでご紹介します。
手巻きたばこ(シャグ)とは?
1口に手巻き煙草と言っても、上記の画像の倍以上の銘柄が存在します。
筆者が常飲しているピースは”バージニア葉”なので、バージニア葉の物を選ぶことにしました。
ちなみに葉の種類は一般的に3種類(黄色、バーレー、オリエント)があるようです。
バージニア葉は味つくりの骨格となる種類で、 糖含量が多く、甘味を伴った豊潤なたばこらしい香味が特長との事ですが、バージニアベースでも大量にあり、選びようがありません。
その結果『とりあえずピースを手巻きにしてみよう』となりました。
追記:一番最初、本当に何もしらない頃は、どれを買えばよいかわかりませんでした。
シャグ選びも手巻きの楽しみの1つですが、ざっくりとヒントを残しておきます。
●普通のタバコ系⇒無添加系(マニトウゴールドなど)
●甘いのがおすき⇒フレーバー系(コルツかチョイスが良し)
●メンソール良き⇒だいたいok(ブラックスパイダーがオススメらしい)
MASCOTTE社のシャグ用品をまとめて購入しました
購入したのは以下の物です。
●MASCOTTE 100個入 5個パック レギュラーフィルター
●MASCOTTE エクストラ スローバーニング 50枚×5冊
なぜこのメーカーにしたのか?と言えば、安くてレビューも安定していたからです。
あと、パッケージの色合いが好みだったというのも大きいですね。
筆者は初心者なので、そもそもよくわからないばかりか、同社製品の物も多くの種類があってかなり迷ったのですが、ゆっくり燃える=ゆったり吸えるだろうとの事でスローバーニングというペーパーにしました。
ちなみにMASCOTTE社とは
オランダの老舗ブランドで、様々な種類のペーパーが有名です。
WebSite:https://www.mascotte.eu/
Instagram:@mascottenl
MASCOTTEロールボックスの使い方
付属の説明書が英文だったので翻訳をしましたが、まぁなんとなくわかるようでよくわかりませんでした。
まずは、一番最初に作った”超へたくそ”な自動式手巻き煙草を見ていただき、その次に自分なりにキレイに巻けるように試した結果をご報告します。
最初の一本はど下手でした。
どのくらいの量を入れたら良いのかすらよくわからず作成した結果が上記の写真になります。
右側の手巻き煙草はレギュラーサイズとされている物ですが、比較をしてみるとかなり小さいので調べてみると、どうやらPeaceに限らず、日本の煙草はキングサイズというサイズで太くて大振りなようです。
ちなみに、MASCOTTEのロールボックスは70mmペーパー専用で、サイズはスリムとエクストラスリムの2種類が作成可能です。
MASCOTTEロールボックスのコツ
ロールボックス(ローリングボックス)は、●ZigZag(amazon) ●RAW(amazon) ●GIZEH(amazon) ●SMOKING(amazon) ●無刻印(amazon)のものなどがありますが、いずれも構造は同じなので、使い方も同じです。
ちなみに海外での販売サイトを見ると、価格も同じと言うか、RAW以外はパッケージの違いしかありませんので、製造元が同じ(OEM)のな可能性が高いので、mascotte(amazon)ロールボックスが一番安いのでオススメですよ。
①まず紙を縦に折ります。
横長の紙に対して縦の線を入れるように折る事で、紙がべらーんと垂れて落ちてしまうことが少なくなります。
フィルターは1つで充分ですが、マスコットのフィルターは短く、私にはちょっと喫味がきつかったので2つを繋げて使うことにしました。いずれの場合でも、フィルターは右の壁に押し付けるくらい寄せると良いです。フィルターのノリに水はつけません。
②葉っぱを詰めます。
葉っぱの量は目分量になりますが、フィルターの高さと同じくらいにするのがベストです。スカスカにならない程度にケチっても問題はなく、多ければ良いってわけでもなさそうです。目安としては0.5mgほど。
③ペーパーの糊を濡らします。
通常は唾液で濡らすようですが、醤油皿に水を入れ、その水を指につけてスーっと引くようにして糊を濡らしています。
綿棒やスポイトなどを使用した方が衛生的に良さそうです。
コツは水をつけすぎない事で、少しでも濡れていれば大丈夫です。
ノリの裏面に水をつけるとより綺麗に仕上がりがちです。試してみてください。
④蓋を閉めれば完成です。
最後に蓋を閉めるだけなのですが、蓋が少し硬く、ミシミシとなるので壊れるのでは?と不安になりますが、蓋を閉めると完成品がポンっ!と飛び出してきて完成です。
その際、どこかへ転がって行きますので、抑えておくと安心ですが、私にとってはそれがなんだか、面白いです。
追記・ある程度使い込むと飛び出す程の固さはなくなりました。ちょっと残念です。
ロングピースを手巻きにした結果
当然かもしれませんが、サイズダウンしている為1本が2本になりました。
通常のロングピースは燃焼時間が長く、通常1本あたり5分程吸えるのですが、ちょっとだけ吸いたいなぁと言う気分の時はシケモクを吸っていましたが、手巻きにしたら割とちょうどいい感じになりました。
手巻きにすると味が落ちてしまった印象がありますが、特段気にする事でもないように思えます。
私が思ったのは、ショートピースをベースにしてバニラ系のシャグを少量混ぜると昔の味に戻るのかも?と考えましたので、近々試してみたいと思います。
追記⇒試しました。
記事の締め
コツさえわかればあとはもう簡単です。
ちなみにこの写真の手巻き煙草で5本目なのですが、このクオリティまで達する事ができました。
手巻きと言えば難しいイメージがありましたし、実際これを手巻きと呼べるのか?と言えば半自動巻きなので手巻きとは呼べないかもしれませんが、完全なる初心者の私でもここまで出来るのだからオススメです。
なにより簡単ですし、量産もできます。
しかし、キングサイズからレギュラーサイズに変更になるので物理的に細くなりますから、フィルターを持つ人差し指と中指の感じがやや頼りなく思えるなどの違和感があります。
しばらくすると慣れるのですが、慣れるまでが微妙ですね。
とりわけ、マスコットのフィルターは短いので一長一短はあるものの、手にしっくりきませんから、PUREフィルターのレギュラーをオススメします。
実際のコストは?と言えば、ロングピースを分解したところで葉っぱのグラム数自体は変わらないのでなんとも言えませんが、煙草を吸う回数や分数が減ったように思いますので、結果的には節煙になっているのかもしれません。
禁煙には至りようがありませんが、節煙の友としては良いですね、vapeや加熱式の電子たばこよりは私好みです。
【シャグにオススメ(amazon link)】
●マスコットフィルター(レギュラー7mmx15mm)
店頭ではあまり見かけませんが、短い分濃いめに出ます。
●ピュアフィルター(レギュラー7.8mmx18mm)
シャグ取扱店では絶対に売っているほど一般的なフィルターですね。
●RAWオーガニックヘンプ ペーパー
雑味と酸味がほぼ無いので甘いフレーバー系には特にオススメです。
●スモーキングリコリス ペーパー
甘草由来の甘味を楽しめるペーパーで、無添加系の味変にオススメ。
●Boveda 69% Size8
密閉容器でのシャグの加湿には69%がオススメです。
シャグに関連する記事はこちら