あらすじ
嗚呼、何度タバコをやめようと思った事か。
値上がりの度に「バカバカしい、付き合ってられっか」と思いながら、一箱を吸い切り、次でラスト、いや、次、NEXT!まぁ、いっか…どうせやめられないしと、××年以上、1つの銘柄のみを嗜み続けて来た筆者ですが、そんなヤツでも節煙・節約ができた理由があるんです。
なお、失ったお金…なんてのはそれはそれ、お菓子やジュースと同じです。
でもゼーキンはちょっとねぇ!
手巻きに変えて思う事。
手巻きはとにかくめんどくさいです。
- 煙草を作るのがめんどくさい
- 買いに行くのもめんどくさい
- 湿度管理がめんどくさい
- フィルターやペーパーがなくなるとめんどくさい
VAPEもかなりビミョーでした。
- 飴を舐めてるようなもの
- タバコ味のフレーバーは豆の味
- ニコリキ輸入めんどくさいし効果薄い
- 爆煙は楽しい
- 自作コイルも面白い
市販の紙巻は簡単ラクチンなんですよね。
- コンビニで完成品が売っているから楽
- すぐ買ってしまう
しかし、手間が無くて買いやすい反面、圧倒的に高いですし、無くなりそうになったらすぐに買ってしまいます。これが良くない。
紙巻⇒手巻で節約になってるのか?
嗜好品なので金額が高いだの安いだのお金の無駄だのって、愛好家にとってお金の話はナンセンス以外の何物でもないのですが、ちょっと聞いてください。
まずは細かい数字から
シャグの標準(レギュラーサイズ)を30g/870円として、約0.5gで1本(約14円)なので、60本ほど巻けますし、スリムサイズなら70-80本ほど巻けます。
市販品の標準サイズはキングサイズと呼ばれる大きめなモクなのですが、キングサイズであれば0.7~0.8g程(約50本程)かなぁ?とゆう印象です。
例えば600円の20本入りの市販品は1本30円で、グラムに直すと0.8gx20=16gで、600÷16=37.5円(1g)なので、シャグがどれほど安いのかがわかりますね。
税金としては紙巻の完成品が1本あたり1gとされているので、0.2gほど搾取されている事になるから1箱あたり2gほど多く税金を納めているわけで、結果としてグラム単価が上がってしまっています。つまり、1日1箱として10日で20g、20日で40g、30日で60gを不当に搾取されているのが現状です。更には、地方税や消費税等の計5種の税金=63.1%が課税されているので最悪ですよね。
どういう事かと言うと、税金がなければ1箱約220円程という事になり、1本1gとしても11円程度のものと言う事です。まぁ、税金が無ければシャグももっと安くなるのですが…。
いずれにしても市販の紙巻は、シャグよりもクオリティが低い銘柄が多いのが実情です。
さて、私が紙巻を常飲していた頃は、1日1箱600円x31=18600円…で済めばいいんですが、無くなったらすぐに買いに行ってしまうことも多く、2日で3箱1800円の事もありましたので、それを超える事もありました。
じゃあ手巻きに変えたらどうなったのかと言うと、だいたい2日で1袋900円とすると1月に13500円ですので、ほぼ半額です。
金額を抑えようと思えば、本数を減らすとか我慢するなどすれば良いだけですが、そういうストレスのたまるような事はしていませんので、我慢すれば1/3に抑えることも可能とは感じますし、その程度ならたまにやっているというか、作るのがめんどくさくて作らないでいる事も多いので実際はもっと安くなっています。
なんでこんなに安いのかと言うと、加工などの手間賃が含まれていないからでもあります。
細いとはいえ、燃焼時間は1本あたり4-5分程なのでキングサイズと変わりませんし、メンソールなどのスカスカ系銘柄にありがちな燃焼が早い物と比べると、むしろ長く嗜めます。
手巻きより紙巻の方が重い?
軽いとか重いとは、いわゆる喫味やキックと言う表現に内包されるうちの1つになります。
タールやニコチンの量で重い軽いと思いがちですが、手巻きや葉巻はタール・ニコチンの測定義務がない事や、利用者によって嗜み方が違うため、測定が困難であることから表示がありませんので、目安もありません。
なのに喫味が軽い銘柄や、喫味の重い銘柄などがありますので、個人の向き不向きでもありますが、どちらかと言えば「味そのもの」の合う合わないが強いです。
さらには、フィルターやペーパーの種類や、1本あたりのサイズ、カクテルのように複数種類のシャグを混ぜたりなどのカスタムの幅が広いのも特徴ですから、いずれにしても軽い重いと言う概念自体がありません。
フィルターを長くすれば軽くなりますが、その分だけ味も薄れます。
もっと軽くしたい!と考えるならば、フィルターの横から針で穴を開けてあげることで空気の混入率が高まり軽く感じられるようになるはずです。
逆に、重くしたいと考えるならば、フィルターの吸い口から葉に向かって針で穴を開けることで煙が直接流れやすくなるので重くなりますし、フィルターを使わないパイプなどを使用するのも嗜み方の1つです。
ですので、重い・軽いと言うのはフィルター次第ということになり、自分好みの嗜みを堪能できるともいえます。
紙巻⇒手巻の最たる違い
まず、紙巻との大きな違いはその香りの良さというか、いわゆるタバコ臭が残りにくいところですが、フレーバー系と呼ばれるものは、しばらく甘い香りが残ります。
筆者としては、紅茶や果物、スイーツなどの香りのフレーバーが多いので、むしろ良い香りだと感じています。
アイコスなどの加熱式のような独特な香りがすることもありません。
よほどの高級銘柄であれば話は変わってくるのでしょうけれど、コンビニで購入できる一般的な銘柄であれば、シャグの方がクオリティが高いです。
味が旨味がなどと言うグルメ舌の方であればなおさらですよ。
節煙をして政府に逆襲したい
タバコ税は立派な財源で地方税としてなんらかの還付があるようですが、禁煙を行えということですから、しっかりと節煙をして政府に支払う税金を減らしましょう。
しかし、そうするとどうなるか?と言うと、結局痛い目を見るのは我々民間人です。
1つの銘柄にこだわったら負け
1つの銘柄に拘ることこそが、依存の大きな原因だと感じます。
筆者はこれまで「ロングピースに変わる物は無い」と言い続けているし、これからもそれは変わりませんが、しかし、イコール最も美味しい物と決めつけ、思い込んでいるともいえる状態です。
ロングピースこそがJTの良心、日本の底力と信じて疑わなかった私が実際に手巻きに変更して、様々な銘柄に触れた今になって思う事は、いずれも紙巻以上に安く、紙巻以上にクオリティが高いという事でした。
シャグに関して、友人知人などから、親切心で何年も前から勧められていたのに、かたくなに「ロングピース以外は必要ない」と「ロングピースだけが至高」と食わず嫌いと言うよりも、ロングピース以外を知る気がなかったのです。
このように「タバコがないとダメ」なのではなく「●●と言う銘柄のタバコがないとダメだ」と言う、思い込みが依存のベースとなっていますから、いちどその考えから離れる為に、紙巻でもなんでもいいけど、色々な銘柄に触れてみる事をオススメします。
私はと言うと、今は「ロングピースでなくても別にいいや」と考えているので、依存から解放されつつありますし、むしろ市販の紙巻を敬遠しつつあります。
外出時に購入する事もありますが「うーん、なんかうまくないし高いし嫌だなぁ」と思いながら嗜んでいます。「嫌なら買うなよ!」と思う人が多いのはわかるんですが、そういうわけにもいかないのですよね…。これが依存や中毒の恐ろしさです。
筆者同様に、自身が重度であると自覚がある方こそ手巻きを知るのが良いように感じます。
但し、ショートピースだけは1本1g30円なので、少し高めのシャグの価格と同等ですから有りです。しかし、グラムあたり28円程のシャグの方が旨味があって安いので、ショートピースの購入頻度は稀です。
記事の締め
最も危ういなーと感じているのが、シャグが面白すぎてレビューしているのですが、そのせいで広告の出稿差し止めなどが起こる事です。
それと、買うお店や地域によってはあまり回転してない場合、内部で劣化してしまっていてシャグの状態が著しく悪い場合もあります。概ね、乾燥してしまっているだけなので加湿すれば元通りになりますが、フレーバー系の場合は着香が飛んでしまっては楽しみも半減してしまいますし、粉砕されてしまっている状態はアウトですので、出入りの多いお店や入荷の新しい物を出してくれるお店で購入するのがベストです。
こちらの記事は個別のシャグです。
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