こんにちはウラカタです。
スーパーやコンビニのみならず、手前取りしてる？みたいな話をされることが増えましたが、私はほとんどしません。
客人に振る舞う物だから、少しでも新鮮な物を食べさせてあげようと奥から取ってると白い目で見られたり、店内放送で手前取り手前取りと、心にマチ針を刺してきます。
『強要するな！白い目で見るな！それ、ハラスメント！』
意識高い系の人々が率先して手前取りをしてくれたら、私は奥から出て来たものを心を痛めずに手前取りできるので、その方が良いです。是非ともよろしくお願いします。
なぜ手前取りをしたくないのか
スーパーを眺めていると、持って歩いた後に戻す人が結構いるんです。私は特段潔癖と言う程でもないけれど、他人がベタベタと触った物はあんまり触りたくないです。それらを買いたくないと言うのが１番の理由です。
客の利益と店の利益
手前取りで誰が儲かるのかと考えると、スーパーが儲かります。廃棄は損失ですので。
我々客の利益は、おつとめ価格になってたら価格面でお得に買い物ができる事ですが、おつとめ価格になってなかったら直接的な利益はありません。
スーパーマーケットの存在は有難く、感謝の念を土下座で表明しろと言われたら、なんの迷いもなく土下座をします。我々は、スーパーのおかげで、対価を支払い新鮮な物を買う事ができ、当たり前の日常の中、食べたいものを食べて過ごすことが出来ています。ですので、スーパーの利益は我々の生活の為ですから、Win-Winだと思います。
レジ袋の有料化からスーパーがおかしい
販売店の義務であるレジ袋の有料化は1円以上の価格に設定する事が条件。
レジ袋自体の価格や売り上げの使途は事業者が設定することとなるので、ほぼ自由です。大中小寿司袋●●袋など、かなり高くなりましたし、プライバシー保護の為の黒袋や紙袋まで有料になってしまいました。これは逞しい商魂と言わざるを得ません。まぁ、無料でサービスを受ける事は、当たり前ではないので良いです。
エコ的観点での【袋を売る事で袋を使わせないようにしよう】な活動についてはまぁわからんでもないし、実際、私も袋を買わないようにエコバッグを持ち歩いています。というか、元々、買い物カゴやエコバックを使っています。エコの為ではなく、なんとなく使ってみたら便利だったからです。
私がおかしいと思うのは、コロナ後に強まった【協力をお願いすればよい風潮】です。我々一般人はここ数年、やたらとお願いされてませんか？我々のお願いは聞いてももらえないのというのに。
エコがエコじゃなくなってる
近年、エコと言う言葉は大義名分を衣に隠した暴力だと思うことが増えました。
例えば、エコカーに乗るために何度も車を買い替える人よりも、古い車にずっと乗ってる人の方がエコに思えませんか？しかし、古い車は環境に良くないと言う理由で新車登録時から13年経つと自動車税と自動車重量税が上がります。本当にエコで産業的な国作りをしたいのならば、古い車ほど修繕が必要な為、税金を安くしても罰は当たらないと思うのですが。
国道沿いの中古車がずらっとならんだ状況を見てください。どこがエコなのでしょう。
絶対に手前取りしない商品
キムチ
パッケージにも記載されてる物が多いのですが、キムチは賞味期限が近くなるほど酸化が進むので酸っぱくなります。私は、酸味の強いキムチが苦手ですので、消費期限が近い物は避けます。酸っぱくて食べられないので、我が家にお迎えしても三角コーナー行きになってしまうからです。
酸っぱいキムチが好きな人は、むしろ消費期限が近い物を選んだ方が良いです。
冷凍食品
一番手前のやつが溶けてた事があり、それ以降は下から取るようにしています。
蓋や扉付きの冷凍ケースの場合はなるべく手前から取るようにしていますが、私が手前取りに対する世間の目を気にしている事と、私が触る事で他の人の迷惑になると感じているからです。本当は奥の方から取りたい。
たまご
パックされた日に消費期限が設けられる為、そもそもいつの卵かよくわからないという不透明性があるからです。産卵日が書いてあれば手前取りもしますが、そのような卵は高かったり、ヨードを使用している事もあり、私は持病から避けています。
生肉
ドリップ(赤っぽい汁))の出ている肉を購入するのはやめなさいと教わっていますし、基本的に生鮮食品は、鮮度が高い物ほどうまいです。焼き肉店でドリップのえげつない生肉が出てきたらドン引きしますよね。
焼けば同じと言う考えもあるにはありますが、こればかりは半額になっていても躊躇してしまいます。しかし、タレに漬けられているような加工品は安ければ買います。
牛乳
牛乳に関しては、そもそも『パッケージを良く確認して新しい物を買おう！』と叩き込まれたからです。確か、初見は小学校の家庭科の授業だったような。その時の先生の真剣な顔と言葉が私たちを心底心配してると感じたので、私はその言葉をずっと覚えていますし、これからも信じていきます。
アサヒスーパードライ
アサヒのビール工場を見学しているとき、消費期限が新しい方が断然美味しいので底面に記載されてる製造日の情報を確認してから購入してする事、と教わりました。
それを実感できるのが、鮮度実感できたてパックです。
なお、アサヒでは定期的にスーパーに出向き、消費期限の確認をし、廃棄と交換をしていたり、指導をしているとも言っていました。この事から、アサヒの缶底を見て、数か月前の物を置いてる店はいい加減だなぁと思うようにもなりました。
しかし、製造年月日が新しい物よりも古い物の方がまろやか味があっておいしいと感じる事も多いです。ただそれは、辛口が特徴なスーパードライではナシなのでしょう。
手前取りしても良い商品
手前取りを頼まれることが嫌なのであって、手前取りをしないわけではありません。社会貢献と言われれば『まぁ皆がそういうんならそうなんだろうな』程度で、深く考えていませんので、出来る事ならなるべく手前取りをしようとは思っています。
買ってすぐに食べるような物
弁当類やお菓子など。ただし、おにぎりは米粒がかたくなっていたりするので、同じ価格を支払うなら奥から取りたい。コンビニは１日に何度も仕入れを行っているのでまったく気にしませんが、最近ではほとんどコンビニでは購入しません。
コンビニで買わなくなった理由
いつのまにか商品が小さくなっていたり、総量が減ったのに値上がりしていることと、ドラッグストアやスーパーのおにぎり・弁当類が頑張ってる為です。以前はコンビニの弁当類の方がおいしかったのですが、現在は味に遜色ありません。
レジ前のソーセージやから揚げは好きなので買っています。
加工食品
例えば、納豆や干し魚など、加工されてるものは、消費期限など大して気にしません。むしろうま味が出て良いのではないか？と考えています。しかし、消費期限内に食べきれない物や、とりあえず買っておこうみたいな事もあるので、その場合はなるべく消費期限の遠い物を買います。
値下げシールがついてるもの
値下げシールがついてる物なら衝動的に買います。ただ、半額でもこれはちょっとなぁと思えるものはやっぱり買いません。
手前取りとは何か？
商品の購入の際に、棚の手前にある販売期限の近づいた品を選ぶことです。
手前取りをする必要性とは
発注量に失敗したと思える程に食品の過剰供給を行うスーパーに対して我々消費者が手を差し伸べる事により、スーパーが潤いながらも食品ロスが削減され、廃棄が少なくなる事が見込まれています。
廃棄が少なくなるとゴミ焼却炉で使用する燃料が減ると言いますが、燃やすゴミはそもそも燃やすゴミそのものが燃料でもあるので、何を言ってるのかよくわかりません。
問題はプラなどの燃えないゴミでしょうか？しかし、あれらはリサイクルしてるのではなかったっけ…。
スーパーに望むこと
店内放送で手前取りをしない人を悪人が如く喧伝するのではなく、手前取りをするメリットとデメリットを公正に公開してほしい。私にわかるようにではなく、身体の弱い御年寄りに。いっその事、店が儲かる為だとハッキリ言ってもらえれば、協力せんでもない。
利益を追求するのであれば、廃棄を減らすために仕入れを減らしても良いのではないでしょうか。しかし、常に品薄の店では消費者は購入のチャンスを逃しますので、常に在庫が豊富な店に行きますが、逆を言えば店に人を呼ぶ為に在庫が多い状態を維持してるわけです。
ところで最近、賞味期限の短い商品が増えたように思いませんか？わざわざ手前取りをさせる為にバックヤードに大量に置いてあるのでしょうか？
問屋や市場もロット数を下げるなどして社会に貢献してくれたらよいと思います。大量購入で安くするのは良いと思いますが、その結果が食品ロスにつながっているとも思えます。生産者や消費者に強いるのはやめてほしい。
まとめ
- 手前取りをするかしないかはその人次第。
- しない人もする人も消費者としてちゃんと社会に貢献している。
- 社会は、他人に対する目が厳しくなってきている。
- キムチなどの発酵食品は発酵が進むと酸味が強くなるので手前取りが正しいとは言い切れない。
- スーパーやコンビニは仕入れ量を調整してください。
- 卸売り業者や国も食品ロスに貢献してほしい。
という社会への愚痴でした、スイマセン。
皆さんは手前取りしていますか？
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