あらすじ
ベイシアのPB(プライベート・ブランド)の麻婆豆腐(製作:永谷園)を食べた筆者だったが、どうしてももう一回食べようと言う気になれず、1か月ほど放置していました。
とろみ粉が別添えであることからも、丸美屋のOEMか?と思う程にソックリなのですが…レビューを見返すと[丸美屋に似ているが、丸美屋の麻婆豆腐とは違って、丸美屋よりもクセがなく、香りも少なく、全体的に厚みがない=薄い印象である]と書いていました。
今回は、アレンジを試みます。
麻婆豆腐のアレンジ調理
ごま油を大さじ一杯・にんにくとしょうがを3cmずつ、ラー油を12滴たらして混ぜましたが、どれだけかき混ぜても分離して混ざりませんでした。
中火で炒めてネギの香りがたってきたら先ほど混ぜた調味料を流しいれます。
完全に分離しており、全く混ざらないのでスプーンをつかって葱にかけます。
調味料は分離していましたが、熱が加わったことでしっかりと混ざりました。
具材と水をしっかりと混ぜ合わせて、ひと煮立ちさせたら下茹でしておいた豆腐のお湯を切って投入します。
火を止めて、水溶きとろみ粉を再度ゆっくりかきまぜてから回しいれるとダマになりにくいですよ。
回し入れたら火を止めたまま、豆腐が崩れないようにゆっくりとヘラで混ぜていきます。なお、多少ダマになっても大丈夫です。
ある程度混ざったら再び火をつけて煮立たせて、とろみが強くなってきたら完成です。
完成しました!
先に入れたみじん切りの葱はほとんど溶けてしまうので、後乗せの万能ネギで食感と彩を加えます。
どんな味になったのか?
ラー油を加えたおかげで、甘味が減り、甘口寄りの中辛から中辛ど真ん中になりましたね。唐辛子系の辛味が増えて良きです。
ニンニクは多いかな?と思ったのですが、アクセントほどに収まっており、ニンニクの香りが強い!とは感じず、むしろ言われたら気づく程度です。
生姜も同様ですが、生姜はさらに影が薄い存在となっていました。
結果としては、丸美屋の麻婆豆腐に更に近づきました。
総評としては、この手間を考えたら丸美屋を買った方がよっぽど楽で良い!です。
今回の豆腐
今回使用した『7&i THE PRICE とうふ[絹]』は、アサヒコ(埼玉県行田市)で製作された豆腐です。アサヒコと言えば、大山阿夫利ですね。
こちらの豆腐についてですが、麻婆豆腐として食べているときは、食感はつるつるとしており、クセのない豆腐で食べやすかったです。
しかし、豆腐を取り出した時や切っている時はもっちりとしていてかなり期待していたのですが、本来塩茹でによって崩れにくくなるはずなのですが、煮立てている時にかなり崩れてしまいました。
ところで、今気づいたのですが…この麻婆豆腐を料理したのはこの記事を書いている本日2024年01月11日で、豆腐の購入日は2024年01月10日です。
最近、食材の賞味期限が短い物が増えてるなぁと思ってはいましたが、さすがに賞味期限短すぎィイィイ!でも、まぁ、なんともないので平気でした。
記事の締め
今回の麻婆豆腐アレンジで得た気づきは、ラー油を入れると辛くなるということと、ニンニクとショウガはごま油の中ではうまく混ざらないという結果です。
しかし、熱する事でしっかりと混ざり合いました。
麻婆豆腐の素を使ってのアレンジについては、一度その麻婆豆腐を食べて味を確認する必要があります。
今回の結果としては、手間を増やしたところ丸美屋の麻婆豆腐に近づいたのですが、だったら丸美屋の麻婆豆腐を購入した方が早い!となりました。
つまり、アレンジよりも、どの麻婆豆腐が自分に合っているかを探す事が先決となります。
筆者は様々な麻婆豆腐の素を使用して実際に食べてきていますが、いずれにしても食べれない麻婆豆腐というのはなく、いずれも美味しく食べる事ができています。
しかし、様々な銘柄の物を食していくにつれ、麻婆豆腐がなんなのか分からなくなる事もあります。ゲシュタルトが崩壊しているのかもしれません。
それでも私は麻婆豆腐の素の探求を辞める事はないでしょう。
そこにはメーカー独自の視点や、魅力が詰まっているのです。
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